【8月号⑪】「 はじめまして、刈払機」 すにた

 今年の夏、新しく刈払機を使うメンバーも増え、私も、その中の一人として、今期から使わせていただくことになり、とてもわくわくします。

 改めて、刈払い機を使ったことのある人も、新しく使う人も、今期はまだ使わないけど、これから先使っていくことになる人も含めて、全員で刈払機のメンテナンス講習会を受けさせてもらいました。

 会場には、各チームごとに一台の刈払機がセットされており、見たこともないような道具がたくさん並べられていました。
  
  

 そして、須原さんによる刈払機メンテナンス講座が始まりました。
 最初に、須原さんが刈払機を細かく分解してくださりながら、一つひとつの部品を取り上げて、刈払機のエンジンや刃の回転の仕組みを教えてもらいました。

 あまり見ることのできないエンジン部分の構造を見せてくださり、とても貴重な機会で、皆そろって真剣に説明を受ける時間が、とても嬉しかったです。

■輝く刈払機

 次に本題となるメンテナンス方法も、順を追いながら一つひとつ丁寧に教えてくださりました。

 部品にゴミや、不要なオイルがたまってしまっていると、エンジンがかからなくなってしまう原因になる、ということも教えてもらい、そのことを意識した上で、実際に私たちも、メンテナンスを行ないました。パーツクリーナーやティッシュ、爪楊枝などを使って、こまかな汚れを取っていくのが、とても気持ちが良かったです。太陽の光に照らされて刈払機がピカピカに輝いているのをみていると、刈払機の魅力があたりに放たれているようでした。

 メンテナンスが終わり、最後にエンジンをかけてみると、メンテナンス前より快調だという嬉しそうな声が上がったし、エンジンの音も勢いが良くて、見ていても気持ちが良かったです。

  
 

 自分の番がまわってきて、エンジンを初めてかけさせてもらいました。思っていたよりも、エンジンをかけるのは、調整が必要で、ただがむしゃらに強く引っ張るだけでは、かからないということを学びました。スターターロープの引っ張り方も、言葉で説明するのは難しいのですが、「どこまでも引っ張っていくイメージ」という表現が私の中では、わかりやすくて、そうお意識してエンジンをかけてみると、すぐにかかりました。

 これからの夏、刈払機を使わせてもらうことになりますが、草の刈り方だけに気をはらうのではなく、メンテナンスも定期的に行ない、次に使う人が気持ちよく使えるよう、刈払機の良いコンディションを保てるように、私も心がけてつかっていきたいです。