6月27日(木)「日川白鳳、ナスの収穫スタート & ピーマンの支柱が完成!」

6月27日のなのはな

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 早生品種の桃の収穫を進めています。一番はやく収穫できる『はなよめ』を昨日9割ほど採りつくして、バトンタッチするように、今日から、『日川白鳳』という新しい品種の桃が採れ始めました。

 日川白鳳は全部で4本あります。袋がパンパンにはち切れそうになっていて、樹の近くを通るだけで、甘い熟れた香りがしました。袋を少し破ってみると、ピンク色に血色よく色づいた日川白鳳が顔を出しました。日川白鳳ははなよめと大きさも、形も、色も違っていて、もう一度、この品種の収穫基準をみんなで確認しました。

 日川白鳳は、赤色になりやすく、青みが抜けにくい特徴があるようで、熟れているものも、果梗部に薄っすらと青みが残っていました。青みが若干残っていても、熟れている、というところが見極めが難しく感じました。でも、あんなちゃんの収穫の手元に入らせてもらい、収穫基準の桃を何玉も何玉も見ていると、少しずつ、どういった桃が熟れているのか、色や、手触り、オーラで見分けがつくようになってきました。

 

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 日川白鳳は、青みが抜けにくいけれど、青み加減で、判断ができるんだ、と思いました。少し黄色っぽい青みは、熟れていて、緑色っぽい青みは、まだ熟れていないのだと思いました。また、手触りも、まだ毛が立っている状態では早くて、熟れていくとだんだんとしっとりした手触りになってくるということも分かりました。
 基準を目にも、心にもしっかりと刻み付けてから収穫に入ると、判断をすぐに出来るようになりました。また、どんな位置に付いている桃が、より早く熟れるのかも間が働くようになりました。

 「採る」と言って採った桃が、基準に合っているものだと、とても嬉しい気持ちになりました。採ってしまったら後戻りできないので、毎回早採りにならないかとても緊張するけれど、それ以上に、収穫がとても楽しいと感じました。

 

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 日川白鳳は、はなよめよりも大玉で、一玉持つと、ずっしりと重みが手に伝わってきました。香りも強くて、クリーミーな色味で、見た目だけでも、とても甘そうだと思いました。今日は初収穫なので、あまり熟れているものは少ないのではないか、と思っていたのですが、想像以上に熟れている桃が多くて、日当りの良い高い場所や、枝先で、たくさん収穫することが出来ました。
 
 糖度測定をすると、高いものは14度、その他にも12度、13度の桃が多く、最近は雨が続いたり、よく晴れる、ということが無かったけれど、比較的、高糖度の桃があることが嬉しかったです。明日も雨予報で、桃が水っぽくならないかが少し心配ではあるけれど、ブルーシートを敷いて、みんなと出来る限りは対策を打つことができました。これから始まる日川白鳳を、良いように収穫に繋げていけたらいいなあと思います。

(りな)

 

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 ピーマンの支柱立て、終盤です!
 前日は、柱となる竹が2割ほど立てられていない状態で作業が終了したのですが、この日の午前中にみんなが縦竹を立ててくれていました。私は、午後から支柱立ての作業に入りました。畑に着いた時には既に柱がすべて立っており、横竹も付けられており、本当にありがたかったです。

 

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 みんなが進めてくれていたおかげで、後はひたすら横竹をつけ続けるだけ! 前回のゴーヤの支柱立てで、須原さんが作ってくださった、支柱立ての救世主、S字フックを用いて、さくさくと進めていきます。支柱立てにたくさん入っていたおかげで、結び方の確認時間を作らずに、すぐに作業に入る事ができて嬉しかったです。

 S字フックを使うと、竹を持って支えておく必要がないため、自分の手が両方空き、竹もまっすぐに固定されているため、本当に早く終わらせることができました。竹のずれなどもなく、やり直しをする必要もなくなり、ストレスフリーの中、どんどん作業が進んでいくので、本当に楽しかったです。作業が楽しいと、次へ、次へと波に乗って、作業スピードも増々速くなっていくため、全体の効率が凄く上がるなと感じました。支柱立てに革命をもたらしてくれた須原さんが、本当にすごいなと思います。

 

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 ゴーヤの際は何人かが1スパンに入って、みんなで終わらせていくという方法だったのですが、今日は1人1畝間に入り、両側を担当するという方法でした。8人ほど居たため、1人1畝間制にすると全部の畝間に人が入っていて、作業が終わる兆しが見えて、やる気もグンと上がりました。

 1畝が長く、さらに両側なので大変かなと思ったのですが、S字フックのおかげで(横竹をたくさん結びたい!)という気持ちで作業をしていたら、あっという間に終わり驚きました。ひたすら、抱っこちゃん結びで結んでいくのが楽しかったです。結んでも結んでも、まだ結べる竹があるのが、本当に嬉しかったなと思いました。

 

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 最後の結びを終えて、今まで結んだ箇所を振り返ると高さがピシっと揃っていて綺麗でした。1人で両畝を終わらせる事ができた時の達成感は、とても凄かったです。みんなで1スパン終わらせることと、1人で長い畝を終わらせることのどちらも違った楽しみや良さがあるなと思いました。 

 終わった人から、他の人のヘルプや、結んでいない箇所がないか確認をし終えて、17時の35分前に支柱の完成です! 竹が全部付けられた畑を見渡すと、本当に高さが綺麗で感動しました。
 ゴーヤにピーマンに、下町川の畑周辺が芸術的なものになったなと思いました。言葉で表せないほど綺麗なので、ぜひ、みんなや近所の方にも見てもらいたいです。

(あや)

 

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 ついに、ナスが採れました!

 最近は、ナスの下段に篠竹を渡して、枝と結びつける誘引を急ピッチで進めていました。
 定植してから、追肥、草取り、風よけのマルチ張り、などなど。様々な手入れを夢中で進める中、花が咲いているな、実が大きくなるはじめているな、と思いつつも、収穫できる日が来るのはまだ先だと思いつつの今日の収穫でした。

 風よけの目的ではった黒マルチシートで囲われているため、ナスの首もとより下は、畑をぱっと見たときに見えない状態で、ナスがなっているかどうか分からないのですが、風よけのマルチの中をのぞくと、1株に花が咲くなかに、小さな実が3~4つついていて、ナスの濃い紫色がツヤツヤと光らせながら実がなっているんです。

 

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 翌日は朝から夜まで一日、雨予報だったので、支柱立ての作業が早く終わり、みんなで大急ぎでナスの収穫をしました。

 はじめてナスの収穫をした子もいて、収穫できる喜びをより新鮮に一緒に共有できたことも嬉しかったです。

 

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 今日ははじまりに過ぎず。
 カチカチ大のナスたちが、食べきれないくらいの大豊作になって、みんなに幸せを届けられますように!

(やよい)

 

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〈古畑ではシャインマスカットの実が、1粒1.5センチほどの直径まで大きくなっています!〉