9月7日
今年の桃の報告会、そして未来の桃について、今シーズンを振り返った上で、今後の対策や、進化させたいこと、期待している事。お父さんのお話を伺い、気持ちが引き締まると同時に、未来への希望が膨らみ、やる気や、気合も入り、とても嬉しかったです。
また、桃の話だけでなく、なのはなファミリーとして、摂食障害の回復施設としての役割、進化させたい事、これからどうしていきたいか、等のお話を聞かせていただけたことも、とても嬉しかったです。
お父さんお母さんのお話を伺い、より一層自分が今、なのはなファミリーの一員であること。桃メンバーとして、動かせていただいている事が、ある意味奇跡的ともいえるけれど、強く誇りを感じました。
けれどその分、責任もあると感じています。
私は、何か意味を持ってなのはなファミリーにたどり着いたのだと思っています。なるべくして摂食障害になり、来るべくしてなのはなファミリーにたどり着いたのだと思っています。
神様は私に、私の使命を果たすべく、そう導いてくださったのだ、と感じます。
どんなに困難な道であっても、それは、越えられるから与えられている試練。それを乗り越えることで、自分は成長できる。得られるものがある。それは、自分の人生にとって、とても大きなものになる、と思います。
どんなことも、うんと味わって、誰かを癒す、助けられる、希望になる力へと変えたいと思います。
私は、依存症の怖さ、回復することの難しさ、回復したふりなどできない。少しでも奢った気持ち、利己的な気持ちへと走ったら、足元を救われる。利己心を隠し持ちながらなんて全うに生きることなどできないことを忘れません。
難しいことかもしれないけれど、だからこそ道を切り開いて、未だ見ぬ誰かの希望となりたい。世界に希望を与えたい。
私自身がちゃんと自立し、回復し、そしてそれはどのような回復の道だったのかを記録にして残し、自分だけのサクセスストリーを、自分だけのものにするのではなく、未だ見ぬ誰かの希望となり、なのはなファミリーにとっても、世界にとっても、プラスになる、力になりたいと思います。
自分が道を拓いていく。新しい価値観を作る側として、常にサービスする側、プレイヤーであります。
毎日の生活を大切に、毎日に、幸せも、成長するきっかけも、たくさん広がっていて、ニュースもだけれど、見えるも見えないも、自分自身で、アンテナを張って、外向きな気持ちでいて、成長していきたいです。
桃と駆け巡ってきた夏。まだ終わっていないけれど、本当にチームプレーだったと思います。
一人ひとりが、自分の役割に責任を持ち、果たしてきたと思います。そして、一人ひとりがかけがえのない存在です。一人ひとりが自分の得意分野があったり、良いところを活かすことが出来たように感じます。本当に、チームでした。大変なことも、嬉しいことも、みんなで共有し、共感し、乗り越えてきました。そんな仲間がいることが、本当に幸せなことだと思いました。
しかしこうして、桃の夏を乗り越えられたのは、お父さんお母さん、スタッフさん、なのはなのみんなの存在なしでは乗り越えることは出来ませんでした。帰ってくると、「お帰りなさい」と言ってくれる家族がいる。畑も忙しいと思うけれど、桃を優先させてくれ、当番をみんながまわしてくれたり、ヘルプに来てくれたり、たくさん助けてもらいました。
私はもっと、深く高いレベルで考え、質の高い仕事ができるようになりたいです。話すときも、一番に何を伝えたいのか、という意思がしっかりしている。相手に伝わる話し方をし、社会人としての意識を持ち、成長をしていきたいです。きちんと話せなければ、正しく伝わらない。正しく伝わらなければ、すれ違いや、間違いが起き、良い仕事につながらないと思います。食事のコメントは練習の場になると思います。
共同生活をし、お互いのことをある程度知っているから、理解が出来、お互いさまの関係でいられる。トライ&エラーで何度でも挑戦し、学び、成長できる。そのような環境が有難いです。
みんなの優しさに甘えず、いち社会人として立って、親しき中にも礼儀ありで、大人のふるまいをしていきます。
心を磨き、深め、良い作物を作り、人間としても成長していきます。
これから、もっともっと、人の力になれるよう、頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。