7月10日(水)「雨が降っても安心。桃のブルーシート敷き & 勝央金時太鼓の練習へ!」

7月10日のなのはな

 夏だ!桃だ!ゴーヤだ!
 なのはなでも、夏野菜、夏が旬の果物が穫れています。桃は、早生の「はなよめ」「日川白鳳」「加納岩白桃」と収穫してきて、中生へとバトンタッチをする時期に差し掛かっています。夏のじりじりとした猛暑が続いた7月上旬でしたが、今日から数日間、くもりのち雨予報で、今日は、その雨から桃を守るべく、桃の木の下にブルーシートを敷きに行きました。

 みんなでのブルーシート敷きも慣れたもので、今シーズンに入って今日で3回目ほどになるのですが、回数を重ねるごとに、スムーズに、スピーディーに終えることができているように感じます。

 

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 今日は朝食前に、あけみちゃん、りなちゃんがブルーシート敷きを先行して進めていてくれたので、私たちがまわるのは開墾26アール畑の残りと、山の桃畑、池上畑と夕の子桃畑の少しだけでした。支度を整えて玄関に行くと、あゆちゃんとまえちゃんの姿があり、心強い2人がいてくれるだけで、すごく安心しました。

 最初にみんなで開墾26アール畑を終わらせることに。私は、まえちゃん車で移動しました。まえちゃんが車を駐車するとき、窓に肘をかけて斜め後ろを見る姿が、いつ見てもかっこいいと思います。桃畑での移動は、基本的にダッシュです。みんなで車を降りて、清水白桃のあるネットの中に、ペアで入っていきました。

 私は、やよいちゃんとペアで回らせてもらいました。やよいちゃんは桃のブルーシート敷きをするのは今季、初めてだそうで、あゆちゃんが、
「ほのかちゃん、いつもやってくれてるから教えてもらってね」
 と、やよいちゃんに言っているのを聞いて「がんばらなきゃ……!」と思いました。

 

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 ネットに入ったら、まず、丸めてあるブルーシートを広げます。2人でお互いの動作を読み、息を合わせることが、速く作業するポイントのような気がします。

 その木によって、生えている角度や周辺の地形が異なるので、すべて同じ方法とはいかず、臨機応変にシートの向きを考えるのがすごく楽しいです。
 例えば、ブルーシート1枚で樹の根元を覆う場合は、地面の傾斜が下のほうをエンドラインにして、丸く囲むようにして敷きます。2枚敷きの場合は水の流れを考慮して、支柱がある場合は木の幹と支柱が一直線になるように継ぎ目を配置します。考えるといっても、それを一瞬で行わなければいけないので、決断力も必要になってきます。

 

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 今日は、1ペアで2、3本ずつの樹にシートを敷けば1枚の畑が終わりました。あっという間すぎて、多人数の力は偉大だと感じました。山の桃畑を終えたあと、まえちゃんチームは夕の子畑へ、あゆちゃんチームは池上畑に行きましたが、すでに、あけみちゃんたちがほとんどのブルーシートを敷いてくれてあって、1本残っていた場所はあゆちゃんチームにお願いして、私たちまえちゃんチームは先行してゴーヤの草取りに行きました。

 前日から進めていた草取り、今日は仕上げの作業です。1スパンに対して4人チームで入り、1人は奥から、1人は手前から、後の2人は中心から両端へ向かって進み、行き会ったら次の畝へ、という方針で進みました。

 ゴーヤの葉やつるに触れるとゴーヤの独特な爽やかな香ばしい香りがして、ちょうどお昼前だったので、お腹がすくような感じがしました。途中から、あゆちゃんチームのみんなも合流して、多人数になりました。

 たかが草取り、されど草取り。雨のあとは草がぐんと伸びるし、湿害の恐れもあるので、今日、一掃することができて、今後の生育にプラスの大きな影響がもたらされると思います。途中、雨がぽつりぽつりと降ったりやんだりしていたのですが、時間ぴったりに約1時間15分で全畝の草取りが終えられて嬉しかったです。

 明日も雨がたくさん降る予報なので、安心して野菜や桃の木が過ごせるように、今日、対策をすることができてよかったなと思います。

(ほのか)

 

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 毎週水曜日は……勝央金時太鼓の日! 今日から、さくらちゃんとも一緒に太鼓を叩けることになり、それが凄く嬉しかったです。
 さくらちゃんも宮太鼓のパートに入ってくれる、ということで、勝央文化ホールへ向かう車内でも、『那岐おろし』の口太鼓をして……太鼓の気持ち、那岐おろしの気持ちを作り、ホールに向かいます。

  前半の1時間は宮太鼓を円形にぐるりと並べて、基礎練習です。2分音符・4分音符・8分音符・16分音符、そして16分音符まで行ったら、順に2分音符へと逆戻り。竹内さんが叩くチャンチキのテンポにきっちりと合わせること! そして、出来る限りバチは真っすぐと上に一瞬で上げる!

 

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「ドーン! ドーン! ドン・ドン・ドン・ドン……」
 と爆発的な太鼓の音がホール中に響き渡ります。
 私は、特に、この基礎練習の時間が大好きでたまらないです。一音一音を思いっきり叩くことが出来る気持ちよさ、それにまだマスター出来ていない16分音符も、ゆっくりなテンポから徐々にハイテンポへと上げていきながら練習できるので、ちょっとずつ、きちんと拍に合わせて叩けるようになっていけます。

  けれど、私は、まだまだ、まだまだ16分音符の壁はあります。今回は特に竹内さんのテンポがどんどん上がっていき、私は心の中で(ひーっ!)と悲鳴を上げてしまいました。全然ついていけない。もっともっと練習して、叩けるようになりたいです。

 

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 基礎練習を終えたら、もう既に汗がダクダク……ということで、一休憩。休憩時間には竹内さんが叩き方講座をしてくださりました。曲やハイテンポになってくると、出てくる私たちの課題。それは、「打ち終わったときにバチ先が上がってしまう」

 実際、竹内さんが、バチ先がきちんとフォームに戻っている打ち方と、上がってしまっている打ち方、を順にしてくださったのですが、客観的に見ると一目瞭然です。いくら大きな音が出ていたとしても、バチの先がきちんと打面の上で止まらなければ、太鼓の迫力が、半減して見えてしまいます。その分、しっかりとフォームに戻っていると、一音一音、見た目にも締まりが出ていました。

 

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 よく、曲の中でアクセントや、2分音符などを打つとき「腕を真上に上げる」という動作があるのですが、それも同じく。そのスピード感でゆるーく見えるか、締まってカッコよく見えるか、が大きく変わってくるのです。

 普段、竹内さんに何度も教えてもらう、「叩き終わった時のバチ先の位置」「バチを上げるスピード」細かなことのようだけれど、それが見た目に大きく影響してくる。ということが分かったところで、いざ『那岐おろし』に入ります。

 一曲叩いてみて、竹内さんが気づいたことをパートごとに教えて下さったのですが、私たち締太鼓の課題は、た・た・き・方!!
 曲の中でほとんどの場面で、大きく、刻みのリズムを打っているのですが、そのとき太鼓の跳ね返りを思いっきり使って、バチを外に逃がしながら打ってしまっていました。しかし、それだと音は出ているけれど、アクセントをつけたときに、刻みとアクセントのメリハリがなくなってしまって、見た目に変化が出なくなってしまっている。ということを教えて下さりました。
 音の大きさはそのままだけれど、きちんと打ち止める。そうすることで、音の迫力だけでなくて、見た目にもメリハリと迫力が増すのです!

 

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 しかし、それが難しい……大きな刻みを叩こうと、それにアクセントを入れようとすると、やっぱりバチが逃げてしまいがちです。けれど、きちんと打ち止めるという意識をするだけで、ぐんと変わってくるのは感じました。

 音だけでなくて、見た目にも迫力や締まりが出るように、これからも竹内さんが教えて下さったことを地にできるように、練習していきたいです。

 また、一人ひとりのソロになる時に、「次は私の番よーーー!!」というくらい、自己主張を強めて、爆発的に音を上げること。締太鼓から大太鼓へとバトンパスするときに、滑らかに音を下げて受け渡すこと。たくさんのことを教えてもらいました。

 

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 11月に出演する、「岡山県和太鼓連盟30周年記念~晴れの国和太鼓まつり」コンサートへ向けて、全体の流れやリズム、見た目、細部までどんどん詰めていって、最高の演奏ができるように、これからも11人のメンバーと気持ちを一つに練習に向かっていきたいです!

(ももか)