6月13日(木)「畑をめぐり、畝立ての1日 & ゴーヤの支柱づくり」

6月13日のなのはな 

 まだ植え付けを待っている野菜たちがある!
 雨やイベント前に終わらせるべく、みんなで1日、畝立てを進めました。
 
 まず、下町川上畑。ここはゴーヤが植え付けられます。
 お馴染みになった、お父さん考案の『追いかけっこ方式』での畝立てです。先を進んでいくももちゃんを追いかけ、こちらへと進んでくるふたばちゃんに追いかけられ、クワを動かし続けます。
 「ベッド畝でお願いします!」
 畝を立て終わると、最近のなのはなでは珍しいベッド型に仕上げました。広めの畝幅、真っ平らに整えられた畝の上は、本当にベッドのよう。ああ、すぐにでも横になってみたい!

 

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 続いて、崖崩れ上畑。ここはマクワウリを植えます。
 畝幅は120センチ、畝間は80センチ。畝も畝間もぜいたく使いのマクワウリさん。
 ここでもベッド型にしたくなりますが、かまぼこ型に仕上げました。畝の中央がへこまずに一番高くなるように、端から土を引き寄せます。最後は、とびきり大きくて立派なかまぼこが並びました。
 
 まえちゃんが笑顔で伝えてくれました。
 「予定していた2枚の畑が終わりました!」「あと20分くらいある! どうしようかな」
 ……。
 しばしの沈黙のあと、
 「少しでも進めておきたい」「次行こう」ざわざわ。
 みんなで走って、先駆けて次の畑まで向かいました。みんなのエネルギーに自分も引っ張っていってもらえて、まるで無敵になったようでした。

 

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 さて、午後からは、滝川横畑に移動しました。
 かなり面積が大きい畑ですが、須原さんが畝立て機で畝立てをしてくださっていたので、あとは整えてかまぼこ型に仕上げるだけでした。
 そして土はやっぱりふかふかサラサラ。畝はすでに作られてあり、仕上げのみさせてもらえるのは、なんてありがたくて贅沢なんだろうと感じました。
 
 そして、もうひとつ嬉しいことがありました!
 汗をぬぐいながら、黙々とクワを動かしていると、なっちゃんの運転する赤い車がこちらに来るのが見えました。
 「なっちゃんが来たー!」「マクワウリスムージーだー!」
 みんなから歓声が起こりました。
 これなしでは夏を過ごせない、と言っても良いくらいに、みんなの大好きなおやつ。スムージーが、身体を一気にクールダウンさせてくれました。マクワウリの甘さ、そしてクエン酸の酸っぱさが身体に染み渡ります。
 あら不思議、本当に元気100倍になって、畝をならしていくスピードが上がります。
 
 どんな畑、どんな畝であろうと、どんな天気であろうと、みんなの力を合わせて作った畑。
 みんなでの畝立ても、残りわずかです。夏野菜の苗を全て畑へ見送るまで、あともう少し。
 
 明日また続きの畝立てをする予定です。
 さあ、本当に夏が来るぞー! 頑張るぞ!
 
 (みつき)

 

***

 

 なのはなの定番の夏野菜の一つ、ゴーヤの支柱立てを進めました。

 午前の作業では、先行して畝立てチームのみんなが、とても奇麗で立派なゴーヤの畝を立ててくれていました。私は穴掘り機を使って、畝の上に、支柱を立てるための穴を開けていたのですが、みんなが立ててくれた畝が本当に高畝で、土もフカフカで、これはきっとゴーヤも居心地が良いだろうなあと思い、穴を開けながら嬉しい気持ちになりました。

 

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 自分が穴を開けた後を追って、ゆうなちゃんが支柱の柱を穴の中に挿していき、同時並行でさくらちゃんたちが、横竹や杭として使う竹も畑へ運搬してくれていて、それぞれ違う役割をしながらも、気持ちは一つで、作業に向かっていた時間がとても嬉しかったです。

 そして午後からは、支柱立てに入りました。支柱立てチームに須原さんも入ってくださって、須原さんの指揮のもと、支柱立てを進められたことがとてもありがたかったです。

 どのくらいの高さだと、支柱の頑丈さや手入れのしやすさ、ゴーヤの成長に良いか、須原さんやさくらちゃんと一緒に考えた結果、支柱の高さを160センチにしよう、ということになりました。

 

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 高さが確定してからは一気に作業スピードも上がり、昨年作った支柱立てマシンを使って、どんどん竹を打ち込んでいきました。同時並行で、あけみちゃんたちが横竹の取り付けも進めてくれていて、作業の終わりには良い流れも確立してきた感じがありました。明日はもっとスピード感を持ってできそうだなと思えて嬉しかったです。

 頑丈な支柱ができるように、明日も頑張ります。
 
(よしみ)

 

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〈下町川下畑では、ピーマンの蕾がふくらんできました〉
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〈もうすぐ始まる桃の収穫へ向け、選果ハウスの整理や資材の用意、そして早生品種の修正摘果などを進めました〉
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〈藤井先生の木版画教室がありました! 木版画教室の新しいメンバーは、藤井先生に教えていただきながら、下絵を描き進めました〉