10月9日(月)「奇想天外な7つの世界へ! お父さんのお誕生日会」

10月10日のなのはな

 ここは、魔女の国? ネコの国? ブタの国?
 全7チームが送る新しい世界の旅へ、さああなたも一緒に。

 10月14日は私たちの大好きなお父さんのお誕生日。
 お父さんがウィンターコンサートの脚本書きの旅へ出発する前に、なのはなの子たちからお父さんへ、ウィンターコンサートの脚本に繋がるインスピレーションをプレゼントします。
 12月のウィンターコンサートに繋がる、衣装・役柄・舞台背景を生み出しながら、ウィンターコンサートを作る1人として、なのはなファミリーの1人として、お父さんに私たちの思いを伝えるお誕生日会。

 

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 今回のお誕生日会では、各チームに3つのテーマが設けられました。
 2週間前、あゆちゃんが1枚の紙を黒板に貼ってくれました。そこには、「猫・長靴・悪魔、天使・機関車・牙……」と何やら怪しげな文字たち。
 そう、これが今回のお誕生日会のテーマ。

 この中から(私、これがやってみたいな!)というテーマを選び、チームが組まれました。
 私が選んだテーマは、「宝石・花・豪雨」というもの。

 いよいよ、チーム発表という日。同じテーマを選んだ子たちと集まれば、もうその瞬間に、私たちの新しい旅が始まります。
「宝石も花もキラキラしているよね。でも、豪雨が少し難しいかな?」

 衣装、ダンス、脚本と生みの苦しみを味わい、短い準備期間の中でどれほどのものを作れるかと不安もありましたが、無事にお父さんのお誕生日会までに形にすることができました。
 果たして、私たちのチームが「宝石・花・豪雨」をテーマにどんなものが誕生したのか、それはあとからのお楽しみです。

 

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 お父さん、お誕生日おめでとうございます!
 お誕生日会の始まりは、アンサンブルチームによる『ブエノスアイレスのマリア』。

 ゆりかちゃんやえつこちゃんを初め、なのはなトロンボーン奏者のみんなを中心にコンサートの新曲として練習が始まったこの曲。
 この1週間、毎晩のように音楽室からはアンサンブルの練習する音が聞こえていました。そして、あっという間に演奏してしまうアンサンブルメンバー。

 そこには、それぞれの努力や日々の積み重ねがあるとともに、アンサンブルのメンバーが同じ気持ちで、同じところを目指して演奏し、その曲の世界を表現しているからこそ、美しく華やかでした。
 『ブエノス・アイレスのマリア』と拍手と共に、このお誕生日会の主役であるお父さんと、お父さんが世界で一番愛するお母さんをお迎えして、お誕生日会の幕が開きます。

 

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 続いては、ゲストと子ども達の紹介。
 青色の艶々とした不思議な帽子に光る風船。フサフサとしたしっぽ。黄金色に光り輝く杖。
 そう、ゲストの方たちのテーマは「帽子・しっぽ・杖」。

 あゆみちゃんファミリー、のぞみちゃんファミリーもお父さんのお誕生日をお祝いするために、帽子やしっぽ、杖の化身となって駆けつけました。
 3歳のたけひろくんやゆりちゃんも可愛らしい衣装を着て、ステージへ。

 

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「この帽子は面白いね。コンサートで舞台が暗転した時に、風船がキラキラ光っているのも使えそうだね」
 さっそく、お父さんとお母さんの頭の中には、ウィンターコンサート当日の勝央文化ホールの舞台で、私たちがこの衣装を着て表現している姿が目に浮かんだようでした。

 そして、1チーム目は『ナチュラル』。
 今回のお誕生日会では、3つのテーマのほかに、それぞれのチームへ「使ってほしい衣装のアイテム」と「テーマとする曲」があり、それらをもとに、衣装やダンスなども考えていきました。

 1チーム目は……?
 ステージのセンターへ置かれた煉瓦の死刑台。そこに縄で縛られた2人の道化と、ティラノサウルス? が立っていると思えば、どこからともなく怪しげな女性が1人現れました。

 

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 そう、このチームの3つのテーマは「煉瓦・死刑台・道化」。1つめのチームにして、少し恐ろしいキーワードです。
 あんなちゃん演じる1人の女性(ナレーター)が言うには、この道化たちは大きな罪を犯したことで死刑台に括りつけられていたが、括りつけられたまま忘れられてしまったということ。そして、この女性(ナレーター)が読んでいる物語には、どうして忘れられてしまったのか、また道化の隣になぜ、ティラノサウルスがいるのか全く思い出せないとのこと。

 そんな不思議な設定から、物語が始まります。
 そして、少しずつ明らかになっていく、道化とティラノサウルスが犯した罪とは……。
 あんなちゃんの迫真の演技と、道化たちの関西弁。そして、3人が捕まってしまった茶目っ気のある理由に会場中に何度も笑いの渦が巻きおこります。

 

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 しかし、実は、この女性(ナレーター)は魔女!
 魔女が言うには、今晩、笑いを取れなくなった石頭な人たちの頭を煉瓦で割りに来る石頭人間がダンスをしにくるが、石頭人間にばれずにそのダンスを最後まで踊れたら、解放してくれるとのこと。
 芸人魂をかけて、3人(2人と1匹)は踊ります。

 そこへ、表れたのは顔を隠した石頭人間たち。
 まえちゃんが振り付けを考えてくれた新曲『ナチュラル』の力強く、勇ましく、正義を求めたダンス。理屈を超えて、どこか感動するキレのあるダンスは圧巻で、そのダンスの世界に引き込まれていきました。
 また、衣装で顔を隠すという発想や、背中を反り返したり、石で何かをぶち壊すような振り付けが斬新で、かっこよく、ウィンターコンサートのどの場面で、この『ナチュラル』とまえちゃんが振り付けてくれたダンスが入るのか、楽しみになりました。

 

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 そして、無事に道化とティラノサウルスは解放されましたとさ。めでたし、めでたし。

 続く2チーム目は「ネコ・長靴・悪魔」。

 この物語に登場するキャラクターは、悪魔のネコ1、悪魔のネコ2、悪魔のネコ3…悪魔のネコ6、若いネコ。

(悪魔のネコって、どういうことだろう?)
 そんな気持ちで迎えた2チーム目、後ろ姿はふわふわと可愛らしい黒や白のネコちゃんたちが登場したと思えば、それは現代の世界で愛情不足、様々なものに飢え、利己心に染まった悪魔のネコたちでした。
 そこに、1匹の若いネコが現れ、長靴を通して悪魔のネコたちを利己心から利他心へと導いていきます。

 

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 悪魔のネコのリーダー格「リコ」を演じるゆきちゃんの悪役ぶりに、若い猫を演じるつきちゃんの純粋さ、そしてみんなのキャッツメイクがとても面白く、セリフを言うまで、誰が誰だか分からないほど、みんながネコに見えました。
 そして、最後は『セニョリータ』の曲と共に、ネコダンスを披露。

 

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「こんな風に、ネコのメイクをすると面白いね」
「ウィンターコンサートでは、ネコを登場させたくなりました」
 というお父さんの感想。

 皆さん、12月24日なのはなウィンターコンサートのステージではネコが踊っているかもしれませんね。

 3チーム目は、ネコからのブタ。今度はネコの国ではなく、ブタの国へ。
 主人公の男の子が迷い込んだのは、利他心に溢れたブタの国。

 

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 ブタの国では、彼が大切にしていた地位も名誉も、優勝メダルも関係ない。どこまでも、お互いさまで、助け合うブタの国に癒され、本当の幸せを見つけていく主人公。
 その主人公がなのはなファミリーに来る前の私たちの姿に重なり、ブタの国がなのはなファミリーそのもので、主人公が本当の幸せに気づいていく姿に、私も共感し涙が溢れてきました。

 ブタの国では、いつでもお互いさま。困っている人がいれば当たり前のように手を貸して、1人では大変なこと、悲しいこともみんなと一緒にやれば怖くない。
 肩書も名誉も必要ない、誰にどう評価されようが、自分がこういきたい、自分がこう見せたいという気持ちでいつも前を向いて生きていて、目の前にある幸せを大切に感じることができる。

 

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 正直に自分のすべてをさらけ出しても、誰も否定したり、馬鹿にしたりしない。そして、自分のいいところも悪いところも全部知ってくれている仲間だからこそ、私は今、なのはなファミリーでよくありたいという気持ちで未来を信じ、希望をもって生きることができます。

 利他心に溢れたブタの国。
 ブタさんたちのピンク色の鼻や耳がとても可愛らしく、(私もブタさんの仲間に入りたい!)と思うくらいに、優しい世界でした。

 また、このチームのテーマは「ブタ・ボール・マント」。
 この3つのテーマが劇にもダンスにも上手く取り入れてあり、バランスボールを使った不思議なダンスや動きも目に新しく、ブタさんとボールのびょ~んと跳ねる感じがとてもぴったりでした。

 

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 そして、いよいよ私たち『ダンス・モンキー』のチーム。
 私たちのチームは、劇・ダンス・衣装とどれも考えたのですが、結果として衣装に重点を当てて作っていきました。

 チームのみんなと初めに集まった時、豪雨をどうするかという話になり、豪雨の衣装を作ることに決まりました。
「どうしたら、大きな雲ができるかな?」
「スズランテープを裂いたら雨みたいになるね」

 制作時間は短い中で、毎晩チームのみんなと1時間程度集まり、ダンスや劇と同時並行で、衣装の制作も進めていきました。
 私たちのチームでは、劇とダンス、衣装で担当を分かれて準備を進めていき、私は主に衣装やフェイスペイントなどを考えました。

 

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 私たちのチームの曲は『ダンス・モンキー』で、この曲は卒業生のりかちゃんが振り付けを考えてくれると聞いています。
 そのため、実際にコンサートで使えるような衣装を! と思いながら衣装も考えていきました。

 また、脚本担当のりなちゃんやまりのちゃんがとっても素敵な脚本を考えてくれたり、ダンス担当のゆずちゃんが振り付けも考えてくれて、チームのみんなと常に協力し、連携を取り合いながら準備を進めていく時間がとても楽しかったです。

 劇で、私は虹の役を任されました。
 私の虹とひろこちゃん演じる豪雨は、恐竜が大絶滅してからというもの、長い間雨を降り続かせたけれど、それは今の新しい人類を誕生させるため。恐竜は絶滅してしまったけれど、こうして人類が生まれた。
 けれど、その人類が今、地球上で地球温暖化を招き、人々は生きにくさを抱え、大暴走を始めている。人類に間違いを気づかせるために、虹と豪雨は6550万年前までタイムスリップしました。

 

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 そこで出会う、サルのような生き物、花の方々。
 サルの衣装は実際に『ダンス・モンキー』の衣装で使えたらいいなと思いながら、頭の飾りを作ったのですが、実はこの飾り、皆さんよくご存じのあるものを使って作っていたのです。

 それは、PPバンド。赤や青、白、緑などのPPバンドを夜の時間にチームのみんなとひたすら裂いて、形を作り、サルの模様をイメージした頭飾りを作りました。PPバンドは素材的にも形を変容しやすくて自由に整形できたのですが、しっかりとした素材の分、小さなディティールを大切にしながら作っていきました。

 そして、花の方々達はネットにボールを入れて面白い頭飾りを作りました。
 私の頭はバルーンアートの風船を使って虹を作ったのですが、これが案外、簡単にできるけれど、迫力があり、新しくて作っていても楽しかったです。

 

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 チームのみんなと1つの部屋でお互いにアドバイスや、制作を助け合いながら衣装を作る時間。集中するけれど、その中でも、虹や豪雨、サル、花にそれぞれがなりきっている空気は宝物になりました。
 私たちが最初に予定していた時よりも衣装の制作に手をかけたため、つい、「8時になったら、ダンスの練習しようね!」と言いながらも、「やっぱり、8時半」「あ、9時になっちゃった!」という風に、制作が楽しくて時間も忘れてしまうということが何度もあったのですが、忙しい中でも、制作しつつ、ダンスや劇の練習をしていく時間はとても楽しかったです。

 とはいっても、今回は金時祭りの翌日がお父さんのお誕生日会ということもあり、準備時間は限られていました。主な劇とダンスの練習時間は、当日の午前3時間。
 この3時間で、チームのみんなと劇とダンスを猛特訓して向かったのですが、1回で覚えるという覚悟で、ダンスを覚え、それでいて楽しみながら会に向かう過程はコンサートへ向けての気持ち作りにもなりました。

 ダンスの方も私がずっとやってみたかったコンテンポラリー風の顔の表情や動きを使ったダンスも取り入れながら、ちょっぴり不思議でかわいい、喜怒哀楽の情緒豊かなダンスを踊ることができました。

 

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 そして、フェイスペイントにも初挑戦。
 私の虹はりなちゃんが描いてくれたのですが、顔に青や紫、ピンクなどで虹を描き、そこに白い羽のペイントをりなちゃんが一発描きで描いてくれて、そのセンスや技術に、自分の顔を鏡で見るたびに驚くほどでした。
 でも、チームのみんなとお互いに花やサル、豪雨などをモチーフにペイントを描くのも、こんなにも本気で表現したり、アーティステックな気持ちで遊べるのが幸せなことだなと思いました。

 お父さんとお母さんにも「どの衣装もコンサートで使えそうだね」と喜んでいただけて、少しでもウィンターコンサートに繋がるインスピレーションになったかなと思い、チームのみんなと達成感を感じました。

 そして、私たちのチームの後は『エラスティック・ハート』のチーム。このチームのテーマは「天使・牙・機関車」でした。
 最初、「機関車」と聞いた時、天使と機関車がどんな風に繋がるのか、その共通点が難しく感じていたのですが、このチームの機関車は人間界と天使界をつなぐ重要な役割を果たしていました。

 

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 真っ白な帽子にパステルカラーのスカートをはいた天使。白やピンク、ベールのような布をまとった天使たちはとても可愛らしく、目にも華やかでした。
 そして、天使と天使の夫婦の間に生まれた1人の天使。実はこの天使には悪魔の牙が生えているということから物語が始まりました。

 それから天使の学校での同級生、牙の少年との出会いなどから、主人公の天使が人間界へ降りることを決意。
 主人公の天使の葛藤、天使学校でのかしましい同級生たち、牙を演じるももかちゃんのユーモアのあるユニークなキャラクターと、それぞれのキャラクターが立っていて、コンサートのワンシーンを見ているような気がしました。

 

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 続く6チーム目は、これまた不思議なキャラクターが。
 一瞬、(あれ? ここは人間界? 天使の次は、どこの世界?)と見ているこちらが疑問に思うような、不思議な2人組が現れます。

「金貨・傘・吊りバンド」をテーマにしたこのチームは、劇が印象的でした。
 謎の2人組は金貨を巡って旅をしている中で、人間が金貨をどのように活用するのか、その人が利他心で行動するのか、利己心で金貨を利用するのかを観察していきます。

 

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 金貨。いくら金貨を手に入れても、利他心で生きていなければ幸せにはなれない。心の隙間は埋まらない。
 2人の兄弟のエピソード。エリートを目指す男。お金持ちで裕福だけれど心の中が満たされない、余裕のない事業家。

 みんなの演技力、存在感、濃いキャラクターに笑いが止まらない中で、その人たちが金貨を通して、利己心から利他心へ価値観や考え方を変えていく展開はどこか、感動しました。
 また、ウィンターコンサートのテーマとして挙げられている『恐竜』をイメージした新しい衣装も誕生し、この手つくりの衣装が、ウィンターコンサートのステージでどんな風に活用されるのか、想像するだけでわくわくしました。

 

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 そして、最後は「魔法使い・鈴・小熊」のチーム。
 なおちゃん演じる森の探偵さんのもとに集まった、世にも奇妙で不思議な相談たち。その、アッという結末に驚いたとともに、登場人物たちの心の動き、決意に心を動かされ、感動しました。
 探偵さんと小熊くんのかけあいや、鈴さん。森の探偵所に集まってくる隣村の方たちや、赤ずきんちゃん。そして、かにちゃんが大迫力の悪役、魔術師を演じて、その劇の完成度の高さに引き込まれていきました。

 また、ドアを開けたら鈴さんが鈴を鳴らしたり、りのちゃんがパーカッション担当で、ドアを叩く音、魔術師がやってくる音、動きなどを打楽器で表現しているのも面白く、(こんな風に効果音を出せるのか!)と驚きました。

 

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 どのチームも劇の内容や、衣装、全体のカラーが違く、3つのテーマに沿って色々な世界、物語の旅へ会場に集まってみんなを連れて行ってくれました。

 今回はお誕生日会の準備期間も短く、限られた時間の中での準備だったのですが、どのチームも「いつの間に練習していたの?」「こんなに精度の高い劇ができるの!」というくらいにクオリティが高く、見ていても面白くその世界観に引き込まれていきました。

 表現するということ。なのはなファミリーでは農業・スポーツ・音楽活動を3つの柱として回復へ向かっていきますが、これらを通して私たちは自分自身を表現し、表現していくことで新たな価値観を築き、視野や見ている世界の幅を広げていきます。

 

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 伝えたいものがある、伝えたいことがある、表現したいものがあるなのはなファミリーのウィンターコンサート。そのコンサートへ繋がる大切な一歩として、お父さんのお誕生日会を作り上げることができました。
 お誕生日会の後、お父さんが「心をいつもオープンにしていないと、演じることはできないんだよ」と話してくれました。

 舞台の上で表現することを通して、自分自身を客観性を持ってみて、自分を作っていく。表現するという時、内にこもったり、自分自身にいっぱいになっていてはいい舞台はできなくて、気持ちをオープンにすること。
 そのためには、日々の生活からアーティスティックに、鋭い気持ちで常に外向きに演じ続けなければいけません。

 お父さんのお話を聞かせていただく中で、改めて自分たちが摂食障害から回復するという時も、ステージで表現するときも同じで、日々の生活や日常生活の心持が全部、ステージの上にも表れるし、自分たちの未来を作っていくのだと感じました。

 自分の回復を自分自身がデザインする。
 舞台の上で表現する、何者かを演じるように、常に自分がこうありたいという理想の自分を表現していく中で、そんな自分へと成長していきたいです。

 

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 そして、私は1人ではありません。たくさんの同じ志を持つ仲間。どこまでも深く理解してくれるお父さんとお母さんがいます。

 なのはなファミリーのウィンターコンサートは、1人が高い能力を持ち、1人が目立ち輝き、活躍をし、大きな力で作り上げるのは違っていて、みんなと力が合わさり、それぞれが自分の持ち場で精いっぱいに動き、魅力的に輝く中で、レベルの高い自分たちの回復へと繋がるウィンターコンサートへとなります。

 ウィンターコンサートまで約2か月半。
 お父さんの脚本書きのよいインスピレーションに繋がる会をみんなと作れたことが嬉しかったし、私もコンサートへ向けてより自分の魂を磨き、高めていきたいです。

 

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 本当の幸せとは何か。私たちが生きていく意味とは何か。
 私にしかできないこと、私たちにしかできないこと、その使命感を胸にウィンターコンサートへも強くストイックな気持ちで向かっていきます。

 改めて、お父さんお誕生日おめでとうございます。なのはなの子として、お父さんの仲間として、これからも今いる仲間たちと、そしてこれから出会うべくして出会う仲間たちと共に、あるべき世界を思い描き、作っていけるよう成長していきます。

(ななほ)