「新しくなった6年生教室」 ななほ

10月3日
 
 ギター教室が終わり、お風呂に入り、消灯まで13分。日記が書き終わったらいいなと思いながら、書き始めています。

 あきこさんがなっちゃんの訓練の合間に、6年生教室を模様替えしてくれて、とても華やかになりました。

 わざわざ、東京から来てくださっているのに6年生の掃除や片づけをさせてしまっているのは申し訳ないなと感じていたのですが、あきこさんが本当に楽しそうに模様替えをしているのを見ると、私まで嬉しくなったし、さすがあきこさんだなと感じます。

 また、お父さんとお母さんにも6年生教室を見に来てほしいくらい、何だか映画館のようでもあり、展覧会のようでもあり、嬉しさが詰まった6年生教室になっています。

 というのも、あきこさんが壁に歴代のなのはなのウィンターコンサートのポスターやチラシを綺麗に飾ってくださったり、入り口側にはお父さんの大好きなフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』と、カシニョールの『サクランボのタルト』の絵画が飾ってあるのです。

 ただそれだけで、どこか品があって華やかで、あきこさんがいてくださることが嬉しいなと思いました。

 また、今日は一緒にサツマイモ堀りもできて嬉しかったです。
 今年は畝間潅水が上手くいかずに水不足気味となってしまい、収量自体は例年に比べて少なかったのですが、久しぶりに大人数作業でみんなと畑に出た時間が楽しかったです。

 お母さんも初めは「お母さんも見に行きます」と言っていたのですが、畑についてみると、最初から作業が終わるまでずっと、お母さんがスコップを持ち、サツマイモを掘り続けていて、改めて、お母さんの力強さや体力がすごいなと感じました。

 また、私はあきこさんとももかちゃんと一緒にサツマイモを掘らせてもらっていたのですが、あきこさんの手が大きくて、力強くて、スコップで少し持ち上げるだけで、後はあきこさんがぐわーっとひっくり返してくれるのが圧巻で、思わず笑ってしまうくらいでした。

 秋を感じながら一緒に作業をさせていただけたことが嬉しかったし、本当に空はすっかり秋になり、吹く風も秋、食卓にはカボチャが並び、サツマイモを掘り、栗を収穫してと、芋栗南瓜のこの季節が嬉しいなと思います。