「深いところを目指して生きていけること」 ななほ

8月28日

 今日はつきちゃんのお誕生日です。
 つきちゃんとは桃作業や衣装部などで何かと一緒に作業をさせてもらったり、話す機会が多く、いつもつきちゃんの存在にたくさん助けてもらっています。

 つきちゃんと一緒なら、大変なことも楽しいことも、辛いことも嬉しいことも全部、前向きに力を合わせて乗り越えていけるような安心感や、希望を感じて、つきちゃんにいつも明るい方へと引っ張ってもらっています。

 昨年は、つきちゃんと毎日、桃の収穫やネット掛け、防除に草刈り、剪定などをさせていただいて、つきちゃんの軽トラックの助手に乗って畑をまわったり、つきちゃんの明るい声掛けや笑顔に力をもらいました。

 桃作業をしていても、つきちゃんが塩分部長や水分補給を気にかけてくれたりして、私たちのお姉さんとしていつもテキパキと仕事をこなし、自分でやるところは最後まで責任をもってし、任せるところは任せ、いつもなのはな全体や、今どうしたいか、今必要なことは何かを判断して動いているつきちゃんが優しいです。

 つきちゃんが、「ななほちゃんといると、本当の姉妹になった気分」といって、私のことを好きでいてくれたり、一緒に生活や作業をする中でたくさん迷惑をかけてしまうこともあるけれど、私のいいところも悪いところもつきちゃんが全部知ってくれていて、大きく受け入れてくれて、いつも変わらずに好きでいてくれて、そんなつきちゃんに気持ちが救われたことが何度もあるし、つきちゃんのことが大好きです。

 普段は冷静で物静かでおしとやかなつきちゃんだけれど、時には満面の笑みで遊んでいたり、おちゃめな一面があったり、反対に男らしさを感じさせるくらいに力強く、逞しいところもあり、メリハリのある魅力的なつきちゃんが綺麗だなと思います。

 つきちゃんと思いっきり重いものをもって運んだり、桃のネット張りをしたり、桃の収穫や草刈りをしたりする時間が大好きです。

 衣装部のほうでもイベントがあるごとに、つきちゃんたちと衣装の準備や現地で衣装のセット、テント張りなどをさせてもらうと、つきちゃんの真面目さや誠実さを強く感じるし、いつもみんながいいように、やりやすいようにと考えで、絶対に手を抜くことがないつきちゃんが綺麗で尊敬しています。

 桃作業で忙しい中でも、つきちゃんがいつも衣装部の方でも責任をもって最後まで動いていて、そんなつきちゃんの責任感やみんなを思う気持ちが素敵だし、私も少しでもつきちゃんの役に立てるよう、桃でも衣装でも、日々の生活や当番でも成長していきたいなと思います。

 つきちゃんのことが大好きです。

 話は変わってしまうのですが、午後の初めにOMTの時間がありました。今回のテーマは『縁日で楽しかったこと』という、聞くからにワクワクするようなもので、縁日の屋台のチームでペアになって行いました。

 私はせいこちゃんとOMTをさせてもらい、縁日で日記には書けなかった気持ちや嬉しかったことを話したり、共有できた時間が嬉しかったです。

 2日前が縁日だったなんてもう信じられないのですが、今日は縁日のまとめや反省会もできて気持ちが整いました。

 また、気が付いたら月末になっていて、今日から山小屋だよりの編集も開始です。
 ちょうど今、保育のレポートで内発的動機付けと外発的動機付け、オペラント条件づけ、アンダーマイニング効果など動機付けについてをやったところなのですが、私にとって山小屋だよりは、内発的動機付けでしかないです。

 何がと言われたら上手く説明できないのですが、写真を選んでレイアウトを考えたり、ただ文字や写真を見ているだけでも嬉しくて、1年中でも編集し続けられそうです。(目標は1年後ではなく、2日後なので頑張ります!)

 特に今月は海や川、縁日にダイナノー・ウォーク。花火大会に夏祭り出演、畑と盛りだくさんで、もし今度なのはなファミリーへ新しい仲間が来てくれたら、今月号を読んでもらうのがおススメです。

 まだ編集も終わっていないので、この日記を書いたら続きをしようと思います。

 話は戻りますが、OMTをしていて改めて、なのはなファミリーでみんなと1から縁日を作ったり、自分たちが主催者でもあり、お客さんにもなってやる縁日が大好きだなと感じました。

 先週のハウスミーティングで、お父さんが、「僕はアリの行列をずっと見ていられる。小さなアリの中にも宇宙を見ることができる」と話してくださったように、なのはなの日々の生活の中に私は、宇宙を見ることができると思いました。

 どんなテーマパークよりも、どんなアトラクションよりも、自分たちで考えて作る縁日やダイナノー・パークは魅力的で、奥が深くて面白いです。

 既存の価値観に染まって、ショッピングだとか美味しい食べ物を食べることなど、ただ消費するだけの生活や、浅いところに幸せを求めたり、ただ世間一般でよいとされることをやって、楽しいとされることを楽しくもないのに、さもさも楽しそうにしながら染まるのは嫌だし、私はそんな世界で生きたくありません。

 アリの行列の中に宇宙が見えるように、畑の野菜にも、なのはなファミリーの生活にも宇宙が見えるような気がして、今、心の底から本当の幸せとは何か、利他心とは何か、何を喜びとして生きていったらいいのかを感じたり、考えたりしながら生きていけることが幸せです。

 今、保育の勉強をしていても、学校へスクーリングに行っても、なのはなで教えてもらうことやなのはなでの生活が全部、活かされて役に立ったり、どこへでも通用するのを実感します。

 今回の縁日でも、色々な遊び方、高いレベルでの遊びを教えてもらったし、屋台の店番をしていてもどんな風に相手を楽しませたいか、どうしたら楽しんでもらえるかを考えたり、誰かにルールを説明するのも含めて、人前に立って話す機会があったり、そのすべてが、保育に生かされていくのを感じます。

 なのはなで色々な遊びを教えてもらって、深いところを目指して生きていけること、たくさんの仲間と過ごせることが嬉しいです。