【11月号⑬】「実とれ、豆とれ、葉物とれ 秋の朝のうれしさ」

 

 夜間は冷え込むようになり、朝の霧は濃くなってきましたが、毎朝の収穫の時間には、たくさんの野菜が古吉野なのはなに届きます。
 夏から活躍しているナスやピーマンはまだまだ現役です。
 ナスは毎日綺麗な実が安定して収穫できています。畑に行くと花もたくさん咲いており、最近は追肥もしたので、この先しばらく、ナスがたくさんとれそうです。

 ピーマンは緑鮮やかで艶のあるピーマンが収穫されています。
 私はオクラを収穫していて、ピークアウトしてはいますが、花は咲き続けています。草丈が二メートルほどまで高くなっていて、まだまだ成長を続けています。

 夏の間の葉物は空心菜がとれていましたが、これからはキャベツ、小松菜、水菜に選手交代です。
 キャベツは小玉だと予想されていたのですが、追肥や水やりの効果もあったのか、大きくなりました。
 小松菜や水菜は葉が柔らかく美味しそうです。

 夏の支柱キュウリからバトンを受け継いだ地這いキュウリは、今活躍中です。追肥や水やりをすると力を発揮し、たくさん実をつけてくれて、イボが痛いくらい新鮮なキュウリがカゴ一杯に毎日届きます。

 

 

 野菜の他、栗やイチジクも収穫しています。
 今年の栗は大粒です。思わず「ビックリ!」と声が出そうなぷっくりとした栗が収穫されています。私も一度、栗林で収穫する機会があったのですが、そのときはピーク時で、栗を拾ったそばからいがが落ちてきて、たくさん収穫できて栗拾いが楽しかったし、いがの中から大粒の栗が見えたときは嬉しかったです。

 イチジクはピークを迎え、バナーネという品種がたくさん収穫できています。
 なのはなの畑にある柿もオレンジに色づいてきて、そろそろ柿も収穫されそうです。
 日々の野菜の収穫の他、里芋やサツマイモ、小豆やササゲなども収穫されて実りの秋が嬉しいなと思います。

 

〈小豆〉
〈小松菜〉