8月26日(土)「恐竜調査隊、盛男おじいちゃんの山へ!」

8月26日のなのはな その①

 ようこそ、ダイナノー・パークへ!

 ダイナソー×なのはな=ダイナノーパーク。
 地球史上、最も繁栄したとされる恐竜たち。実は、絶滅されたとされる恐竜たちが、岩見田の盛男おじいちゃんの山で密かに生息しているとの情報が入りました。

 

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〈ウォークラリーの始まり! 出発・ゴール地点は山小屋前〉

 

 恐竜好きの皆さん。年齢性別は問いません。
 まだ誰も見たことのない恐竜たちの作り出す新しい世界を探しに、今、一緒に飛び出しませんか?
「恐竜について研究したい!」「恐竜にあってみたい!」
 皆さんの恐竜や古代生物への情熱や意欲が、本日、発揮される機会がやってきました。

 え? (それって安全なの?)(もし、肉食恐竜に遭遇したら、私たち、食べられない?)って?
 さあ、それは完全な保証はできませんが、DINANO社入社試験は本日限り。さあ、恐竜の世界へ……。

 

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 そう、ここはダイナノー・パーク。
 恐竜が誕生してから約2億200万年たった今、密かに盛男おじいちゃんの山には恐竜たちが生息していたのです。
 この日、DINANO社入社試験が行われると聞き、全国各地から集まった逞しく、探求心に溢れた若者たち。
 東京から卒業生のさきちゃんと同僚の相川さんが来てくださったり、りゅうさんの双子の弟さんの寧くんと奥さんの欧ちゃんも到着。
 また、この日のために卒業生のまちこちゃんご家族、そらちゃんご家族、のぞみちゃんご家族も集まり、たくさんの仲間とダイナノー・パークへ出発しました。

 私はりゅうさんチームで入社試験を受けさせていただいたのですが、同じチームにはゲストの寧くんと欧ちゃん、そらちゃんご家族、さくらちゃんもいてくれて、とても心強く感じました。

 

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 DINANO社のリーダーであるあゆちゃんからダイナノー・パークの地図と6つのミッションが書かれた資料を渡され、いざ、出発です。

 6つのミッションとは……。
 1つ、『DINANO社が設置した恐竜に関する5つのクイズに答えてくること』。
 2つ、『恐竜の化石を採集・収集→組み立てて完全な骨格標本を完成させること』。
 3つ、『4つのチェックポイントで餌、DNA、卵、子育て能力のデータを収集してくること』。
 4つ、『恐竜生息の証拠写真を撮ってくること』。
 5つ、『制限時間の1時間50分でコースを回り、15分で骨格標本の組み立てをすること』。
 6つ、『恐竜たちの生息する森で見るもの、聞くもの細部まで吸収し、最高にInterestingな体験をすること』。

 

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 山小屋の坂を下り、山の入り口まで来るとそこには『DINANOPARK』の門が見え、その奥に首の長いアパトサウルスの姿が見えました。
 その大迫力のアパトサウルス。

 

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 クイズその1:「この恐竜が生まれたときの卵の重さは?」。
 巨大な竜脚類恐竜のアパトサウルス、生態が体重約16~22トン、全長23メートルにもなると言われ、とても巨大です。

 そんなアパトサウルスの赤ちゃん1日で15~30キロずつ体重が増えていくそう。では、この恐竜の生まれたときの卵の重さは……。
 A:5キロ
 B:50キロ
 C:500キロ

 うーん。これは難しい。
 1日で15~30キロずつ増えていくとしたら、1年で約5~10トンずつ増えていくことになります。となると、卵は……。

 

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 私たちのチームでは話し合った末、りゅうさんが、
「大人のアパトサウルスが大きいから、ななほちゃんくらいの卵が産まれてもおかしくないよね」
 といい、Bの50キロを選択しました。

 しかし、答えは残念ながらAの5キロ。5キロと言ったら、スイカ1玉くらいでしょうか。大人になったら23メートルにもなるアパトサウルスも、生まれたときは私たち人間とそれほど変わりがないのだと知り驚いたとともに、私もアパトサウルスくらい、背が伸びてくれたらいいなと思いました。

 

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 続いて向かったのは、『Feed the DINO』。

 ここでは、肉食恐竜のティラノサウルス、草食恐竜のトリケラトプスとランベオサウルスの食性について研究が行われていました。
 このお腹をすかせた3頭へ上手に餌やりをして仲良くできるか。私たちがDINANO社に入社するには、恐竜たちとも仲良くならなければいけません。
 ルールは簡単。1チームにつき20個のシダ玉と、5本の骨付き肉が配られ、それらを恐竜たちの口の中へ投げ入れます。

 でも1つ問題が。ティラノサウルスは口を開いたと思えば閉じ、閉じたと思えば開き、いつ骨付き肉を食べてくれるか分かりません。そのため、ティラノサウルスの気持ちに反って骨付き肉を投げ入れます。

 

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 まずは、草食恐竜の餌やりから。まずはりゅうさん、寧くん、欧ちゃんから餌やりが始まり、見事、寧くんの投げたシダ玉が口の中へ入りました。
 私も緊張しながらも、寧くんの「真っすぐに腕を伸ばして前へ」というアドバイスを基にシダ玉を投げてみると……。
 見事、トリケラトプスの口の中へ入りました。後ろを振り向けば、チームのみんなの嬉しそうな笑顔が見えて、力が湧いてきました。
 結果的にりゅうさんの投げた骨付き肉もティラノサウルスの中へ入り、全体でシダ玉5つ、骨付き肉1つをやることができ、11ポイント獲得です。

 盛男おじいちゃんの山には、ワラビやウラジロ、こごみなど色々な種類のシダ植物が生えているため、草食恐竜にとってはとても居心地が良いのかもしれません。

 私たちも、檜林の木漏れ日に照らされて涼しい中、次のクイズポイントを目指します。
 すると、目の前に大きな卵、中くらいの卵、小さな卵の姿が見えました。

 

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 クイズその2:「この卵の中にいる恐竜の名前は何? また、この恐竜の歯の特徴に当てはまるのは、AとBのどっち?」。
 巨大な卵の中を覗いてみると、そこには私たちのよく知っているあの恐竜の姿が。
 そう、この卵の持ち主は、『ティラノサウルス』です。

 

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〈卵の中を覗くと……〉

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〈ティラノサウルスがいた!〉

 

 けれど、ティラノサウルスの歯って何本あるんだろう?
 Aには約30センチの歯が1000本とあり、Bには約45センチの歯が60本とあります。また、一方は歯が頻繁に生え変わり、もう一方は歯が生え変わらないとか……。
 1000本、それとも60本? この差はとても大きいです。

 頭の中で恐竜たちの歯を想像したとき、モササウルスなどの海の恐竜は歯がぎっしりと生えているところを想像できたのですが、ティラノサウルスに1000本の歯が生えているのを想像すると、あまりにも恐ろしくて笑えてしまいました。
 それなので、私たちのチームが選んだ答えはBの60本。これは、見事に正解でした!

 そして続いては、何やら爪の尖った恐ろしいディロフォサウルスの姿が見えます。このディロフォサウルスのいるエリアの、奥には丸太の橋があり、その奥に卵が3つ置かれていました。
 そう、ここは『Get the 卵』。
 各チームで代表者3人を決め、無事にディロフォサウルスに見つからずに1人1つ卵を持って帰ることができたらミッションクリアです。

 

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 背の高く、腕も長いこのディロフォサウルス。聴覚が非常に優れており、足音を立てれば襲ってくるという恐ろしいディロフォサウルスですが、実は目は見えないそう。
 私たちのチームからは、ゲストのさくらちゃん、卒業生のそらちゃん、りんねちゃんの3人が卵を取りに立ち向かいました。

 しかし、卵を取りに行くときはお守りで(お守りなのか、おびき寄せなのか)、足に鈴をつけなければいけないのです。
 さあ、無事に3人が帰ってこれるでしょうか。制限時間は3分。よーい、スタート!

 

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 真っ先に向かったのはさくらちゃん、足には鈴をつけています。

 リンリンリン。歩けば音のなる鈴。人のいる気配に気づいたのか、ディロフォサウルスの動きは活発で、鋭い爪のある長い腕をビュンビュンと振り回しています。

 しかし、隙間を縫ってそらちゃんが駆け出しました。そのまま、反対側の橋を渡り、卵をゲット。そらちゃんを追いかけるようにして、さくらちゃんとりんねちゃんも走り出し、危機一髪、ディロフォサウルスが反対側を向いている瞬間に、2人も卵のところまで。しかし、それだけでは終わりません。

 そう、無事に帰ってくるまでがミッションです。
 どうやら、このディロフォサウルスも卵を奪われた気配を察したのか、より動きが激しくなり、動くスピードも速い。

 しかし、小学6年生で元気いっぱいなさくらちゃん、さすが動きが俊敏で一瞬にして私たちの元へ帰ってきました。手には青い卵を持っています。
 その後、小柄なそらちゃん、りんねちゃんも重心を低くして、猛ダッシュ。ここまで来たら、私たちも見守ることしかできなかったのですが、無事に3人がケガすることも、ディロフォサウルスの餌になることもなく、帰ってきてくれてホッとしました。

 

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 情報収集のため卵を1つお土産にもらい先を進むと、今度は5頭の恐竜が山の中にたたずんでいました。
 続いては、『Collect their DNA』。
 そう、恐竜たちを傷つけずにDNAを採集するため、眠り薬を塗った矢を使って、恐竜たちを眠らさなければいけません。

 

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 恐竜は全部で5頭。用意された矢は全部で30本。
 恐竜たちは身体が大きいため、1頭を眠らせるには7本の矢が体のどこかに刺さらなければいけないのですが、各恐竜の真ん中にあるハートや星のスイートスポットに見事、矢が命中すれば1回で麻酔が聞いてくれるようです。
 1頭につき7本の矢を当てるにしても、ある矢の本数は30本なので、5本足りない計算に。そのため、必ず1体はスイートスポットに当てなければ、眠ってくれません。

 まずは、りゅうさんがプテラノドンを狙いました。
 プテラノドンは空を飛んでいるため、とても高い場所にいたのですが、りゅうさんのエネルギーと肺活量で矢は真っすぐに飛んでいき、プテラノドンの身体に命中しました。さすが、りゅうさんです。

 

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 2番目は私が矢を吹く番。私は向かって右側にいる、デイノニクスめがけて矢を吹きました。
 1発目は、デイノニクスの身体にあたってはいるものの、ハートからは少し左にそれて惜しいところ。もう少し右に構えて、よく見て身体を真っすぐにし、息を吸って強く吹きます。
 パシュッ。
 私が吹いた矢が見事、デイノニクスのスイートスポットへあたり、デイノニクスを傷つけることなく眠らせることができました。

 

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〈ゲストの相川さんは次々にスイートスポットへ命中させ、恐竜を眠らせてくれました!〉

 

 その後も、りゅうさんがスイートスポットに当ててくれたり、寧くんや欧ちゃんはあと5ミリでスイートスポットというところに命中させ、とても緊張感のある面白い吹き矢に。
 そして、順調に4頭が眠り、残すはあと1頭。
 しかし、残っている矢の数は6本。これは、必ずスイートスポットに当てなければ眠らせることはできないため、見ていてもドキドキしました。

 最終的には、ものすごく惜しくもスイートスポットには当たらなかったのですが、無事に4頭のDNAを採集することができました。

 研究員さんからDNAのデータをもらい、次へ向かいます。

 

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 竹林を左手に見て山を登ると、クイズスポット発見。
 そこには、左側に「~サウルス」「~ドン(オドン)」「~ラプトル」「~二クス」「~プス」という文字、右側には「顔」「トカゲ」「歯」「強奪者」「爪」の文字が書かれていました。
 そう、左側にある恐竜の名前に使われている言葉の意味を、右側の文字から選んで点で結ぶというクイズ。

 最初は眉が下がってしまうくらい難しく感じたのですが、私は、この1週間で恐竜に詳しくなっていたのです。
 というのも、なのはな縁日に向けて、射的チームで恐竜の的の制作や恐竜について調べている中で、色々な恐竜の名前や別名を覚えていました。

 例えば、プテラノドンはラテン語で「翼はあるけれど歯がない」という意味だということや、ティラノサウルスが「暴君トカゲ」と呼ばれていること、デイノニクスは爪が長いことなどこれまで、恐竜について何も知らなかった私ですが、今では20頭近くの恐竜の名前を覚えました。
 だから、何となくですが今回のクイズには自信が。

 

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「~サウルスは、トカゲ。~二クスは爪かな?」
「ラプトルって、卵を盗んで育てるんじゃなかった? ということは、強奪者じゃない?」
「プテラノドンは翼はあるけれど歯がないという意味だから、歯だよ!」
 チームのみんなと意見を出し合いながら線をつないでいったところ、全問正解でした!
 りゅうさんや寧くんが「やったね!」「すごいね~」と飛び上がるようにして喜んでいる姿がとても嬉しかったし、ダイナノー・パークを通して恐竜についての知識を増やしていけるのが嬉しいなと思いました。

 

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 そして、クイズの先には『Fossil』ゾーン。そう、化石発掘です。
 盛男おじいちゃんの山、じゃなくて、盛男おじいちゃんのダイナノー・パークに埋められている、まだ誰も知らない、見たこともない化石たち。
 木の上にひっそり、岩の陰にひっそり、こんなところにあんなところに、ひっそりと化石があり、チームのみんなと無事に10つの化石を発掘しました。
 この化石たちが、いったい何の恐竜になるのかはお楽しみです。

 

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 そして、続いて向かったのは『Flying with プテラノドン』。
 ここでは、メスのプテラノドンが私たちの観察する中で、初めて繁殖し子育てを始めていました。
 今、プテラノドンの子どもたちは固形の餌を食べる練習段階に入ったようで、母親のプテラノドンが子どもたちに自分が採ってきた魚を丸のまま与え、子どもたちがくちばしでキャッチすることを覚えさせているようです。

 

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 今回は私たちがメスのプテラノドンに乗って、プテラノドンの子どもたちに魚をあげるお手伝い。
 ということで、プテラノドン・ジップラインの始まりです。
 このジップラインは、DINANO社建築隊長である須原さんが研究に研究を重ね、作ってくれた夢のアトラクションです。

 

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 ステンレスワイヤーに滑車や金具を取り付け、ちゃんと安全帯もつけて、いざ、空の旅へ。
 紫色のプテラノドンに乗り、盛男おじいちゃんの山を上から猛スピードで降りていくのはとても爽快でした。

 

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 そうそう、魚をあげるのも忘れずに。空を飛びながら、下に見える口をパクパク開いたプテラノドンの赤ちゃんに向けて、魚をポーンと投げ入れていきます。
 ビューンと山を滑り降り、プテラノドンと共に空を飛べるのは、ダイナノー・パークでしか味わえない体験でした。

 

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 そして、最後のクイズその4は「恐竜時代の終わりに地球へ衝突した小惑星の名前は?」というもの。
 これは、恐竜マニアにしか答えることができません。それなので、私たちは勘だけを頼りにCを選びました。
 すると、見事にCが正解で私たちは、頭を使わなくても、心だけは生まれつきの恐竜マニアでしょうか?

 

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〈クイズ4は、盛男おじいちゃんと芳子おばあちゃんが使われていた休憩小屋にありました〉

 

 そして、ダイナノー・パークの山を下り、無事に山小屋へ着いたらクイズその5。
 そこには、「実際に映画『ジュラシックパーク』で使われた恐竜の鳴き声は現在のある生物の鳴き声を使っている。その、生き物とは何か」というものでした。
 この回答では、「○○が○○をしているところ」という風に答える必要があり、とても悩みました。
 最初にあゆちゃんが実際に音声を流してくれたのですが、その声は、牛にも聞こえれば、カバにも、羊にも、ウサギにも聞こえる、モーというような鳴き声。

 チームのみんなと考えた末、私たちは「カバが求愛しているところ」という回答にたどり着いたのですが、結果は「カメが交尾しているところ」でした。
 これはとても難しかったのですが、もしなのはなで『ジュラシックパーク』の映画を見る機会があったら、この鳴き声がどのシーンで使われていたのか、みんなで当ててみようと思います。

 以上でダイナノー・パークの入社試験は終了です。
 今回のダイナノー・パークのミッションにもあった「1時間50分で帰ってくる」というものは、どうだったのでしょうか。
 結果は……。
 私たちのチームは遅くも6分オーバーの1時間56分でした。時計も持たず、感覚だけで1時間50分で帰ってくるのは難しかったのですが、それでも、盛男おじいちゃんのダイナノー・パークを満喫した午後でした。

 最後には各チームで発掘した化石たちも組み立て、山の中にはトリケラトプスや、パラサウロロフス、ステゴサウルスなどの骨格標本が完成しました。

 

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 そして、お楽しみの結果発表では、見事1点差で私たちりゅうさんチームが1位に輝きました!
 1点差で惜しくも負けてしまったのはさきちゃんチームだったのですが、さきちゃんチームは全6チームある中で唯一、時間制限ぴったりに帰ってきたという優秀なチームで、とてもすごいなと思いました。

 

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〈りゅうさんチームが優勝!〉
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〈クイズの答え合わせも盛り上がりました〉

 

 どのチームも、無事に恐竜に捕食されることもなく、ダイナノー社の入社試験を終えて帰ってきました。

 山小屋の盛男おじいちゃんの山に住んでいる恐竜たち。
 ダイナノー・パークは本日1日限り。だけれど、ひょっとしたら今も静かに、化石がコツンコツン。樹液の中から太古の時代の恐竜のDNAが採取されて、21世紀に恐竜が出現するかも?

 さあ、皆さんいつでも、恐竜が姿を現してもいいように、ダイナノー社で恐竜の研究をしてみては、いかがですか?
 今夜はそんな恐竜たちと共に、なのはな縁日祭りが始まります!

(ななほ)

 

▶縁日へ行く!