9月29日
〇あゆちゃんとの水やり
あゆちゃんとセロリ、ブロッコリー、カリフラワーの水やりをさせてもらいました。2時間ほど早くセロリの水やりが終わったので、今日時間がなくて作業に入らなかったブロッコリーとカリフラワーの水やりもプラスですることに。保育園前畑は縦にとても長いので、ホースもその分とっても長い。引き回しが大変なイメージがあったのですが、エンジンポンプでホースから勢いよく水が出ることを有効活用して、あゆちゃんが一つの畝間から3畝先まで消防士のように水をやってくれました。
私はその間、畑に行って株を見たら幼虫…それが気になってしまったので、虫つぶしをしていたのですが。それらをしながら、あゆちゃんが話してくれたことがとても印象に残っています。
どうして植物は動かないことにしたんだろう。もともとは動物も植物も同じ細胞で、それが進化するなかで。自分の足で動けて、自分で獲物を狙えるようになることを選んだ動物と。そこから動かないで、光合成をして一生を過ごす。虫が来ても逃げられないのに。それでも動かないことを選んだ植物。
けど、自分を守るために特殊なエキスだったり、匂いをだすものもいる。どうして植物は動かないことを選んだんだろう。もしうまれかわるとしたらなにになりたい?
動かない代わりにおいしい野菜・実を作って、届けることにしたからなのか。でも、牛や豚は動くけどおいしい。
確かにブロッコリーも動けないから、青虫が来ても逃げられないで、食べられるがまま。ひどい場合には欠株にまでなってしまう。
結局のところ、答えは分らなかった。でも、本当の答えはないような気がする。色々な人の考えがあって、これ! という一つはないような……
いつも当たり前のように、動物は動くもので。植物は動かないもの。と思っていたし、それがどうとかなんて思ってこともなかったです。これも、神様が理想社会を作る中で必要としたのでしょうか。ブロッコリーの水やりをしていて、浮かぶあゆちゃんの考えがとても興味深くて。なんというか、普段自分が「当たり前だ」と思ってそれで終わりにして、何も考えていないようなところを、あゆちゃんはそれを流さないで、深く自分の中で考えているのだろうなとおもいました。
今日半日あゆちゃんと作業をさせてもらって、コンサートだったりとか、動物の話しだったりとかの話しをしたりとか。あゆちゃんの作業に対する姿勢。明るさ。いつだって外向きで、みんなのために、野菜のために動いている、そんなそばで作業をさせてもらって、前向きパワーをもらいました。後ろむきになって、逃げたって何にもならない。どんな役割にも、楽しさや新発見を見つけて、一生懸命にしたらいい。どんな困難もかかってこいの気持ちで、それを楽しんでやる! 全力でやってやる! という気持ちを持ってみます。
明日、明後日は音楽合宿。金時まつりの練習、お父さんのお誕生日会の衣装考案や準備、Augustus gloop の合わせと、盛りだくさん。その時、その時で、気持ちを切り換えて、精一杯で頑張ります。たのしみ……おやすみなさい。