7月2日のなのはな
梅雨らしい天気が続いていますが、雨のやんだ時間をつないで、桃の収穫や、先週末から新しく結成した畑チームでの活動をしています。チームの名前が決まったことや、毎夜の集まりで嬉しかったこと、野菜の様子など、朝食の席でも、たくさんのコメントが行き交っています。
雨の降る時間には、室内での調べ物やこまかな作業を進めています。
体育館のほうからは、インパクトドライバーなど工具を使った作業音が聞こえてきました。
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体育館のステージと控室をつなぐ空間の頭上に、棚を取り付けたら、とっても良い収納場所になりそう。
その構想を現実にするため、数日前から作り進めていた棚が完成しました。
須原さんが教えてくださり、材料を揃え、印をして、下地を作り、板を張りました。
よく見える場所に棚を作るということが、はじめてだったと思いました。「よく見える場所」といっても、ステージの幕に隠れて、表立って見えるところではないのですが、完成後の棚を下側から見ると、その棚が漂わせる空気感がきちんとしていて、コンサート練習やアセスメント演奏をするステージ袖にあるものだったら、これくらい綺麗であるべきなのだと感じました。ひとつのものが発する空気感が大きいことを感じました。
材料を準備するとき、須原さんが自動鉋の使い方を教えてくださり、見える面を削り綺麗にしました。自動鉋に2,3回通して、ムラなく、色が白っぽく、手触りが良くなるようにしました。鉋で削ると、こんなに綺麗になるんだなと驚きました。
その木材のなかでも、綺麗なものはよく見える側に配置して、少しでも美しい見た目になるようにしました。
水平垂直の印どおりに木材を置き、等間隔にビスを打ちます。
同じ材料でも、綺麗に仕上げることができること、気持ちがこもることがすごく面白いなと思いました。須原さんと作業させていただき、とても勉強になりました。
棚の上に物を置くときも、綺麗に収納をしたいと思いました。
(さくら)
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午後には、楽器のパート練習も行いました。
パートリーダーを中心に、いろいろなアプローチで基礎練習を積み重ねて、日々すこしずつ、確実に力をつけていきます。