9月11日
○2016年のウィンターコンサートのDVDを観て
久しぶりに雨が降りました。ここ最近、ずっと願っていた雨でした。
雨もあって、今朝の収穫はお休みでした。あゆちゃんが、身体を休められるようにと言ってくれて、いつもより眠りも深くて、ゆったりした朝を迎えられました。
起きた7時頃は雨が止んでいたので、畑の見回りや細々とした手入れを進めました。
川向こう畑のサツマイモ1弾の芋の実つきが気になっていたので、1株だけ試し掘りをしてみたところ、そこは畑の中でも1番水路から遠く、水が届きにくい場所だったので、少し根っこが多かったです。まだ色も若干、薄いように感じました。
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午後からみんなで、ウィンターコンサートに向かう気持ちを作るために、2016年のウィンターコンサートのDVDを鑑賞させてもらいました。
何年のを見ようかな、と朝から話題になっていたのですが、2016年のを観ると聞いて、嬉しかったです。
幕開けから鳥肌が立ち、オープニング曲は『セット・ファイヤー・トゥ・ザ・レイン』の大人数ダンスでした。出だしからセンターで踊る、卒業生の先輩たちの表情に引き込まれて、目が離せませんでした。
今更と言えば情けないですが、久しぶりにこのコンサートを観て、今は役者が何を言おうとしているのか理解ができて、これは自分たちのことなのだと思うことができました。
地球温暖化が原因で地球に住めなくなってしまうことも、親離れ・子離れのことも、そして自分たちがどう生きていったらよいかという答えも、すべて自分のこととして受けとめて、役者の台詞がどれも大切に思えました。
年代は変わっても、例え数年前のことでも、お父さんが脚本を通して、わたしたちに伝えようとしてくださること、それを表現して、わたしたちがお客さんに伝えるべきことは何一つ変わらないのだと思いました。
わたしもなおちゃんが演じた、忠雄と同じでした。周りの大人の期待に応えようと顔色ばかり窺って生きてきて、人の評価ばかり気にするようになってしまいました。そして人よりも優れた能力を手にしようと利己的になり、そういう人が溢れた世の中だから、資源を無駄遣いして、温暖化が進んで、地球に住めなくなっていく。
嘘のような話だけれど、現実に経った今起きている問題で、お父さんはそのことを見越して、この脚本を書いてくれました。
わたしは仁や知子、そして忠雄の勇気に希望をもらいました。わたしも6人のように保障を求めずに、ただ誠実に謙虚に希望を持って、精一杯生きていきたいと思いました。
そしてその姿が舞台で全力で表現する、役者やダンサー、バンドメンバーの姿に重なって、わたしもなのはなファミリーで回復して、世の中を変えていく一人として、先輩たちに続いていけるくらい強くなりたいと感じました。それと同時に、今年のコンサートはもっとパワーアップしたステージをつくれるように、自分も必死で頑張りたいとも思いました。そのための手段が、このコンサートであって、回復に繋がっているのだと思います。
2016年のコンサートはやっぱりラストシーンが感動するのと、ポリポリ族やウンパルンパ族のシーンが気に入っています。それと好きな曲が多いです。
今年はどんなコンサートになるのか、期待と不安の両方がありますが、今日観たコンサートのことを思うと、また今年も舞台から照明、ダンス、コーラス、演奏まで、みんなと1から生み出していく過程が楽しみだと感じました。