7月15日のなのはな
月曜日だけれど、海の日の祝日! ということで、お仕事組さんもいてくれる嬉しい日です。24日に行われる勝間田天神祭に向けて、踊りの練習を進めました。昔ながらの町並みがのこる旧出雲街道勝間田宿で開かれる、勝間田天神祭では、勝央音頭保存会のいち員として、浴衣を着て、『勝央音頭』などを踊ります。
「本番のときの並び方で踊る練習をしましょう」
と、練習の最初になるちゃんが話してくれて、今日は主に2列になって進みながら踊る練習をしました。踊るときは、前後の人との距離感を均等にすることや列を真っ直ぐに揃えることを意識しています。
真っ直ぐ進むときは距離感や列を意識しやすいのですが、踊りのなかでクルッと回ったりすると前後の感覚が分からなくなってきて難しいです。けれど、何回も通して踊ることで、少しずつ、前後の人との距離感もとりやすくなってきて、嬉しかったなあと思います。
練習の途中で、お父さんが、それぞれの曲ごとに、目線をどこへ向ければよいかや、踊りの所作もより良くなるように、アドバイスをしてくれました。特に、目線については、一つひとつの振りごとにお父さんが、「手の先! 上! 真っ直ぐ前、手の先!」と私たちの踊りに合わせて言ってくれて、そのことで自分も、更に目線を意識することができ、みんなのなかで共通認識することができました。
自分を消して、全体の一部となって、みんなで一つとなって踊ることが大切だということを、踊りの練習を通して学んでいます。どこまでも周りのみんなを思いながら、もっと、もっと、みんなと振りを揃えていきたいです。
そのあとは、楽器の基礎合奏をしました。桃の収穫など作業の都合で、人数は前回よりも少なめでしたが、「うん! 今日は前回よりも音が良くなってきているね!」とあゆちゃんが言ってくれて、自分も前回のときより音が出しやすくなっていることを感じて、とても嬉しかったなあと思います。
今日は、前回のロングトーンや、全音符と四分音符の掛け合いの練習方法に加えて、新しく強弱をつけた練習も行ないました。最初の4拍は、10のうち5程度の音の大きさで、次の音から2拍ずつ、音の大きさを3、5、7、10と段階的に大きくしていく練習です。私は、10の音の大きさから、瞬間的に5の大きさまで落とすことがとても難しく感じて、自分の新たな課題が、また見つかりました。
踊りも、楽器も、大切なことは同じで、みんなの一部になること。これからも、レベルアップしていけるように頑張りたいです。
(よしみ)
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諾神社の夏越祭や、北和気納涼大会など、夏祭りの出演へ向けて始まった、フラダンス練習。今日は『トゥエ・ポポ』『カワイプナヘレ』などの曲を練習しました。
『トゥエ・ポポ』のチームでは、衣裳の考案から準備を始めました。父の日の会で踊ったときの衣装をベースに、お母さんと一緒に、新しく考えていきました。
「上半身は良いけれど、下半身のスカートを変えたいんだ」
とお母さん。スカートの丈、色、履き方でも、印象がガラリと変わります。
モデルとして試着してくれていた、あやちゃんが、実際に踊ってみてくれて、ステージで踊ったときのイメージもはっきりしました。あやちゃんが着こなしてくれていて、そのはにかんだ笑顔が可愛くって、見ていて、とても嬉しくなりました。
『トゥエ・ポポ』は、若々しさや元気さを感じさせるような曲です。
父の日の会から変わって、さらに曲の魅力が伝わるような鮮やかな赤色と、あちこちで揺れる緑色の葉の衣装。この衣装を着て『トゥエ・ポポ』の5人のメンバーで踊れることが、楽しみです。
その後から、ダンス練習に移りました。
もういちど振りを復習したり、基礎練習をしたりしていきました。少しフラダンスから離れてしまったら、腰の動きが固くなってしまったことを痛感したりもしました。
父の日の会で、お父さんやみんなに込めた気持ち、踊っているメンバーとの一体感……。あやちゃんと、ふたりで曲を口ずさみながら踊っていると、この曲の好きなところを思い出してきて、気分が明るくなりました。
今度は、たくさんの観客の方々の前でダンスを披露します。今までよりも細部まで詰めて質を高め、みんなと心も身体もひとつにする必要があります。
曲が持つ明るさや楽しさだけではなく、ここにいるわたしたちだからこそ伝えられる、「揃っている美しさ」を磨いていきます。
衣裳もダンスも、もっとレベルアップさせて、お客さんに届くようなステージにしていきます。
(みつき)