「同じ気持ちを感じている」 まなか

12月17日

 今日の通しでみんなの気持ちと自分の気持ちが共鳴しあうような、まったく同じものを感じている感覚がしました。
 見て下さっていたお客さんにも私たちの声を受け取ってもらっているということが分かって、それがすごく嬉しかったです。

 昨日、絶対に直したいと思った、靴が滑ってしまう問題は、昨日よりはマシになったけれど、まだ万全ではないので、今日のうちにまた加工をしようと思います。
 演技も一回で空気を作れるように、もっと研究して練習していきたいです。

 今日の通しをしていて、本当に、なぜ、みんなのことが綺麗で笑顔が切ないくらいに尊いんだろうと何度も思いました。
 何でなんだろうと思った時に、お父さん、お母さん、今ここに居るみんなもスタッフさんも、帰ってきてくれた卒業生も、より良くいなければ死んでしまうような覚悟を決めているからなんだなと思いました。
 自分を持ち出した途端に急に世界が虚しくなってしまう、依存に落ちていってしまう、生きている意味がなくなってしまう、そんな怖さを全員が知っていること。
 誰かのために未来に歩いて行くことだけが、自分たちの救いになること。
 その後ろにある必死さが説得力になって、人の心を揺さぶるのだと思いました。

 私は今、みんなと過ごす毎日が本当に幸せです。
 今この瞬間、なのはなに来る前の私と同じように生きづらくて苦しんでいる人が希望を感じられるように、日々を感じて成長したいです。
 毎日どこか虚しいと感じる事は間違っているよ、本当に毎日を守りたい、守られていると感じられる仲間と過ごすことが幸せだ、と感じることが出来るんだと伝えたいです。