「まえちゃんのように」 なつみ

7月7日

 今日は、まえちゃんとまなかちゃんのお誕生日で、お祝いできてうれしかったです。

 まえちゃんの顔を見たら、泣けてきてしまって、あまりお祝いできなかったですが、わたしが、自分自身でも理由がわからないほどにどん底まで行ったとき、まえちゃんが話してくれた、まえちゃんの考え方、生き方を聞いて、わたしは、やっと生きていける気がしました。
 自分がここまでこれたのは、まえちゃんの力がとても大きいです。

 ずっと前だけれど、ある日の夜に、まえちゃんが、「明日、2人で河原大の里芋の追肥をしませんか」と笑顔で声を掛けてくれたことがすごくうれしかったなと思います。
 わたしは、いろんな面でバランスが取れていなくて、頑固で、視野が狭いところがあるけれど、それでもまえちゃんが、わたしが出来ること、良いところを見て、頼りにしてくれているのを感じて、それがすごく嬉しかったんだと思います。

 わたしが畑を好きになれたのは、まえちゃんを好きになったからで、みんなの為にいつも動いているまえちゃんの力にわたしもなりたいと、そう思っているうちに、知らず知らず、野菜を好きになっていました。
 まえちゃんが、どんどんわたしが生きやすい世界を広げていってくれたと思います。
 だから、わたしもまえちゃんのように、甘えを捨てて、気力と、体力と、努力の限りで生きていきたいと思っていて、なので、いつでもなんでも声を掛けてください。喜んで駆けつけます。

 まえちゃんのことが、言い表せないほどに、大好きで、わたしも、出来ることに泥臭く向かっていきます。

 いつも本当にありがとうございます。