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7月16日のなのはな
伝統を繋げていく思いをもって踊りたい。
勝央音頭保存会のみなさんと、勝間田天神祭に出演します。お祭りは7月23日から25日までの3日間にわたって催され、私たちが出演するのは、2日目である24日に、旧出雲街道勝間田宿にて行なう道中流しです。そこで、『勝央音頭』『サンサン勝央』『勝央ヤットサ節』を、石畳のある風情ある町並みの中で踊ります。
夜は、勝央町公民館の大ホールで行われた、踊りの練習に行きました。
踊りの練習の前に、改めて話していたことがあります。勝央町の伝統を繋げていくこと。いま保存会の一員として踊ることができるのも、先輩たちが踊ってきたからで、自分たちが踊ることは、次に踊る人たちにも繋がるんだということ。今このときだけのことではなくて、バトンがつながれて今があり、今、見えなくても次の人に繋がっていくんだと思うと、こうしてみんなと踊る意味を、よりはっきりと感じられるな、と思って嬉しかったです。
踊りの練習では、勝央音頭保存会の方々と、まずは本番と同じように背の順で2列に並び、輪になって踊りました。同じ色のTシャツを着ていたので、後ろから見るみんなの顔や腕の角度が揃うと、それだけで迫力があり、奇麗に見えました。当日は、勝央音頭保存会の浴衣を着て踊ると思うと、もっと見え方も変わるのだろうと思うと、気持ちがさらに入りました。
2列で踊るときに難しいと感じたのは、前後、隣の人との間隔です。特に『勝央ヤットサ節』は手も目線も上げ、くるくると回りながら踊るので、列を美しく間隔をとるのが特に難しい。周りにアンテナを張って意識しないと、と感じました。
踊りの先生も来てくださって、半分の人は踊って、半分の人は踊っている人を見る、という練習をさせていただけたことも嬉しかったです。踊りながら、先生が振りの細かなところを直してくださって、全体で更に綺麗に見えるようにと教えてくださいました。
手のひらは、少し親指を隠すと綺麗なこと、浴衣を着ているので肘を上げすぎないで踊ること、腕の動きは硬めではなく柔らかく。意識することはたくさんあるのですが、そのことを思いつつ、踊っているみんなを見ながら笑顔や誇りを持つことを忘れないで踊りたいと思いました。
明日も、勝央音頭保存会の方と練習があります。来週が天神祭とは、信じられないほど日が経つのが早いのですが、本番をイメージしながら練習に臨みたいです。
(ゆきな)
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