
7月11日のなのはな
雨の1日。いつもより長い時間、古吉野なのはなのなかは楽器の音色でいっぱいになりました。
午前に、楽器の全パートで集まり、基礎練習をしました。雨が降ったので、最近は桃の作業があって一緒に練習できなかったメンバーもいてくれて、音楽室にぎゅうぎゅうになって基礎練習をする時間が、とても充実していました。
最初に、各パートで軽く基礎練習をしてから、音楽室に行きました。
まず最初にロングトーンをします。最初のロングトーンでは、出だしがまとまりのない広がった音で始まり、徐々に合ってくる、という様子でした。あゆちゃんが、音にイメージをもって吹くこと、まとまりのある音を出すことを教えてくれました。それを意識すると、かなり統一感のある音に変わった気がしました。
そのあとに、しっかり8拍目まで伸ばしきること、そして息継ぎはクジラのような大きい息継ぎではなく、伸ばしきった後に一瞬で吸って次につなげる、ということを教えてくれました。私はいつも、音の最後が減衰して、大きい息継ぎをして次に入る、という吹き方だったので、しっかり伸ばしきることが難しかったです。
次に、タンギング練習をしました。音の出だしからまとめること、破裂音にならないこと、タイミングをしっかりそろえること。今回演奏する、『スムース・クリミナル』の曲のような華やかなイメージを意識して、タンギングすることを教えてくれました。
私は、音の余韻を残すことがとても苦手で、かなりぶつ切りになるか、もわっとした音になりがちです。『スムース・クリミナル』のような華やかではっきりした音を出すことを意識して吹けるように練習したいです。
次に、メロディーの受け渡しの練習をしました。木管は4拍間、音を伸ばした後に、スタッカートの4分音符を吹き、金管は4分音符のスタッカートを吹いた後に4拍間伸ばす、という練習です。
4分音符でタンギングをするときはメロディーライン、4拍伸ばすときはベースラインの役割です。
ベースラインを吹いているときはメロディーラインを吹いている人の音を聞くように、周りの音を聞く練習でもあります。曲でも、吹いているうちに自分が何の役割なのか忘れて好きに吹いてしまいがちなので、この練習が画期的でした。曲でも、そういうメロディーの受け渡しが多くあるので、基礎から練習していけることがありがたいです。
私は、基礎練習より曲を吹きたいタイプで、基礎練習をおろそかにしがちです。しかし、基礎ができてこそ曲も吹けるようになるので基礎からしっかり固めて練習することを心がけたいです。
毎日、少しでもしっかり練習して積み上げていきたいです。
(りの)
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雨のやんだ時間に、野菜の収穫へ出かけました。私は、数日前から穫れ始めた、石の下畑で育っているオクラのもとへ。今期育てているのは、五角形の実がなる品種です。
畑へ行くと、遠くから見てもすぐに分かるほど、白くて大きなオクラの花が、パッと目に飛び込んできました。私は野菜の中でも、特にオクラの花が好きで、いつも、オクラの花を見るのが楽しみです。
一昨日は、まだ、ポツポツと少ししか咲いていなかったけれど、今日はたくさんオクラの花が咲いていて、
「これは来週くらいから、たくさん収穫できそうだね!」
と、収穫へ行ったみんなと一緒に話して、これからのオクラの成長に希望を感じて嬉しかったなあと思います。
まだ、株自体も草丈が40~50センチほどで、これからグンと大きくなると思います。今はまだ収量も少なめですが、ベストなサイズのオクラを探すのが宝探しみたいで嬉しかったし、収穫できたオクラの実は、どれも先まで真っ直ぐで、水や肥料なども十分に行き渡っている証拠だなあと感じました。
この日初めてオクラの収穫をした子が、オクラがなっている様子を見て
「オクラって逆さまになっているんだね。初めて知った!」
と驚いていて、一緒にオクラを収穫することができて嬉しかったです。
オクラの実は1日で大きく成長するので、なるべく取り逃しがでないように、収穫の方法などを考えていきたいなと思います。
この夏、みんなと一緒にたくさんオクラを収穫できるように、手入れも頑張っていきたいです。
(よしみ)
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