アコースティックギター教室では、ウインターコンサートに向けて新曲の練習が始まりました。
その一曲が岸部眞明さんの『TIME TRAVEL』です。
譜面をもらい、最初に全員で曲を聞きました。
私は、曲名を聞いたとき、コンサートにピッタリだなと感じました。そして曲を聞いてみると、アップテンポで、未来に向かっていく感じ、ワクワク感があり、未来に希望を感じさせる曲で、本当に私たちのコンサートにピッタリだなと感じ、コンサートで弾けることがとても嬉しく思い、練習していくのがより楽しみになりました。
そして、早速譜読みをしていきました。
この曲には、『ブリッジミュート』と『スラム奏法』というギター奏法があり、前者は初めて挑戦する奏法で、弾き方を藤井先生に教えていただきました。『ブリッジミュート』は、ギターのブリッジより少しネック側付近の弦の上に右手側面を乗せるように触れ、通常のピッキング時よりも出音を抑える奏法で、その状態で、右手で弦をはじいてベース音のような低音を出します。主に四弦から六弦をミュートし、ベース音を演奏し、一弦から三弦でメロディーラインを演奏するという、伴奏とメロディーを同時に演奏します。
ブリッジに右手の側面を当て続けることにより弦がはじきにくくなり、きれいにベース音を出すためには練習が必要です。
そして「チャッ」という音を出す『スラム奏法』は、右手の親指で弦をはじき音を出すのですが、その時に、ミュートをしながらなので、右手をあまり浮かさずにはじく必要があり、それがとても難しく感じました。
はじめは、「チャッ」という音を出すこと自体が難しかったのですが、藤井先生に教えていただき、何度も何度もやって、コツをつかんでいくことができたときは、とても嬉しかったです。
難しいのですが、一小節ずつ丁寧に進めていくと、徐々に弾けるようになっていけて、嬉しかったです。難しいながらも、だからこそ弾けるようになっていけるのが、嬉しく、楽しく感じました。また、ギターの新しい奏法を覚えられることも、とても嬉しく思いました。
コンサートに向かって、良い演奏ができるよう、これからも、こつこつと練習と努力をし、上達していきたいと思います。
ギター教室のみんなと、ギターが好きな気持ちで練習し、弾けることが、とても嬉しいです。