1月19日
*みんなの存在を感じる
今日は曇り予報だったのですが、思っていたよりも気持ち良く晴れていました。
みんなと外に出てマラソン練習をすることができて、走るのは本当に楽しいなあと感じました。
マラソン練習が始まって、5日目。
毎日、実行委員さんがおもしろいお題を考えてくれていて、走っている間、お題のことを考えたり、そして実際にお題の答えを発表して回していったり…。
「走る」ということよりも、みんなと楽しむことに気持ちが向いていて、今の時点では、まったく苦しさやきつさを感じません。
登り坂もあっという間に超えて、古吉野に到着することができる。
それは、なのはなのみんながいるからです。走るための身体を作るのも、走りたいと思える心を作るのも、全部なのはなのみんなのおかげです。なんとなく、走れることが当たり前のように感じてしまいつつあるけれど、当たり前にしてはいけないです。
みんなを感じて、身体も心もみんなと前向きに進んでいきます。
*ちょっとしたひと手間
午後、台所に入らせていただきました。今日は、夕食のブリの照り焼きのための下処理を手伝わせてもらいました。
しなこちゃんとまりのちゃんが切ってくれたブリを、すすいで、天板に並べていきました。ぎっしりと並んだブリの切り身が、パズルみたいでした。その後は、河上さんに塩を振るのですが、「高いところから振るんだ」と教えてもらいました。
ちゃんと理由があって、「高いところからの方がまんべんなく塩がかかるから」ということですが、なんだか料理人になったような気がして、わくわくしました。
次に、カレー用のタマネギを切りました。
昨日、お父さんがオニオンスライスの話をしてくださっていたので、パッとお父さんの顔が思い浮かびました。お父さんもこうやって毎朝、タマネギを切っているのかなあと思うと、うれしい気持ちになりました。
始めは、包丁を垂直に立てて切っていたのですが、少し斜めにするようにして切ると切りやすくなりました。少し角度をつけて切ると、お父さんが以前お話ししてくださった気がして、また教えていただけたらうれしいです。
最近、台所で野菜を洗ったり、切ったり、計ったり…それが、楽しいです。台所で教えていただく知識、数字との出会いが、面白いです。
今日も、ブリに塩を振るのにも、きっちりとした計算式や割合があって、分量があって、決められた「その料理にとっての1番の答え」がひとつだけなのを知ると、気持ちが良いなあと思います。
お父さんや河上さんが教えてくださってできた、なのはなの料理が美味しいのは、ちょっとしたひと手間を惜しまないこと、そこにあると思います。
わたしも、惜しみなく、真面目に、台所に立ちたいです。もっと頭を働かせて、綺麗な仕事ができるように頑張りたいです。