11月10日
●難しいからこそ得られる
音楽合宿第9弾の1日目は、雨が降る音で目が覚めました。久々の雨が、しっかりと地面を湿らせているのを見ると、「水やりは任せときな!」と伝えてくれているように感じられました。
おかげさまで、畑モードから音楽合宿モードに切り替えやすかったです。
今日は、新たに覚えることざんまいでした。
かにちゃんと『エラスティック・ハート』『カームダウン』のコーラス音入れ。
あけみちゃんと『バッド・ハビッツ』『クリーピン』のコーラス振り入れ…。
みんなと話していると、曲の名前がごちゃごちゃになってしまうこともあったりするくらいで、ちょっぴり戸惑うけれども、新しい曲が増えていくのがうれしいです。
『カームダウン』は、かなりテンポが速いです。けれど、このテンポに乗って歌うのが、気持ち良くって、楽しいです。
今まで自分が「ラララ」と歌っているのかな、と思っていたところが、実は「love」という単語を言葉遊びのように歌っていたことを知ったり、歌詞を見て、この歌詞が良いな、この歌い回しが好きだな、というところがいくつも見つかりました。
『エラスティック・ハート』では、ボーカルと同じ歌詞を歌うので、英語の言い回しが、すごく難しいです。この曲もテンポが速いので、「英語、これどうやって言うんだろう」と考えている間に、一瞬で、曲が過ぎ去っていってしまいます。
でも、この曲を聴いたときにはっきり分かるコーラスのハーモニーを、みんなで再現して作っていけることが、すごくやりがいがあって、気合いが入りました。
『バッド・ハビッツ』と『クリーピン』のコーラスの振りでは、足を屈伸する動きを繰り返したり、ハットを被った振りがあったり、頷いたりする振りがあったり……。「こんな動きが!?」「コーラスを歌いながら動けるんだ!」と、驚きつつも、とっても面白かったです。
夜、教わったコーラスの、個人・バディ練習の時間がありました。
ちさとちゃん、まりのちゃんと一緒に、キーボードやパソコンから流れる音に何度も耳をすませて、練習をしました。
「ここはどういうリズム?」「英語の発音は?」……
わたしの苦手なカウントは、ちさとちゃんが数えてくれて、実際の曲のテンポでも、なんとか追いついて歌えるようになりました。
わたしがうろ覚えになってしまっていた『バッド・ハビッツ』の振りは、まりのちゃんが教えてくれて、思い出すことができました。
最後に3人でワッと顔を見合わせて、「できたね!!」と喜び合えたのもうれしかったです。
自分だけの個人練習も大事だけれど、仲間が居てくれることでなんとか踏ん張れたり、力を貸してもらえたり、すごくありがたかったなあと思います。
今回のコンサートのコーラスは、今までにないような新しさの連続で、かなり難しいとも思うけれど、そのぶん、すごく幸せをもらっているような気がします。みんなと何度も揃えて、みんなと何度も仕上げて、やっと、形になって、聴かせることが出来る曲になる。
それが、すごく楽しいです。
また、みんなであゆちゃんにコーラスを見てもらったり、歌詞の和訳も教えてもらったりして、もっともっと曲の1つひとつを大好きになって、歌いたいなあと思いました。
明日の音楽合宿2日目も頑張ります。