2月9日
今朝は河上さんが朝食から来てくださって、みんなと新鮮な朝を迎えました。
ここ数日、日中の気温が上がらなくて、寒い日が続いていました。朝も霜が降りていて、一段と冷え込みが厳しかったです。
古畑の苗床の状況ですが、農電ケーブルを23度設定にして、さらにビニールを2重がけ、銀マット、毛布2重の5重高層にしたところ、この零下のなかでも最低が8度で、7時台では11度になっていました。驚くべき結果です。この感じだと、サツマイモの苗がきても寒さに耐えられるのではないかと、チームのみんなと話しています。
今日は久しぶりに太陽が見えて、ランニングも暖かい中で石生一周コースをみんなと走ることができました。
その後の時間でひろこちゃんとせいこちゃんとカブと冬キャベツの収穫に行きました。
白カブの2弾が葉の茂り具合だけで見ると、まだ収穫は早いかなと思ったのですが、たっぷり寄せられた土をはぐってみると、まん丸に膨らんだ白い肌が見えて、収穫時期ベストサイズの白カブが顔を出しました。掘り上げてみると、白肌が本当にきれいで、皮も柔らかそうで、美人な白カブでした。お嫁入りもできそうです。
今日一番心に残ったことは、午後の作業のことです。
なつみちゃんをリーダーに9人のメンバーと、梅見畑のナスの株の撤去をしました。
昨日の作業では、ピーマンの株を撤去しました。ピーマンはそこまで根を張っていなくて、片手で抜けるくらいスポスポと抜けて、6人で30分足らずで抜き終えてしまったのですが、ピーマンに比べてナスは根が横に広がっていて、引っ張り上げようとすると、抜けなくはないけれど、相当な力が必要でした。
そこでスコップか貢ぐわを使い、ペアになって、一人が道具で軽く掘り上げ、もう一人が引き抜くというやり方で進めることになりました。全9人で畝の数は54畝。一人6畝計算になります。広い梅見畑を見て、一体どのくらい時間がかかるだろうと思いました。
わたしは、いよちゃんとペアになりました。わたしがスコップを持って、株の左右に差し込んで、根を断絶する形で軽く持ち上げていき、そのあとを追って、いよちゃんが引き抜いていってくれました。
スコップできっかけを作っても、引き抜くときにある程度の力はいるのですが、いよちゃんは足腰が本当に強くて、ずっと抜き続けてくれて、移動も全力で走っていて、そんないよちゃんが本当に誠実だと思いました。
わたしもいよちゃんが少しでも抜きやすいようにスコップを入れるところを考えたり、いよちゃんと良い作業をしようと思ったら、疲れも何も感じなくて、ひたすら延々とスコップを差しては抜いてを繰り返しました。
4ペアあったのですが、わたしといよちゃんのペアがダントツで速くて、その姿を見てなつみちゃんが、「最強コンビだね」と言ってくれたことが嬉しかったです。
いよちゃんとどんどん良くなっていくコンビネーションが楽しくて、いよちゃんからも、スコップの差し込みは片側だけでも大丈夫だと言ってくれました。
2人で無我夢中でやっていて、次の畝に移ろうとしたら、初めは広いと思っていた畑の端がすぐ目の前に来ていて、(えっ、あっという間だった)と驚いた半面、(もうこの楽しい作業が終わってしまうのか)という寂しい気持ちで、まだまだできそうなくらいでした。
最後は、4ペア協力して、すべての株の撤去が完了して、ようやく手を止めて一息ついたときに、汗が額をツーッと下って、汗をびっしょりかいていることに気がつきました。
久しぶりにこんなに汗をかいたと思ったけれど、汗を流すくらいに全身を使って全力で作業ができたなと思いました。今日は力の出し惜しみしないで、自分のベストで作業に向かえたと感じます。でもそれも真面目に作業に取り組むいよちゃんの姿があったからだと思い、今日はいよちゃんと一緒のペアになって作業ができたことが本当に嬉しかったです。
撤去がちょうど終わった頃に、ピーマンの粉砕を終えた、どれみちゃんとももかちゃんが粉砕器を持って畑に来てくれて、そのままの流れで粉砕に入ることができました。
後半はわたしもヘルプで入らせてもらい、抜いた株を細かく束ねて、粉砕器に付くももかちゃんに渡すポジションに入らせてもらいました。途中で何度か詰まってしまって、機会が止まってしまうことがあったけれど、どれみちゃん、ももかちゃんん、ゆきなちゃん、ほのかちゃんとどうしたらもっと効率よくできるか、良いやり方はないか試行錯誤しながら作業に向かえた時間が嬉しかったです。
夕食にはお仕事組さんがたくさん帰ってきてくれて、お仕事組さんの掛け声でみんなと、「いただきます」をしました。一人ひとりのコメントが長くて、ニュースがいっぱいあって、いつも以上に賑やかな夕食でした。
明日から3連休です。みんなのなかで溜めた、前向きな気持ちのままに誠実に頑張ってきたいです。
今日はたくさん動いてよく眠れそうです。読んでくださって、ありがとうございました。