10月31日のなのはな
ウィンターコンサートの舞台美術の制作が始まります。今年もコンサートのテーマに沿った、ちょっぴり奇想天外なステージの舞台背景が、図案の上で動き出しました。
この日は舞台背景の土台となる足場パイプの一部を体育館に立てました。これを元に制作物の高さを出したり、実際の組み立てに活用していくことになります。須原さんの指示のもと、安全を第一にしながら、スピード感を持って組み立てていきました。
足場パイプの組み立ては危険も伴うので、声を出し合って、お互いの動きを把握し合うことをこれまでも大切にしてきました。
ホール入りをして、勝央文化ホールのステージにパイプを組む前に、古吉野の体育館で組み立ての要領を掴んでおくことで、現地に出向いたときにも役立っています。
同時並行で舞台美術のリーダーのまえちゃんが、図案から実際の制作物の数値を出してくれていて、近いうちに制作が始まることも教えてくれました。まだ秘密ですが、今年のコンサートのモチーフが散りばめられたステージになります。
コンサートに来たお客さんが1番最初に目に飛び込んでくる舞台背景で、一度に劇の世界へと引き込んでしまう、そんな色鮮やかでときめきがたくさん隠れたステージを思い描いて、これからみんなと作っていけることが楽しみです。
(るりこ)
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ビニールハウスの雪対策で竹を立てる作業をしました。
今年1月24日の夕方から25日の朝にかけて降った大雪で、ハウスが潰れてしまいました。雪がかぶさって恐竜の背骨のようになった衝撃的な光景をはっきりと覚えています。
今日は崖崩れハウスの2棟とユーノスハウスの中に竹を立てることができました。
2.5メートルピッチで竹を立てていきました。アーチパイプが50センチ間隔で立っているので、るりこちゃんと「いち、に、さん、し、ご」と数えて、竹を立てるところに、地面に竹が沈んでいかないための板を置いていきました。
棟パイプから地面に置いた板までの距離を測って、須原さんが竹を切ってくださり、棟パイプを持ち上げる方の端は、パイプが収まるような窪みをつけてくださいました。
棟パイプから地面に置いた板までよりも、2センチ長く切った竹を、3人でせーのとハウスも持ち上げて、しっかりとしたつっかえ棒になるようにしました。
地面の高さや、棟パイプの高さが場所によって少しずつ違うので、その場所に使う竹が来年分からなくならないように、竹が使えなくなっても長さが分かるように、るりこちゃんが1本1本の竹に長さと番号を書いてくれて、私は棟パイプに竹を立てた場所の印をつけることができて嬉しかったです。
雪が降る前に竹を立てる作業が進められて、今年はハウスが守られたらいいなと思います。残すハウスも対策を進めていきます。
(さくら)
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水菜の定植をしました。
作業を始める前にみんなで集まって、作業の流れをリーダーが話してくれるとき、今日は3000株植えることを教えてくれました。
3000株!! 一度に3000株を植えるのは、私は初めてだなと思って、数の多さに驚きましたが、頑張るぞ、とみんなで畑に向かいました。
私はのぞみちゃんと一緒にアミノ酸の底面吸水をした苗を畑に届けました。トレーの数も多くて、軽トラで3往復して全ての苗を運びました。最後の便を畑に運び終わったときには、もう1畝ほど植え付けが進んでいて、流れがスムーズでした。
苗置きをしたそばから植え付けされていき、苗置きと定植がほぼ同じくらいに終わりました。
ネキリムシ対策の草敷きでは、午前のカリフラワーの手入れのときに草取りした草を使用して、草刈をする手間も省略できて美味しそうな草を敷くことができました。
途中で草が足りなくなった時に、草刈り部隊の子が新しく持ってきてくれた草がクローバーばかりで、草敷きには最高な草でした。ふわふわとした草を厳選して刈ってきてくれたことが嬉しかったです。
苗は予定していた畝では植えきれなかったのですが、同じ畑にある小松菜の1弾が植わっていた畝が全収穫されて耕されていたので、その畝に残りを植えることができました。
最終工程のネットかけでは、ヘルプに来てくれた人も加わって、残り時間30分ほどで終えることができました。みんなできびきび動いてスピード感ある活気のある作業が気持ちよかったです。
水菜が大収穫できる日も楽しみだなと思います。
(しなこ)