10月26日
○畑作業
暖かい日が続いていて、日中は畑作業がたくさん進んだ3日間でした。
ひろこちゃんが、月曜日のリーダー会議で立てた1週間のやりたいことが予定通りに進んでいることも教えてくれました。畑のシステムが変わってから、各野菜でやりたい手入れが確実にその1週間の内に作業に入るので、タイミングを逃さずに作業が進められることが嬉しいです。
この3日間、わたしは小村さんと草燃やしをさせていただいたり、ハウス内の4種の野菜の手入れ、桃の土寄せなどを行いました。
特に印象に残っている作業は、昨日、ひろこちゃんとりなちゃんと一緒にザーサイ、アスパラ菜、冬キャベツ、セロリの追肥などをしたことです。
3人でやるには、やりたい工程が多く、終始、プチ運動会みたいにずっと走り続けていました。
個人的にはハウス内の野菜に縁がなくて、特にセロリは植え付けから様子を見ていなかったり、アスパラ菜を見るのも初めてでした。どの野菜も順調に成長していて、なかでもアスパラ菜は根切り虫対策がヨーグルトカップを再利用したもので絶壁のように囲まれていて、1株も被害が出ていませんでした。草敷きではなく、ヨーグルトカップを使うとはものすごく良いアイディアだなと思い、ハウスで育てる野菜のように株数が比較的少ない野菜だからこそ活用できるアイテムだと思いました。
アスパラ菜は若干の害虫がきていましたが、葉っぱがみずみずしくて柔らかく、今後が期待できそうなくらい元気に見えました。
セロリは脇芽が伸びて、畝にびっしりと茂っていました。
担当のりなちゃんが、ネット回収から草取り、追肥、中耕、土寄せがしたいと伝えてくれて、崖崩れハウス2棟とユーノスハウスで計3棟ありました。
セロリは1畝に4条植わっているので、1株ずつ土寄せするのも、大変な量です。
わたしはひろこちゃんと向かい合わせになって、畝肩に筋状に撒いた牛肥を中耕しつつ、株周りに寄せるように土寄せをしていきました。残り時間をみて、ひろこちゃんが5分ごとにタイムコールをしてくれるなか、2人でものすごい勢いで進めていって、なんと1畝を2分で全株の土寄せまですることができました。ひろこちゃんと、「汗かくね」と言いながらも、スピードを持続したまま、最後までお互いを引っ張り合って進められた時間がとても楽しかったです。
16時35分ごろに残すユーノスハウスに行き、5畝分の追肥と中耕、土寄せをしました。持っていった肥料の量がぴったりで、作業も5分前にすべて終わり、とても気持ちが良い作業になりました。
3人で、「やったね」と言いながら、ハウスを出ると、西の方にものすごくきれいな夕日が出ていて、オレンジ色に染まった空がとてもきれいで、達成感もより増すような気持ちでした。
どの作業も時間内で終わるかどうかという瀬戸際だけど、そのなかでみんなと力を合わせて、声を掛け合ったり、お互いを引っ張り合って、進めていける瞬間が楽しいと感じることが、最近特に多いです。それが野菜にも届いて、きれいな野菜が育つとより嬉しいです。
コンサート練習があるなかで、みんなと協力して、畑作業も同時並行で進めていける時間も大切にして、みんなと一緒に前に進んでいきたいです。