私は、なのはなに来て初めての夏を迎え、楽器練習がウインターコンサートに向けて本格的にはじまりました。
最初に、各楽器の見学をしました。楽器を扱う人たちの雰囲気や、自分がもし楽器をやるなら何が良いかなど、想像を膨らませる時間がとても楽しく、それだけでもワクワクできました。
希望の楽器を書いた用紙を提出して、それぞれ自分の楽器が決まりました。
私はクラリネットでした。
見学をして回ったときは全く音が出せなかったので、正直、上達していけるか心配していましたが、初めての楽器練習の日、なんと音を出すことができました。
初めは、なかなか、高いシとドの音が出せなくて苦戦していました。
けれど、日をまたぐ内に自然と音を出すときの口の形や、くわえ加減、息の出し方が分かってきて、苦戦していた二つの音も出せるようになってきました。
また、全員で演奏する曲も決まり、楽譜が各楽器やパートに分かれて配られました。
曲は、マイケル・ジャクソンの『スムース・クリミナル』になりました。
マイケル・ジャクソンは個人的にも大好きな音楽アーティストで、練習して、みんなと合奏できるようになりたいなと思います。
合同練習で、みんなとたくさんの楽器に囲まれて練習するときは、普段の練習とは違ったダイナミックさがあります。一丸となって各楽器の音を重ねて練習できるのがとても楽しく、良いふうに自分もみんなとハモることができると何だか嬉しくなります。
自分の今の課題は、大きな音は出せるようになってきたけれど、だんだん弱くなってきてしまうこと。高いシとドの音を百発百中で出せるようになること。
同じクラリネットの人と音合わせをしようとしたとき、ワンワンワンと音の周波数がなかなか合いにくいことです。これからの練習で自分の課題を乗り越えながら、よりよい音を出して、演奏ができるように上達していきたいです。