「誕生日」 よしみ

8月14日

 お父さん、お母さん。私事ですが、今日で29歳になりました。

 今日1日、みんなにたくさんたくさんお祝いしてもらって、温かい言葉をたくさんいただいて、本当にうれしかったです。

 昨夜、北和気納涼祭の出演があって帰宅するのも遅かったけれど、食堂でみんなが黒板にたくさんのイラストやメッセージを書いてくれている姿がありました。用があって食堂へ行こうとすると、「まだ見ちゃダメだよ!」「明日楽しみにしててね!!」とみんなが口々に言ってくれて、それだけでも、とっても嬉しかったです。

 今朝、食堂で黒板を見て、涙が出そうになるくらい幸せな気持ちでいっぱいになりました。朝・昼・夕と、食堂で食事をいただく度に黒板のイラストも1つずつ増えていて、毎食嬉しかったなあと思います。

 みんなのコメントも、本当にうれしかったです。まりかちゃんが、
「よしみお姉ちゃん、お誕生日おめでとうございます」
 と言ってくれて、私は生まれて初めてお姉ちゃんと呼んでもらって、こんなに顔がにやけたことはないというくらい嬉しかったです。まりかちゃんは黒板のイラストも昨夜描いてくれていて、可愛い妹ができて本当に幸せだなと思います。

 相川さんからもお祝いの言葉をいただきました。
「パイナップルのよしみちゃんも素敵だけれど、僕は太鼓を叩いているときの和服のよしみちゃんが素敵だなと思ってます」
 と話してくださって、この数日間、相川さんと過ごせた時間が本当に楽しくて、また稲刈りの時に来てくださるそうで楽しみです。

 夕食の配膳をしていると、お父さん、お母さん、卒業生が帰って来てくださって、卒業生の赤ちゃんとも初めてお会いできました。ずっと前からワクワクしていて、今日念願の初対面がとっても嬉しかったです。そのときに、たけちゃんがちょんちょんと私をつついて、「おめでとう」と言ってくれました。ああ、なんて今日は良い日なんだろう。こんなに幸せな誕生日をむかえているのは、きっとこの日で私だけだと思います。

 そして、夜には河原地区で花火があがりました。この日に花火を見られたことが嬉しいなと思うし、お母さんから花火係の役割をいただき、次回は、、みんなで外で見られるようにできたらいいなと思います。

 お父さん、お母さん。今の私は迷いや不安があって、気持ちが定まっていませんでした。先日、お父さんがハウスミーティングで話してくださった、一つに決めること。一本の道を選ぶこと。

 私は、回復して利他心で生きていく、覚悟を決めます。今までの価値観を捨てて、なのはなの一本道を進みます。諦めずに、前を向き続けます。

 いつもありがとうございます。お父さん、お母さん、みんなのことが大好きです。