5月25日
今日は、午前に『それぞれの景』展覧会と、ギターの演奏の応援に行かせていただきました。藤井先生の作品や、みんなの作品をじっくりと見ることが初めてで、行かせていただいてすごく嬉しかったです。会場全体の空気がとても暖かかったです。
「版画」
藤井先生の版画を、こんな間近でじっくり見るのが初めてでした。私は『芙容』『菊』『椿』『立葵』『山葡萄』に目を引かれました。『芙容』は線がすごく細やかで繊細で色使いも綺麗でした。たくさん色を使っているわけではないのにこんな繊細さが表現できるんだと感動しました。『山葡萄』は全体的に深緑色だったのですが、その中にいる山葡萄が本物のようでした。版画なのにすごく立体感があって葉も奥行きがあって、どうしたらこんなリアルに表現ができるんだろうと思いました。藤井先生の版画は、とてもはかなくて切ないけれど、どこか強さがあって、すごく綺麗で、藤井先生の版画が大好きになりました。
みんなの版画も、とても細やかですごいなと思いました。特にかにちゃんの那岐山は芸術家のレベルに感じて、かにちゃんの繊細さが感じられて感動しました。色が入っている版画は、どのように刷っているのか気になります。色が入るだけで一気に華やかさが増して、より素敵だなと思いました。
他の方の作品も、どれも素敵で魅力的でした。こんなに素敵な作品を見させていただけたのがありがたくて嬉しかったです。
私は今まで美術館に行っても作品をじっくり見ることができなくて感動したことがなかったです。でも今回行かせていただいて、4人の方の作品を見させていただいて、とても感動しました。その一つひとつの作品から伝えたいもの、作者の方の気持ちが溢れていて、それを感じることができて嬉しかったです。
「ギター演奏」
お客さんの前にいるみんなの姿が凛としていて、とても綺麗でした。出の時から演奏中、はける時まで、みんなの表情や出で立ちがすごく綺麗で、会場全体の空気が澄んでいるように感じました。ギターアンサンブルの『タイムトラベル』『流星』は、コンサートの時に聞いたのですが、その時とはまた違って、まえちゃんとほかの子たちの掛け合いがこちらに語り掛けてくるようで心が揺さぶられました。さやねちゃんのソロの『ナユタ』は初めて聞かせていただきました。曲調が切ない感じだったのですが、それに加えて、さやねちゃんの弾く姿、表情がすごく綺麗で、花があって、感動して涙が出そうになりました。ギター演奏の時、会場全体が心が一つになっているように感じました。お客さんも涙を流して聞いてくださっている方もいて、みんなの演奏がお客さんの心に届いていることが嬉しかったです。
今回応援に行かせていただいて貴重な体験をさせていただいてありがとうございました。
「午後の作業」
午後は篠竹を使った支柱作りをしました。ピーマンとナスの支柱を作りました。山畑の藪はすべて刈ってしまったので、まちちゃんとももちゃんが下町川まで取りに行ってくれました。2時から4時で1000本以上作ることができて、今欲しい支柱はすべて作れて、達成感があって嬉しかったです。下町川の竹はかなり太くて、1本から何本も支柱を作れました。ゆうなちゃんがすごく早くて5分間に35本作っていたのがびっくりしました。途中で山小屋作業の人たちも来てくれて嬉しかったです。篠竹が終わったら笹燃やしの人とズッキーニの草取りの人にわかれました。まちちゃんが、いつも先頭で力仕事をしてくれているのがすごくカッコいいです。ズッキーニの草取りはしたいと思っていた作業で、みんなが協力してくれたことが、すごくありがたかったです。