10月31日
○ハウスの雪対策
ウィンターコンサートに向けて、常に小さな緊張感を感じながら、毎日をみんなと進んでいけることが嬉しいです。
今朝はみつきちゃんとササゲの収穫に行ってきました。2巡目ですが、朝の時間で2人でも3枚の畑を見終えることができました。畑の面積がコンパクトなこともありますが、一度に大量収穫するのではなくて、熟れたものからコンスタントに収穫していくことで、少人数で短時間でも収穫にいけるシステムがいいなと感じます。
この日は米袋約1袋分が収穫できました。うなぎとり奥の畑のササゲは蔓が伸びて、近くの木まで絡まって、空中ササゲになっていました。でもそれが地面に接していないからか、莢がとてもきれいでした。
畑を移動して斜畑でササゲの収穫をしていると、その下の畑であるものが目に飛び込んできました。それは自生したサトイモです。思い返せば、斜畑下でサトイモを育てたことがありますが、それが種芋となって残っていたのかなと思います。しかし自分たちの背丈以上に大きな葉が茂っていて、これはよくお父さんがお話してくださる、葉と茎だけが成長して、肝心な芋はついていないパターンかと思い、好奇心で掘り上げてみました。
予想通り、芋自体は小さなものが多かったですが、それでも数はたくさんついていて、食べられそうなものも多くあり、みつきちゃんと収穫カゴ2杯分いっぱいに持ち帰ってきました。
今年はサトイモの担当でしたが、残念ながらサトイモ掘りができていなかったので、念願のサトイモ掘りができて、個人的にはとても嬉しい時間でした。
実はまだ吉畑ハウス横の自生サトイモの収穫も狙っていて、そこのサトイモは葉の大きさも程よくて、見た目はとてもきれいで期待大です。もう少し枯れてきたら収穫したいと狙っていて、また穫れたら、みんなにも報告したいです。
今年はグラウンドやいろいろな畑で、やたら自生サトイモを見かけます。サトイモは本当に強い野菜なのだなと思いました。
今日は1日をかけて、須原さんとさくらちゃんとハウスの雪対策用の支柱立てを進めました。季節的にまだ早いような気もしますが、これからコンサートの練習も本格的になっていくと、時間もとれなくなっていくだろうし、いつまたあの大雪が降るかわからないような異常気象が続いているので、早めに手を打てることが安心に繋がります。
今年はもう何があっても、大切な9棟のビニールハウスを大雪から守り抜きたいです。
昨年に大雪の後でしたが、潰れなかったハウスに支柱を立てたことを思い出して、まずは準備物を整えました。竹は全部はありませんでしたが、収納されて残してあって、早速、セロリのハウスから支柱を立てていくことができました。
ハウスの高さが2000~3200ミリ前後で、支柱を2メートル50センチピッチで立てていきました。1本ずつ、正確な数値を出して、その長さに須原さんが竹をカットしてくださいました。
今回、昨年よりも進化したことは竹の先端にドリルで穴を開けて、バインド線を通して、竹とアーチパイプを完全に固定したことです。昨年はここまでしなかったのですが、人がぶつかったりして、倒れてしまう竹が数本出ていて、頻繁に立て直す手間がありました。
バインド線で固定したことで、今年は倒れる竹が出ることは完全に防げるので、安心材料がさらに増えます。
そしてもう一つ、プラスしたことは、次回も同じ竹を同じハウスで、かつ同じアーチパイプの位置に使えるように、竹1本1本に、「○○ハウス ○番目 ○○ミリ」というように大きな文字で見えやすい位置に印をしておきました。また、アーチパイプ自体にも竹の位置を印をしておきました。
昨年は急ピッチで、現場で竹を立てていくことに必死だったので、本当は前もこのようにしておけたらという思いがあったので、今回は念入りに印までつけて、次年度に活かせる支柱を作れたことが嬉しかったです。
今日はセロリのハウスから優先に支柱を立てて、ユーノスハウス、崖崩れハウス真ん中、北棟まで完了し、南棟の1本までを立てるところまで進みました。スムーズにいけば、明日には全ハウスの支柱立てが完了するかもしれません。
要領は掴めてきたので、須原さんの指示をよく聞いて、適切に動いていきたいです。
支柱が立ったハウスをみて、竹が真ん中に真っ直ぐに立っている光景がとてもきれいでした。
この竹が約5か月、ハウスを守り抜くことになります。どうか今年の冬は大雪が降ったとしても、ハウスが耐えて、被害のない年にしたいです。