
7月13日のなのはな
みんなで野菜や果物の収穫、草取りなどに出発する早朝作業から1日が始まり、日中には、畑のリーダー会議、楽器や踊りの練習、そしてお父さんとお母さんが質問に答えて、気持ちを作るうえで大切なことへの理解をみんなで深めるミーティングの時間。夕方には、ふたたびみんなで畑へ。充実した、サマータイムのスケジュールで動くことにも慣れてきたこの頃です。

午後、ミーティングのあとには畑のチームごとに集まり、担当野菜の現状や、今後の作業について打ち合わせをします。
私たち「ドリーム9(ドリームナイン)」チームが担当する野菜は……ナス・マクワウリ・サトイモ・サツマイモ! 昨日はカチカチ大畑のナスの追肥と剪定を終え、次に私たちの中で優先順位、1位と2位を占めるのは、中畑のナスに追肥した牛肥を均す作業と、剪定。そして、マクワウリの草取りです。
それを今日、無事に、8人のメンバーで終わらせることが出来ました。

初めに行なった、中畑のナスの手入れは、やよいちゃんとりんねちゃんが、ナスの株を3本仕立てに奇麗に仕立て直し、根元に生え始めてしまっていた脇芽を取り、これから株がもっと奇麗に丈夫に成長しやすいようにしてくれました。
その間、私たちは、畝の上に生え始めている、草という草を奇麗に一掃し、牛肥を株の周りに広げていきます。
はじめは3人1組で、1畝ずつ取り付き、追い越しながら進んでいったのですが、全体の空気としてゆったりとしてしまって、なかなか終わりが見える気配がない……そんな時、やよいちゃんが、
「何があっても17時までには終わらせて、マクワウリの手入れに行きたい!」
と伝えてくれて、配置も変えてくれて、みんなのお尻にボッと火がつきました。
それからベテランメンバーは1人1畝で、質だけでなく、スピードも重視して、どんどん進んでいく!
みんなの熱意一つで、一気に進んでいき、無事に17時頃、ナスの手入れを終えることができました。
その後は、マクワウリの草取りも怒涛の勢いで進めていき、30分で、絶対にしたかった、半分畑の草取りを終わらせることもできました。草を取っていると、あちらこちらで、ピンポン玉前後の大きさのマクワウリが見えて、そのたびに胸が躍りました。
みんなと気持ちを一つに、午後、やりたかった! という、中畑のナスと半分畑のマクワウリの手入れを進めることができました。これで明日の雨も安心して迎えられそうです。
私たちドリーム9では、サトイモの追肥と土寄せや、畑の草刈り、マクワウリの液肥散布と、やりたいことがまだまだ盛沢山です。
今年の夏、夢いっぱいのナスやマクワウリの畑にできるように、これからもチーム内でも、チームを超えても、力を合わせて、頑張りたいです。
(ももか)
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