11月5日
今日は、あけみちゃんのお誕生日でした。
今、わたしはあけみちゃんと一緒に、白菜と人参とアケビの担当をしていて、最近とっても嬉しかったことがありました。
白菜の見回りに行ったとき、白菜第1弾の中でも、もうすぐ収穫できるのではないかというほど、大きく立派に締まってきている白菜があって、当番中のあけみちゃんに、すれ違いざまというほど、さらっと、立派な白菜があったから一緒に明日の朝見に行こうと声を掛けました。
あけみちゃんも、立派な白菜を見つけたらしく、行こうと言ってくれて、でも、あけみちゃんには失礼だけれど、一緒に行けたらいいな、くらいの気持ちでした。
次の日、起きて5年生で着替えていると、あけみちゃんが身支度をして一緒に収穫前に見回りに行く用意をしてくれていて、そのまま一緒に畑に行き、お互いが見つけた立派な白菜に喜びを共有しました。
わたしが嬉しかったのは、あけみちゃんが何でもない約束を大事に守ってくれたことと、わたしはあけみちゃんほど深く考えたり感じたりできないけれど、あけみちゃんとわたしの土台が同じで、そこで一緒に、野菜に向き合えることが、本当に、とっても嬉しくて、上手く書けないけれど、何事にも一心に向かおうというあけみちゃんの心意気が泥臭くて、でも、何より綺麗で尊いなと思います。わたしも、今もこれからも、あけみちゃんと同じ気持ちで、一生懸命でありたいです。
あけみちゃん、お誕生日おめでとうございます。大好きです。
畑のチームの集合で、わたしの入っているあんこうチームは、締めに掛け声をしていますが、今日の掛け声は、「おめでとう、あんこう!」にしたいと思います。
そして、今日の午前中は文化祭が、文化ホールで行われて、今思えば、今日の出来事とは思えないほど、過去に感じます。
廊下で並んでいると、お母さんが飛び切りの笑顔で来てくださって、安心しました。
舞台袖に待機すると、今度はお父さんが、気持ちを静かにしないで、どんどん外に気持ちを出すことを話してくださりました。
バンドの音出しで、『ビリーバー』や『ウリリ』を聞いていると、自分の心や頭が覚醒して、魅せる気持ちが作られて行き、本番7分前には、お父さんが、わたしたちがあまり緊張しすぎず、しかし、コンサートを意識してやれるように声を掛けてくださって、有難かったです。
1曲目のビリーバーから、ステージの上に立つメンバーも、舞台袖のメンバーも、全員が同じ舞台に立って、同じ気持ちで演奏して、踊って、コーラスをしていて、1曲目から出るバンドメンバーやダンサーは、とても緊張しただろうけれど、本当にかっこよかったです。
そして、2曲目のウリリもそうですが、こうやって全身で表現できて、楽しんで、楽しませられる仲間、家族がいることが、本当に誇らしいです。
そんな事を思いながら『ビューティフル・ピープル』に出ていると、自然となのはならしい、泥臭くて前向きな、演奏になったのではないかと思うのと、リハーサルより音が良かったねとりんねちゃんが話していて、確かにそうだなと思いました。踊り易かったです。バンドの音の調整はとっても大事なのだと思いました。
コンサートを意識して、満員のお客さんをイメージすると、やはり緊張しました。でも、逃げたいような気持にはならなくて、全部晒してしまっても構わない、寧ろ、知ってほしい、そういう気持ちになって、みんながいるからだろうけれど、恐くはなかったです。
今日は、わたしの今日までの過程をアウトプットするステージだったと同時に、今の自分を知って、コンサートに向けてまた積み上げていく過程の一日だったと思います。
気持ち的に、大きなエラーは無かったです。でも、幕からトップバッターで出る時、一瞬不安になりました。それと、表現する時、気持ちは非日常だけれど、コントロールできないほど気持ちを高ぶらせては、うまく出来ないなと思いました。今日は、そういうことはなかったけれど、これからの日々の生活、練習の中でも、どこかでいつも覚めていないと、人に見せるものはできないなと感じて、それも訓練していきたいです。
明日は必ず、一度トランペットを触ります。
今日はとってもいい1日でした。明日も、良い1日を作りたいです。