2月19日(月)「真っ白な恋人 モッチー&パラ夫 ~今年最後の味噌づくり~」

2月19日のなのはな

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 今年は全部で第4回の味噌作りをしています! わたしは、その第4弾の最後の味噌メンバーとして糀を育てています。糀を作るのも味噌を作るのも初めてで、ずっと楽しみでした。

 今回の第4弾の糀は、ほかの回と違い種糀を多めに種付けしてあり、できた糀の半分を塩糀にすることが今回の大きな特徴です。

 土曜日に米研ぎをしました。わたしは1升という大量のお米を研ぐのは初めてで、みんなの米研ぎの様子を見てびっくりしました。なぜなら、みんなわたしが知っている米研ぎの方法ではなかったからです。みんな膝を使ってダンスするように研いでいました。1升のお米を研ぐには、手でのひと掻きを1回とすると50回×3セットを目安に研ぎます。わたしがおぼつかない手つきで研いでいても、ゆりかちゃんが「いいねいいね!」と言ってくれました。ゆりかちゃんはわたしが何をするにしても「いいねいいね!」といつも肯定してくれて嬉しくなります。ゆりかちゃんのそんな優しい雰囲気が大好きです。

 

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〈種糀を振りかける様子です。研いだお米は一晩、水に浸し、蒸して糀の種付けをします〉

 

 日曜日は蒸米などを行いました。朝7時から浸水していた米をざるからあげて、水切りをしているとき、ゆりかちゃんが、「時間があるから、今から石生一周走りに行ってきたら?」と言ってくれて、心の準備はできていなかったものの朝のランニングをに行くこともできました。

 朝食を食べながら、チーム名について話していました。わたしは、この味噌メンバーのみんながほっこりしていて笑顔がすてきなひとばっかりだなと思っていたので、チーム名を「ホッコリーズ」~今日も笑顔で行きましょう~と提案すると、みんな「かわいい!」と言ってくれてその場で採用されました。自分でもこのチーム名はぴったりだなと思います。朝食後に蒸米をして、糀箱に入れたりしていると、本当にお米からみそができるんだと思ってわくわくしました。蒸米していると、蒸しすぎたお米がありました。そのお米はもちもちしていたので、しなこちゃんが糀の名前は「モッチー」と「パラ夫」はどうかな、と言い、みんな大賛成でした。特にパラ夫という名前はみんなもお気に入りのようでした。

 

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 この日から夜中も1時間おきにみんなで分担して見回りをします。私は24時、3時、6時で見回る担当でしたが、3時だと思ったら4時だったり、変な時間に起きてしまって、ペアのしなこちゃんとおとちゃんに任せきりになってしまって申し訳なかったけれど、6時には起きることができました。音楽室で寝るのは特別感があり、ぐっすり眠れました。

 月曜日の今日は盛り込みと一番手入れをしました。まだ完成ではないものの糀菌がたくさん繁殖していて、もうできあがっているようでした。糀を触っていると、とても甘い香りがして、においで甘酒を飲んでいるような気分になりました。手もつるつるになって、本当に糀は生きているんだ、という感じがしました。

 

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〈朝7時の盛り込みのときには、糀の菌糸がお米同士をしっかりと繋ぎ、箱の中身がそっくり板状になっていました!〉

 

 特にモッチーは元気なので、適温が38度程度なのですが40度をいつもキープしているような状態でした。糀菌は温度が高すぎると死んでしまうので、みんなはらはらしていました。ひろこちゃんは扇風機を使うのは今年初めてと言っていましたが、なんとか温度を38度くらいまで下げることができ、このまま次の手入れをしつつ明日の完成まで見守っていこう、ということになりました。

 

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 夜10時からは二番手入れ、その後も見回りをします。
 モッチーとパラ夫の運命やいかに?! ホッコリーズ、これからも奮闘します。

(ほのか)

 

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〈雨降りの1日、室内でのミーティングや、ハウス野菜の収穫を行いました!〉

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〈セロリを精力的に収穫しています!〉
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〈午後は集中して。ロング・ミーティングの作文書きに取り組みました〉
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〈お雛様を出しました! 手作りの桃花手毬も添えています〉
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〈玄関には、水戸のおばあちゃんが作られた、吊るし雛を飾っています。お父さんが小さな頃に着ていた着物も、このなかに織り込まれています〉

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