
11月2日のなのはな
永禮さんが来て下さり、グラウンドで島立てをして乾燥させていた白大豆の脱粒作業を行いました。
脱粒機は、永禮さんの地域で使われていたものを使わせて頂いているのですが、昭和61年製のもので、もう35年以上も経ちますが、今も現役で動いている様子を見ると、ずっと大切に使われてきたのだということを思います。
永禮さんが機械についてくださり、よしみちゃんが永禮さんに、大豆の株をてみに入れて渡してくれて、私は、脱粒機にかけた後に出て来た枝や豆などを分別したり、処理しやすいようにまとめたりする役割に入りました。
永禮さんが、株を機械に入れる際に手の巻き込み防止をする、手作りの素敵な道具を作られていました。80センチほどの柄の先には、木が組み付けられてあります。なんだか神社にありそうな(?)道具ですが、どこを探してもない、世界に1つだけの手作りの脱粒グッズ。この素敵なアイテムによって、安全に作業をすることができます。
永禮さんが、次々に株を機械に入れ、それでも機械が止まらない。効率良く脱粒が進み、島立てしていた株が次々と減っていきました。
機械に入れる量が少な過ぎても効率的でないし、入れすぎると機械が詰まってしまいます。
永禮さんは、「機械の音を聞いていたら分かる」と仰います。
どんな作業でも、そのものに心を沿わせることが、故障や壊れを防ぎ、良い作業に繋がるのだと感じました。
莢から出て来た白大豆は、やや小粒にも感じられましたが、とても綺麗でした。
まだ畑に株が残っているので、残りの刈り取りや脱粒も、良いタイミングで進められたら良いなと思います。脱粒機も大切に使っていきたいです。
後には、なのはな冬の風物詩でもある、選別作業も待っています。今後の作業も楽しみですし、またこの白大豆を使ってお味噌作りをしたり、いろんな料理に使われることも楽しみだなと思いました。
今日もとても天気が良く、日中は汗ばむ位でした。そんな中、永禮さんが来て下さって、一緒に作業をさせて頂けて、とても有り難くて嬉しかったです。
(ひろこ)


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ウィンターコンサートへ向けた練習も、日々行っています。新しい曲のダンスや演奏、コーラスなど、週末の音楽合宿で習得したことを自分たちのなかに定着させることを今週のテーマとして、日々のメニューを決めながら、習慣練習を進めてきました。
コンサートの広報係は、ウィンターコンサートのポスター、チラシ配りへ出かけました。お店などさまざまな場所にポスターを貼らせていただいたり、チラシをお渡しするなかで、今年もコンサートを楽しみにしています、と笑顔で迎えてくださる方にたくさん出会い、とても嬉しかったことを、係の子たちが話してくれました。
お父さんとお母さんはコンサートの脚本を執筆し、私たちは日々、曲の練習や係の作業に取り組んでいます。
みんなで成長することのできる色濃い準備期間にし、本当に良いコンサートになるよう、力を尽くしていきます。


