11月9日(木)「白菜と人参の手入れ & 土から引き抜く宝石! ショウガの収穫」

11月9日のなのはな

 約1か月前に定植した白菜が吉畑下で、暖かな気候に守られてグングンと大きくなり、葉が立ち始め、今日は収穫前最後の手入れを行いました。
 まずは、草を取り、綺麗になった白菜の株間に両手一杯の牛肥をやりました。
 牛肥を馴染ませるときに、白菜の周りの土をほぐすこともできました。先日、水やりをしたとき、土が硬いためか水がうまく浸透しないなと感じていたので、明日の雨で肥料が効いてくれることを思うと、牛肥をやっていたときも嬉しくなり、今も嬉しくなります。

 

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 白菜はネットをかけて育てているのですが、ポールは挿しておらず、べた掛けでネットをかけています。
 1回目に追肥をしたときから、かなり大きくなり、今は草丈40センチほどにまでなっていて、ネットも窮屈そうだと感じていたので、今日は緩めに、白菜が窮屈にならないように余裕を持ってゆったりと掛けることができて良かったです。
 とはいっても、収穫する時にはやはりネットがパンパンになってしまうと思うのですが、それもそれで、嬉しいことだなと思うし、そうなるように、気持ちを切らさず、畑チームのみんなと一緒に、引き続き見守っていきたいです。

 

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 白菜の手入れは、1時間10分ほどで終わり、その後は、新しくお借りした畑で育てている人参第の草取りをしました。
 毎日、見回りに行くたびに、人参畑の草をどうにかしなければと思っていたので、まえちゃんが気にかけてくれて、今日は10人以上のみんなと一緒に草取りを終えられて、本当に嬉しかったし安心しました。
 人参の草取りは、人参を抜いてしまわないことが一番大事で、しかし、草と人参のサイズが同じくらいであるため、神経を使います。

 

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 焦らず、気が遠くらならないように、1.2メートル間隔でお互いを追い越しながら、コツコツ進めていきました。
 空き時間に1人で進めていると、この草取りはいつ終わるのかと思えてくるのですが、大人数の力は圧倒的で、1時間で、本当にきれいに草取りができたときは、畝の上に人参だけが見える光景に、救われた気持ちになりました。

 作業をしていると、アスパラ菜の手入れや小松菜の水やりを終えた子たちが助けに来てくれて、大人数で、週末の音楽合宿前にたくさん作業を進められて嬉しかったです。

(なつみ)

 

***

 

 すっかり落葉した梅林を通り過ぎると、青々としたショウガ畑が目に飛び込んできました。
 今日は3人でのショウガの収穫・貯蔵準備に参加しました。
 ショウガ畑に到着すると、まりのちゃんが収穫方法を教えてくれました。根菜のように葉を引き抜いて収穫する、土が硬いところは、スコップで掘って収穫するということでした。

 

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 引っこ抜いてみると、ショウガがものすごく大きくて、人生で見た中でいちばん大きかったと思いました。一片がにぎりこぶしより大きなものもありました。
 色も鮮やかできれいで、宝石みたいだと思いました。おいしそうでした。
 後で見たみんなから、なのはな史上最大級の大きさだと聞けて、すごいと思いました。
 (土のついた状態ですが)1コンテナ約11キロの量を、8コンテナ分とることができました。

 

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 収穫した後、葉に栄養が逃げないように、根に近い部分をカットし、体育館前の干場に移動しました。
 その後、長く貯蔵できるように、ショウガを土に入れて保存するための、土集めをしました。
 収穫から、貯蔵の準備まで、3人で進めることができました。
 どれみちゃん、まりのちゃんが2人とも力持ちで、かっこよかったです。

 夕食の食卓に、どれみちゃんがショウガを1株だけ、洗って持って行ってくれて、みんなに見せてくれました。お父さん・お母さんやみんながびっくりしてくれて、嬉しかったです。

 あゆちゃんが、立派なショウガを見て、「この夏、まりのちゃんが執念の水やりをしてくれた」ということ、お父さんが、「今年の夏は、どの農家さんも野菜を作ることが難しい気候だった」ということ、野菜にとって水やりが大切であることを教えてくださいました。

 今年の夏はものすごく暑くて、大変だったけど、その中でも情熱を持ってコツコツと水やりをしてくれて、積み重ねていたまりのちゃんや、みんなが、カッコいいなと思いました。

 みんなの愛が詰まった新ショウガを、おいしく頂きたいと思います。ありがとうございます。

(ちか)

 

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〈豊作の柚子の加工、第1弾。台所では、味噌に柚子の果汁と、刻んだ皮をいれて練りながら煮詰め、柚子味噌をつくりました!〉

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