8月22日
昨晩の、盆踊りと花火の時間が、幸せな時間でした。
私は浴衣選びのときに仕事に行っていたのでいなかったのですが、チームのみんなが、とても可愛くて素敵な浴衣を選んでいてくれました。チームでお揃いの水色に、白っぽい水玉と花の模様があって、乙女心をくすぐられる浴衣で、着ているだけで気持ちが上がりました。
さやねちゃんが、「みんなでなり切ろうね」と声をかけてくれました。私は練習ができていなくて緊張していたのですが、みんなを楽しませる側になって踊ろうと思いました。踊っているとき、みんなが笑顔で見てくれて、より気持ちが入りました。さくらちゃんとも一緒の輪で踊れたことがとても嬉しかったです。
前半チームの踊りを終えて、次は後半チームの踊りを見ました。まくわうりスムージーと、須原さんの作ってくださったたい焼きをいただきながら盆踊りを見るとは、なんと贅沢なことだろうと思いました。私はたい焼きがとても好きなのですが、昨日食べたたい焼きが、今まで食べたたい焼きの中で一番美味しかったです。
盆踊りの輪の中に、あきこさん、かりんちゃん、りひとくんの姿もあって、とても嬉しい気持ちになりました。たけちゃんも一緒に踊る姿にほっこりと癒やされました。
みんながとても揃っていたので審査が難しいとのことで、お父さんとお母さんが選んだそれぞれのチームの代表者で、もう一度踊りを披露してくれました。お父さんが言うように、動きにねっとりとためがあると、情緒の豊かさを感じました。私も踊るときは、ためを作ることを意識したいです。
私はさやねちゃんに目がハートになってしまいました。普段からの美意識の高さがにじみ出ていて、見ているだけで心が浄化されるようで、私もそんな表情ができるようになりたいと思いました。
最後は、選ばれた上位2チームで決戦です。私が入っている青チームも、決戦に残ることができました。決戦に出る2チームそれぞれで踊りたい曲を選び、『やっとさ節』と『四つ拍子』を踊りました。やっぱり、『四つ拍子』が一番楽しいと思いました。上品な泥臭さが好きです。思い切り踊って、清々しい気持ちになりました。
休憩をはさんで、次はお待ちかねの花火です。あゆちゃん、青チームのみんなで花火をしていて、あゆちゃんの、誰も1人にしない優しさを感じました。印象に残ったのは、線香花火をしたときのことです。
線香花火を1人1本、じゃんけんに勝った人は2本持って、最後まで花火が落ちずに残ったら、願いが叶うというゲームをやりました。少しの振動でも花火が落ちてしまって、意外と難しかったです。あゆちゃんの花火が長く最後まで残りました。
あゆちゃんが、「みんなに良いことがありますようにってお願いしたよ」と話してくれました。じんわりと心があたたまりました。誰かの花火が落ちてしまっても、あゆちゃんが、「あゆがみんなのぶんをお願いしといたから大丈夫だよ」と行ってくれました。
あゆちゃんは本当に、利他心100パーセントで生きているんだと思いました。私もあゆちゃんのように、利他心100パーセントで生きたいです。その願いを2本目の線香花火にこめたら、最後まで残りました。
そしてラストは、お仕事組さんによる打ち上げ花火です。どんな花火大会よりも、お仕事組さんが花火師になってくれるこの花火が、一番好きです。花火に照らされるお仕事組さんたちの表情が、美しかったです。花火師は危険もあると思うのですが、それでも、みんなを楽しませるために動いて、みんなを楽しませることを楽しむ、お仕事組さんの姿に、心を正されました。
昨晩の時間で、たくさんたくさん、心が満たされました。こういう遊びの時間は、なくてもいいようで、なくてはならない、とても大切な時間なのだと思いました。私も、人を楽しませる側、与える側として、今日からも頑張ります。