冬には絶対に欠かせない万能野菜と言えば? ……白菜!
すっかり秋めいてきた十月。白菜の定植や手入れが次々に進んでいて、順調に成長しています。
私たち"あんこうチーム"が担当になった十月初め。白菜は第二弾まで定植されていました。一弾は順調に大きくなっていましたが、二弾は害虫にやられている株もあり、若干の危機的状況……。程よく暖かくて涼しい秋の気候が、虫にとっても過ごしやすそうでしたが、白菜を救出すべく、まずは徹底的に対策を行いました。
挽回が難しい株もありましたが、第三弾の苗がたくさんあり、本当にきれいな状態で育ってくれていたので、三弾の白菜と一緒に二弾の分も十分な量を定植することができました。
定植の日は、大人数のみんな、そして、東京から帰ってきてくれていたあきこさんも一緒に作業をしてくださいました。みんなの気持ちを込めて、再スタートを切った白菜です。
今年は全体的に虫が多く、その対策として、ネットの高さを低くするようにしています。そうすることで、ネットの裾に隙間ができず、虫が飛ぶ余裕もないので、害虫被害もおさまりました。
白菜の第三弾では、十五センチ前後にカットした篠竹を定植した株周りに立てて、その上からネットをベタがけにするという方法でネットをかけてみました。思っていたよりも篠竹の量が必要になりましたが、どれみちゃんとすにたちゃんがひたすら篠竹をカットしてくれて、定植した畝の全部に、無事にネットをかけることができました。ネットの裾に隙間が空いてしまうということがなく、安心感があり、ネットをとめる土は五十センチから一メートル間隔ほどで点々と裾にかけていくだけで十分でした。その分速くネットをかけることができて、サクサクと進んでいくネット掛けも楽しかったです。
その後、草取り、追肥、土寄せなどの手入れもして、一弾、二弾、三弾、全ての白菜が順調に成長中です。一番大きい一弾は、もう結球していて、高さ五十センチほどにまで大きくなっており、立派な白菜になりつつあります。
なのはなファミリーの冬の定番メニュー、"白菜サラダ"は、みんなが大好きで、白菜サラダが食卓に並ぶと冬が来たなぁ……という気持ちになります。収穫を楽しみに、今後もきれいな白菜を育てられるよう、しっかり見ていきたいです。