「未来はきっと明るいと」 ふみ

9月21日

 昨日の話です。はくせんデイサービスの演奏に向けて、ダンス練習をしました。
 最初にゆりかちゃんが基礎練習をしてくれて、腰を前後に動かしたり、横に動かしたり、斜め前や後ろに動かしたり、回したり、ゆっくりのスピードから速くしたり、練習をしたら、腰がどんどん動かしやすくなるのを感じました。

 今回の演奏は、6曲で、6人でダンスを踊るので、人数は少ないけれど、バックグラウンドにはみんながいることを思って踊る。と、ゆりかちゃんが話してくれて、人数は少ないけれど、後ろにはみんながいるというそのバックグラウンドを思うと、すごく気持ちが強くなります。

 カアナアレを踊るときの気持ちは、『お母さんから感じた優しさを今度は自分たちがまだ見ぬだれかに繋げて、希望になる』に統一しました。
 カアナアレはヒトトヨウさんのハナミズキの曲で、毎年、母の日にお母さんに向けてみんなでハナミズキを歌うので、カアナアレを聞いたときに、(お母さんの曲だ)と思いました。カアナアレを踊っていると、お母さんの笑顔が頭に浮かんだり、お母さんの強さや優しさを思います。

 気持ちをみんなで統一したあと、「表情や振りが揃っているよ」と、ゆりかちゃんが教えてくれて、気持ちを前に出して、気持ちに止めるところをつくり(気持ちを流さない)、はくせんデイサービスの方に喜んでいただけるように、人数は少ないけれど、バックグラウンドのみんなも見えるような演奏にしたいです。

 バックグラウンドを思うことは、いつもそうなのだと思いました。
 仕事をしているときも、その場には自分1人しかいないかもしれないけれど、いつも後ろには、お父さん、お母さん、みんながいてくれるんだと思いました。
 そのバックグラウンドのことを思うと、わたしは、守られる人ではなくて、仲間を守る人として、強くなっていきたいです。

 ステージに立つ時も、私個人ではなくて、なのはなのステージに立つ1人として、役割をしっかり果たしたいです。
 気持ちを作り、伝える手段であること。自分が成長する手段の1つでもあり、まだ見ぬだれかに希望を与える1人であること。そのときに、いつもバックグラウンドには、お父さん、お母さん、みんながいてくれること。
 そのことをいつも思い、人の役に立てる人になっていきます。
 いつも自分のこととして動くこと、それが、すごく利他心であることを、お父さん、お母さんが教えてくださいました。

 自分の未熟なところも、みんなのなかにいるから、みんなが教えてくれて気がつかせてもらって、その自分の未熟なところに気がついたら、そこを素直に受け入れて、次はそうならないように修正する。
 みんなのなかにいるから、みんなに気がつかせてもらえる、それも利他的なことなのだと、昨日のお昼の集合のお話を聞いて思いました。

 成長したい、変わるという気持ちを諦めないで持ち続けて、いつも、自分の未来はきっと明るいと信じて、成長し続けていきたいです。