6月16日
今日の日を、お父さん、お母さん、みんなとすごせて嬉しかったです。
チームのみんなと作り上げて表現したことや、みんなのダンスや演出を見て、なのはなだから、一緒に本気で向かえる仲間がいて、心から楽しんだり、喜んだりできて、私は、ここにいられること、ここが居場所なことが、本当に、幸せで恵まれていることだな、とまた気づかされました。
お父さんは、私が気が付けないところでも、理解してくださっているんだな、ということを最近、思います。
自分が持っているマイナス、その境地にいることをお父さんは、私が今まで生きてきて出会った人の中で、一番理解してくれているんだな、と思いました。
今日も、踊らせてもらっていて、自分やみんなを見ているお父さんの表情が、一人、一人を、悪いところも良いところも含めて、理解して下さった上で、受け入れてくれて、一人の人間として大事にしてくれているんだな、と思いました。
もうどうにも生きられなくて、居場所がなくて、私は、なのはなに来ました。
今日、あゆちゃんが食事のときに話してくれたことから思うことがありました。
どんな、美味しい料理や煌びやかなものでも、自分一人が楽しむだけだったら、何にも魅力はなくて、虚無的で意味のないものになり得るけれど、ここでみんなとだから、本当に意味のあるものになるんだな、と思いました。
なのはなにいて、みんなとだから、生きている楽しさや喜びを感じられたり、自分一人ではできないこともみんなとだからできるんだな、一人では生きられなくて、みんなと、だからこそ生きられるんだな、と思わされます。
生きていることの意味を、私がその意味を知らなくて後ろを向いていても、示して下さって、導いてくださって、ありがとうございます。
言いすぎるといかがなものか、ということながら、私は欠落がたくさんあるけれど、ここを私の居場所にしてくださって、ありがとうございます。
誰かを守れるように、成長します。
チームのみんなと作っていく過程では、いくつか印象的な事がありました。
候補曲に『These Are The Days Of Our Lives』があったとき、私はこの曲をなのはなに来て知って、好きな曲で、第1希望にいれました。
すると、集まったみんなも、その曲を第1希望にいれたんだ、と次々に話してくれました。
なるちゃんとまりのちゃんが振り入れをしてくれました。
毎晩、なるちゃんが、通して振りを教えてくれて、カウントが取りづらいところも、みんなが確実に形にできるように、その部分を集中的に教えてくれました。
衣装は、青色と黄色をベースにしました。
黄色の人には、オレンジのベールを巻いたり、と朝日と夜空の星をイメージしました。
ほのかちゃんが、直前までそのイメージを膨らませてくれて、流れ星の飾りを作って頭に飾りました。
その星の飾りは、図書室に飾られていたものの作り方を、さくらちゃんが解読してくれて、みんなと作りました。
自分たちの設定を、星の守り人、として、みんなとあれこれ話しながら、なるちゃんがまとめてくれました。
夜空に星をきらめかせたり、朝日で照らすのが仕事で、一番大切な仕事は、苦しくなった人に希望の光を持たすことで、その光を持った人は、誰でも光の守り人になれる。自分たちも、ケニーに光を照らしてもらった、という設定でした。
その光を照らしているというのを曲で表現しました。
あと、表現するのに、大事な事がひとつ。
リハーサルの時にあゆちゃんが、
「この曲は、フレディが亡くなる前にミュージックビデオを収録した最後の曲で、今まで山谷あったけれど、確かに残してきたものがあるよね、という曲なんだ、それを元に気持ちを統一して踊れたらいいんじゃないかな」
と目に涙を浮かべながら、話してくれました。
それを聞いて、この曲には、切実で深いありたけの思いが込められているんだな、と思いました。そのことを思うと、心に火がつきました。
チームのみんなと作った過程も、大切な気持ちで、その思いで向かおうと思いました。
本番は、緊張したけれど、一番、楽しかったです。
みんなの演出も、一つ、一つが素敵で、みんなの事が、好きだな、と思いました。
『トード・ソング』のみんなが、顔も振りの一つとしてほっぺを膨らませる顔やしゃがんで飛び跳ねる高さが高かったりだとか、見ごたえがありました。
『トゥエポポ』のチームの衣装も、トロピカルで爽やかなだけど華やかさのある衣装だったり、書きたいことはたくさんありますが、どのチームも目が離せませんでした。
みんなと、お父さんに感謝の気持ちを伝えるという気持ちでできたことが、本当に嬉しかったです。
凄く素敵な会が嬉しかったです。