8月8日のなのはな
猛暑が続き、水を飲んでもすぐにのどが乾く日々。それは野菜も同様で、どれだけたくさん水をやってもすぐに乾いて、水を欲しているように感じていました。
そんな乾きを防ぐために、今日は1日、大人数で落ち葉堆肥敷きを行いました。保湿ができるだけでなく、微生物がたくさんいるため、土にとってもいいと教えてもらって、落ち葉堆肥は万能なのだなと感じました。落ち葉堆肥も自分達で作っているんだよということも聞いて、肥料まで作れてしまうなのはなは本当に凄いなと思います。
畑について、落ち葉堆肥敷きスタート! 昨日と同様、バケツリレーで肥料を運び、撒く人は固定という方法で行いました。撒く人の手が余ってしまわないようにと、みんなでテンポ感を意識して掛け声を発しながらできた時間が本当に楽しかったなと思います。ドサッと撒いた肥料を畝にまんべんなくならす作業も、薄くなりすぎず、厚くなりすぎずを意識し、ナスに水分がたくさんいきますようにと思いながら作業して、とても楽しかったです。
朝の時間は肥料を畑に運ぶ流れに、連携ミスがあり、待ち時間が生まれてしまっていたり、手が空いてしまったりということが重なって、あまり進めることができなくて悔しかったです。朝食後にやよいちゃんがみんなを集めて、ドライバーさんだけでなく、一人ひとりが責任感を持って、全体の流れを把握し、作業がスムーズに進むようにすることが必要だと思うと話してくれて、私も次の作業に影響がないかなど見通しを持つことや、リーダーさん達と同じ気持ちでいることを大事にしたいです。
朝の反省も踏まえて作業すると、手があまることなく、目的の作業を進めることができて、とても嬉しかったなと思います。お父さんも見にきてくださって、往復が少なくて済むようテミを2つ重ねて持っていくことなどを教えてくださったのがありがたかったです。私は軽トラからテミを渡す役割をさせてもらって、みんなに渡しつつ、テミが足りるかどうかなどにも目を向けることが大変だったのですが、流れを止めないように考えて作業していると凄く楽しかったです。
帰りに、卒業生のえりさちゃんがアメリカで働いているレストランの畑でも肥料を作ってみていて、その匂いが落ち葉堆肥と同じでいい肥料ができていると思うというお話を聞かせてもらって、アメリカでも肥料を作れるえりさちゃんが、本当にかっこいいなと感じました。
ピーマンやゴーヤの畑は草を敷くことになり、草を敷く人と運ぶ人とに分かれて行いました。草を運ぶみんなが、凄く丁度いい距離に置いてくれていて、本当に敷きやすくてありがたかったです。ひたすら草を詰めて運ぶのはかなり大変だったと思うのですが、いつも明るい声で「お願いします」と言ってくれていたことが嬉しかったなと思います。
落ち葉や草が一面に敷かれて、これから水がすぐに乾くことなく保湿され、野菜に潤いがもたらされたらいいなと思いました。水が行き届いて、綺麗な野菜ができますように!
(あや)
畑では、エンジンポンプやホースを使った水やりだけではなく、上手に灌水をして、より少ない労力で大きな効果を出せるよう、計画や整備を進めていこうとしています。また、今日は、桃の樹の水やりも行ないました。中生品種を代表する清水白桃の収穫が一区切りし、次の品種へと収穫が移り変わっている桃ですが、たくさんの実をならせて力をつかった樹に、感謝と労りの気持ちを込めて、たっぷりと水をやっていきます。
この日は、夜に藤井先生が来てくださり、木版画教室がありました。藤井先生が住んでいらっしゃる地域、北和気の納涼祭に出演するため、ダンス練習もすすめています。