11月6日(月)「畑にも、練習にも贈り物の雨! 小豆の莢出しと、ダンス・楽器練習」

11月6日のなのはな

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 1日を通して空で雨模様で、畑作業は出られませんでしたが、屋根の下で、小豆の莢出しをしました。
 収穫してから、数日干していた小豆の莢が、手でつかむと莢の中から豆が飛び出してくるくらいにカラカラに乾燥していました。

 莢出しの第一工程は、足踏みです。ブルーシートの上に、薄く広げて、みんなで足踏みをすると、豆が莢から出て来て、一つひとつ手で豆を出すよりも断然早く、効率良く、豆が出せます。
 大人数でぎゅうぎゅうになって足踏みをして豆を出していくのは、身体も温まり、人と人との距離が近い分、心も近くなるようにも感じ、とても楽しいです。

 あらかた豆がはじけたら、今度は手で、空の莢を取り除いていきます。まだ豆が入っている莢を見つけたら手で剥いていきますが、こちらも、手でひとつかみつかんで、くしゃくしゃにすると豆が出てくるので、一気に豆が出せます。
 ブルーシートの上に山になった莢。そんな莢の山をみんなで囲み、空の莢を取り除いていきます。

 

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 今日は、シート2枚分の莢出しを終わらせるという目標があり、時間も意識し、5分ごとに区切ってタイムコールをしながら進めました。
 5分間で、自分が出来る量、目標の量を自分の前に確保し、それらを確実に5分以内に終わらせる。その5分を積み重ねると、いつの間にか、山が減っていきました。

 ずっと小豆に向かっていても気持ちに変化をつけられるように、今日は、1人ずつ、担当野菜の紹介や意気込みをまわしました。人に伝わる話。声、そして話し方をすること。それが、コンサートにも繋がるように思いました。
 みんなの声がイキイキしていて、とても嬉しい気持ちになりました。どの野菜も、魅力が増しましたし、成功すると良いなと思います。

 

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 みんなでやると早いです。1枚目のブルーシートが終わったら、唐箕がけと洗いをするチームを作りました。
 2枚のブルーシートいっぱいに小豆がありましたが、1時間20分程で莢出しが終わりました。
 流れ作業で、どんどん唐箕がけも洗いも進み、片付けもあっという間に終わりました。

 

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 今年採れている小豆は、大粒で綺麗なものが多く嬉しいです。これから、またみんなと選別できることも楽しみです。
 小豆は、まだ収穫が残っており、来週は3巡目に入ります。良い状態で保存し、調理も出来るよう、最後まで責任を持って見ていきたいと思います。

(ひろこ)

 

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 体育館のステージ前に、一つのスペースが作られていました。それはいつものステージよりは少し小さめで、お客さんが座られる椅子も手が届きそうなくらい近い距離でした。
 今週末に美濃町で行われる敬老会に向けた、フラダンスの練習を行いました。いつもと踊る場所の大きさが違ったり、ステージの形も少し変わっています。また、ステージには低めの段差がある箇所もあります。でも、ゆりかちゃんが模擬的なステージをつくってくれたり、前で見てくれて、その場、そのステージにあった内容や人数、構成にしてくれました。

 

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 その場所などをイメージしながら皆で立ち位置を確かめ、場ミリも行えて嬉しかったです。初めての場所で実際の出はけや、通路など緊張することもありますが、どんなステージ、状況だとしても、なのはなの、自分たちの表現、生きる姿を見てくださる人に伝えたいです。そして、それが次の仲間の道につながっていたら良いなと思います。

(あけみ)

 

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『オーガスタス・グループ』の楽器練習も、進んでいます! パートで、または個人で演奏のブラッシュアップをしました。演劇と演奏をすべて合わせる通し練習が近づいている今、できる練習を集中して進めています。

 この日の雨は、ナスやピーマンなど夏から続いている野菜も含めた畑への恵みの雨でもあり、みんなで練習に打ち込むことのできるプレゼントの雨でもありました。

 

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