7月14日
桃の収穫では、今、白鳳、紅清水、なつごころ、勘助白桃の4品種を収穫しています。
今朝は、新桃畑の紅清水、石生畑のなつごころ、古畑の白鳳と紅清水を収穫しました。
紅清水の収穫基準が難しかったです。見た目はまだうっすらと青いけれど、果肉は熟れているというものがあり、大玉のものはあざが出てしまっていたり、熟れすぎていると、収穫のときに“あたり”が出やすいので、熟れすぎる前に、奇麗な桃で採るのがベストなのだと、あんなちゃんが話してくれました。
自分の気持ち的に焦っていたりすると、あたりが出やすくて、焦らずに、採る桃に誠実に、そして、慎重に一玉に向き合っていきたいです。
収穫基準のベストは、品種によって違っていて、品種や木の性格などによって、少し青白く感じるけれど、包丁で切ってみると柔らかかったり、品種や木によってそれぞれ違ううえに、一玉一玉も違っていて、正解は一つではないのだと感じました。
正解というよりも、これが収穫ベストな桃という基準で採るには、いま目の前にある桃の状態をみて、1日置いたら熟れすぎてしまうのか、今日採ったほうがいいのか、桃にとっても、桃を食べる人のためにも、一番いい状態で桃の実を採れるように収穫していきたいです。
収穫は緊張し、集中するなかにも、奇麗に桃が収穫できると嬉しいし、桃の実が可愛いなと感じます。
紅清水の香りがとてもいい香りがして、今は変わってしまったかもしれないけれど、お母さんが以前、紅清水が好きだと仰っていたので、お母さんが好きな紅清水だ、と思いました。
採れた実をそのままできるだけ新鮮に、そして、美しい形で届けたいです。