「桜吹雪」 ふみ

4月4日

 午前中は、フルマラソンの練習で、14.2キロを走りました。
 石生コースとなのはなコース、梅の木コースを走っていると、桜吹雪の降る道を通ったり、春のお花の香りを感じたり、景色を見ながら走るのが気持ちよかったです。
 少しきついなと思うときも、少し前に一緒に走っているみんなの姿があったり、「ファイト」と声をかけてくれたり、みんなの笑顔や存在が力になって、走ることができました。

 桜吹雪になって、桜が散っているところを走っていて、お父さんが、以前話してくださったことを思い出しました。
 それは春のことではなかったけれど、金木犀の木のそばで香りを感じたときに、大きく肯定されている気持ちになって、痛いところもどこもなくて、幸せに思ったこと、言葉は少し違っているかもしれませんが、お父さんが話してくださったことを思い出しながら桜吹雪のなかを走りました。

 ランニングをしたあとは、桃の人工授粉用に、花取りをしました。
 開墾17a畑に行くと、桃の花が桜よりもピンク色が濃くて、まだ蕾もありましたが、開花しているものや、もう少しで開花しそうな花をとりました。

 自分たちの手で、花粉のない木には、人工授粉をして、一つひとつの桃作業が、今年の収獲に繋がっていくのだと思うと、桃を楽しみにしている人、そして、まだ見ぬだれかのために、一つひとつの桃作業に、気持ちを込めて、気持ちを入れて向かっていきたいです。

 もうすぐ人工授粉もすると思うので、私もできることを頑張りたいです。