「完成形を描く」 みつき

10月19日

●完成形を描く

 今日の夜の食器洗いの当番は、いつにも増して楽しい時間でした。
 あゆちゃんがCDを持ってきてくれて、コンサートで演奏する曲がメドレーで流れ続けるようにしてくれました。お皿を拭いていても、ついつい、ノリノリで身体を揺らしてしまいました。
 お父さんが集合で話してくださったみたいに、音楽で自分の「なんだか、今、足りていない…」という穴ぽこみたいなものを埋めてもらえるのが、気持ちが癒されるなあと感じました。
 どんどん曲を好きになっていって、なのはなのわたしたちの曲になっていくのがうれしいです。

 あと、もうひとつ、集合のときに出た質問の内容に、すごく共感しました。
 わたしはずっと「真面目にならなきゃいけない」と感じることや、「真面目」という言葉に敏感になることがあったように思います。
 でも、お父さんが、
「物事に取り組むときには、自分が真面目であるかどうかは、僕はまったく考えたことがないよ。
 それより、物事を完成させたときのことをイメージして、完成形を求め続けながら取り組む。大切なのは、そこだと思う」
 と話してくださいました。
 自分自身のことを真面目かどうか考えることも必要なくて、真面目かどうかは自分以外の周りの人が決めることだということも、わかりました。

 完成形がわかる、結果が出るまで、それは数分の場合もあるし、年単位になる場合もあると思います。
 けれど、どのくらい短くても、長くても、求め続けたいと感じました。
 いつも自分で理想がなくてはいけないなあと感じました。

 明日から音楽合宿です。
 ちゃんと3日間の「なりたい自分」の理想を描きながら、過ごしていきたいです。