8月18日のなのはな
朝のうちに野菜の収穫をし、日中は来週末に近づいた“なのはな縁日”の用意。そして夕方からは再び畑へ。そんなサマータイムの日を過ごしました。
縁日の用意では各チーム、屋台の遊びの企画や飾りづくりなどを進めています。明日は会場の山小屋へ、下見や場所づくりに行く予定にしています。きれいな会場を用意してきたいと思います。
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今日の夕方の作業では、昨日に引き続きナスの誘引をしました。
しばらく豆を担当していた私とちかちゃんは昨日から、さきちゃんたちのチームに入ることになりました。さきちゃんが、「ナスの誘引が初めてのチーム作業ですね」と話してくれて、チームメンバーとの出発の作業となりました。
ナスの背丈も、私の肩の高さまで伸びてきていて、横に渡したの支柱に届きそうで届かずに倒れている枝を中心に誘引していきました。横に倒れている枝を起こし誘引していくと、畝の上も畝間もすっきりとして、ナスの株がより元気になっていると感じました。ナスの株を起こしていき、真っ直ぐと立ったナスを見るたびに嬉しくなりました。ナスが真っ直ぐ立つために、どの枝をどちらの方向に誘引したら良いかなと考えている時間も楽しく、きれいに立ったときに喜びを感じました。
この頃の雨や水やりのためか、さきちゃんやももかちゃんが、最近元気がなかったナスの葉の色が緑に変わってきているね、と嬉しそうに話してくれたのも嬉しかったです。
誘引をしていてナスの株に夢中になっていると、涼しい風が吹いてきて、さきちゃんが気持ちいいと言ってくれたり、ちかちゃんが那岐山に大きな雲がかかっているよという声に振り返ると山の上に大きく重そうな灰色の雲が乗っていて、那岐山は雨が降っているかなと話していたり、真上を見上げると筆で描いたように流れる雲と青い空が見えました。自分ひとりでは気づかなかったことも、みんながいて気づかせてくれます。なのはなでみんなといて感じる喜びがここにもありました。
「よし帰ろう」とさきちゃんの声がして、みんなで「はーい」と帰るとき、これまで誘引してきたナスの株が空に向かって真っ直ぐ立っていることを感じて嬉しかったです。
(どれみ)
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今年も大活躍のマクワウリ。毎朝の早朝作業のはじめに全員で収穫をしています。いちばん多いときには、1日で400キロものマクワウリがとれました。今は1回目のピークがおさまり、マクワウリは少しお疲れの様子。でも、もうひと頑張りしてほしい! より長く、たくさんのマクワウリを収穫したい!
そんな気持ちで、今日はマクワウリの追肥をしました。作業の前、おやつにマクワウリを頂いて、もっとたくさん美味しいマクワウリをみんなに届けたいと、力が湧いてきました。
晴れが続いたときに少し水不足になってしまい、疲れ気味だったマクワウリは、最近の雨で、新しいつるが伸びて、良い方向に復活してきています。新しいつるが元気なのを見て、希望が見えてきました。そこにさらに勢いをつけるために、たっぷりめの牛肥を追肥します! 卒業生のりかちゃんと、りゅうさんもいてくれて、心強かったです。
畝全体につるが這っているため、畝の上のつるをどけて追肥するスペースを作る人と、あいたスペースに牛肥をまいていく人とにわかれました。あいたスペースに多めの牛肥をまいて、手で土と混ぜ込みなじませて、たっぷりと栄養をとってくださいなと、心の中でマクワウリに呼びかけました。
その後は、メガツインP56の葉面散布をしました。先日、お父さんが畑を見て、メガツインの散布をすると良いと教えてくださいました。メガツインP56を散布すると、葉が強く元気になります。もうひとつ、ウリハムシ対策に粘着テープを設置しました。黄色い色にウリハムシが寄ってきて、テープにウリハムシが張り付くという仕掛けです。明日の朝、効果を見るのが楽しみです。
マクワウリは、これから水やりの量を今までの倍に増やします。一度は水不足になってしまったけれど、それでも新しくつるを伸ばして良くなろうとする、強くて粘り強いマクワウリを見ていると、元気が出ました。もっと野菜の声を聞いて、私もマクワウリのように粘り強く、野菜を見ていきたいです。マクワウリが元気になることを祈って、今夜は眠ります。
(えつこ)
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これから待っているイベントや勝央金時祭りに向けて、夜の時間を使って、『四つ拍子』の練習をみんなとしました。今年の金時祭りでは、勝央音頭保存会の方たちと踊る盆踊りの曲目の一つにも入っているそうで、まだ踊ったことのない人も集まって、ゆりかちゃんが振り入れをしてくれました。
四つ拍子の振りは、盆踊りの中ではかなりシンプルで、短い動きの繰り返しです。でも、一つひとつの動きを綺麗につくるのは難しいなと感じました。
最初に、みんなで一通り振りを確認してから、今度は実際に円になって曲に合わせて練習をしていきました。
「押してー、引いて―、開いて、ポン。引いて―、開いて、ポン」
みんなと声を出しながら何度も繰り返していくと、だんだん振りが身体に入ってきて、みんなと一体になっていく感じが嬉しかったし、どんどん楽しくなっていったなと思います。
曲で通す中で、ゆりかちゃんが、特に最初の手で捏ね上げる振りを柔らかくする見せることや、後ろを振り返るときは腰をしっかり落とすことを教えてくれて、短い時間の中ではあったけれど、少し細かいところもみんなと揃えていくことができて嬉しかったです。
これから、また本番に向けてみんなといいふうに振りも揃えていけたらいいなと思うし、練習していけるのが楽しみだなと思います。
(えみ)