9月22日(金)「セロリの物語がはじまる & 撤去はおまかせ、粉砕機」

9月22日のなのはな

 崖崩れ下ハウスの北側2棟とユーノスハウスに、なのはなの食卓で大活躍のセロリを定植しました。
 まずは、畝立て班と底面吸水班に分かれて、わたしはあゆみちゃんとたけちゃんとたいちゃんと一緒に、トレー40枚分のセロリの苗を、虫対策でアミノ酸溶液に、数回に分けて10分間つけてから、定植に合流しました。

 底面吸水では、縦80センチ、横130センチほどの大きなフネに、溶液を作り、下からも上からも吸水できるように水をかけていたのですが、たいちゃんも、あゆみちゃんから黄色のゾウさんのじょうろを貰って、セロリが丈夫になるように水やりをしてくれて、上手にお手伝いしてくれて、とても嬉しかったです。
 苗はとても綺麗で、少し触れると、甘くて爽やかなセロリの香りがしました。
 たっぷりのアミノ酸溶液を吸って、苗が勢いづいたところで、畑に向かいます。

 

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 底面吸水をすべて終えて畑に着くと、すでにみんなが畝立てを終わらせて定植を始めていて、わたしも植え付けの作業に合流しました。
 セロリは、幅80センチから90センチの畝に4条で植えました。凍ってしまうような冬も畑で過ごすため、ビニルを掛けて寒さから守るのですが、その凍ったビニルにセロリが当たって傷まないように、畝肩から15センチ、余裕があれば20センチを確実に確保して植え付けを行いました。株数も多いため、植え付けは素早く、しかし、株間は繊細にとっていき、そういう細やかな心遣いも大切だと感じました。
 綺麗なセロリの大収穫に結びついてくれたら嬉しいなと思います。

 

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 植え付けを終えた株から、三本指で一つまみずつ、元気づけの硫安を株周りにパラパラと撒き、活着するようにたっぷりの水をやって、セロリの定植作業は完了です。

 今はまだ10センチほどの小さな苗ですが、一つひとつの作業を確実にポイントを押さえて手入れして、元気に育つように、みんなで見守っていきたいです。

(なつみ)

 

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〈山畑西では、キャベツが結球をはじめています〉

 

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 粉砕機を使った作業をしました。
 今年の夏、たくさんの実をつけて食卓を彩ってくれていたミニトマトの株を粉砕していきます。

 

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 私は粉砕の作業が初めてで、作業の仕方をあけみちゃんに教えてもらいながら、ミニトマトが植わっていたビニールハウス3棟をまわりました。
 作業に必要な道具から、粉砕機のかけ方、一度に入れる丁度いい量を確認しながら丁寧に進めていけたことが、とても嬉しかったです。
 株はからからに乾いていて、順調にずんずん機械に吸い込まれていくのがとても気持ちいい!
 途中で噴出口の向きを変え、ハウス一帯に広げながら撒きました。

 

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 最初はたくさん株を入れ過ぎてしまったり、丁度いい量を次々に入れていくのが難しいなあと思っていたのですが、やっていくうちに感覚が掴めてきました。
 ハウス1棟が終わるごとに株の山がなくなっていくのも、達成感があって楽しかったです。

 

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 これからは、収穫が終わった作物の撤去作業があっても、こんなふうに株を山にしておいたら、粉砕する人がやりやすいだろうなと分かって作業できそうだなと思いました。

 2人で息を合わせて、時間に余裕を持って綺麗に進められて嬉しかったです。

(まなか)

 

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〈夜7時45分からは、翌24日に出演する、デイサービス「はくせん」にて、敬老のお祝いに披露するフラダンスショーのリハーサルを行いました〉

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