「科目試験へ」 ななほ

9月10日

 無事に9月の科目試験を受けることができて嬉しかったです。
 今回は、英語コミュニケーション、教育原理、教育心理学、教育方法論と、科目名を聞くだけでもずしん、ずしんと耳をふさぎたくなってしまうようなところから始まったのですが、英語はあゆちゃんも見てくれて十分に余裕をもって試験に迎えたし、試験勉強をする中で、教育3大科目も何とか楽しんで乗り切ることができました。

 試験前は、日記も書かず、パソコンも開かず、本も開かず勉強という風に決めて、限界まで暗記して、インプットとアウトプットを繰り返していたので、もう、布団に入ってからも覚えた内容が全部、空で言えるくらいまでどっぷりと、勉強漬けにしていたのですが、試験が終わった今、ものすごく頭がスッキリして元気いっぱいです。

 もちろん、試験もこれまで勉強してきたことを上手く出し切れて、私が今思う限りでは、4科目ともS評価(90~100点)の結果で帰ってきてくれるような気がしています。

 毎回、科目試験では学生証を落とすだとか、電車を乗り違えるだとか、電車出発ギリギリの時間に電車に乗り込むとか、何かとハプニングを起こしてきたのですが、今回は、特に問題なく試験に行って帰ってこれて嬉しかったです。

 6月の科目試験の時点では、(電車って、どうやって乗るんだっけ?)という小学1年生の初めてのおつかいのような状態から始まったのですが、この数カ月で電車にも慣れて、人混みにも慣れて、試験も伸び伸びと受けさせてもらえることが嬉しいです。

 今回は今でこそ、笑い話ですが昨日の朝まで、試験範囲の一部に一度も手を付けてこなかった部分がありほとんど、一夜漬けでA4用紙2枚分の文章を丸暗記したのですが、結果的にその部分は覚えられたけれど、試験には出ませんでした。

 科目試験は最大で4科目まで受けることができ、私の場合は試験に行く回数を少しでも減らすためにほぼ4科目ずつ、受けてきているため、試験で覚えないといけない範囲も多くて、今回はA4用紙にすると22枚分の内容と文章を丸暗記しました。

 でも、この丸暗記法のお陰で今のところ、前回までの試験もS評価が多くありがたいし、今回も覚えた分をアウトプットする面白さを味わいながら、楽しんで試験を受けることができて嬉しかったです。

 また、試験が終わった後に試験管の方が、「よく頑張るね。普段は、何か仕事とかされているの?」と声をかけてくださり、そこから、なのはなファミリーや桃、畑の話になりました。
 すごく素敵な場所だとほめてくださり、応援してくださって嬉しくなりました。

 スクーリングに行った時もそうでしたが、私はなぜか、色々な人に声をかけられやすいです。それは、私が誰かれ構わず、挨拶やお辞儀をしすぎなのかもしれませんが、色々な人になのはなファミリーの存在を知ってもらえたり、なのはなの生活や考え方に共感してもらえると、私まで嬉しくなります。

 日記や自分の話をするときは、成功体験よりも失敗談の方が面白いし読んでいても楽しいかと思うのですが、それに反して今日、嬉しかったことを最後に3つ書きます。

 1つめは、声をかけられやすい関連のことなのですが、岡山駅のエレベーターに乗った時に、見ず知らずのおばさんに、「あなた、とってもかわいいわね」と声をかけられました。エレベーターに乗っている間、何度も、「かわいいわね。あなた、18歳になられているの? とても綺麗ね、頑張ってね」と言ってくださり、そのおばさんの満面の笑みに元気をもらったし、初対面の人にかわいいと言われるのは初めてで恥ずかしかったのですが、こんな風に気さくに声をかけてくださるおばさんもいるんだなと思い、嬉しくなりました。

 2つめは、試験から帰ってきたらコンバインに乗っているお父さんの姿が見えたことです。そのまま、なっちゃんが「いってらっしゃい」と車を止めて降ろしてくれて、着替えもせず、靴も履き替えずであまり役には立てなかったのですが、お父さんのコンバインの応援に行けて嬉しかったです。

 コンバインは少し詰まってしまっていて大変なようでしたが、すぐに問題を解決したり、必要な修理や対策ができるお父さんが本当にすごいなと思い、なのはなのお父さんでもあり、物書きでもあり、歌手でもあり、ファーマーでもあり、修理屋さんでもあり、何者にでもなれるお父さんがかっこよくて、私たちの自慢のお父さんだなと思います。

 私も稲刈りシーズンが終わる前に、また何か稲刈りや作業が手伝えたらいいなと思うし、今回は10分程度しかいられなかったけれど、またお父さんの応援に行かせていただく機会があったらいいなと思いました。

 3つは、りゅうさんが天ぷらを揚げてくださったことです。
 今日、試験から帰ってきたらみんなが口をそろえて「おかえりなさい」といったあと、「今日、りゅうさんいてくださるよ!」と教えてくれました。

 夕方に野菜切りで台所へ行くとちょうど、りゅうさんが天ぷらを揚げてくださっているところで、ナスやピーマン、カボチャにちくわにオクラなどバリエーション豊富な天ぷらがとっても贅沢で、お父さんチームやあゆちゃんチームの稲刈りを応援するようなメニューが嬉しかったです。

 次の試験は10月1日と今回は、試験から試験までの間が短いのでまた、明日から勉強を開始しないといけないのですが、バナナの手入れやコンサートに向けての練習も同時並行で、責任を持って進めていきたいと思います。
 走り書きのような日記になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました。