8月12日
今日は誕生日でした。朝昼夕と誕生日席で食事をいただき、みんなからの優しいコメントをたくさんもらって、嬉しさと恥ずかしさが両方でしたが、ここ数年で一番嬉しい誕生日だったと感じます。なのはなのお父さん・お母さんも2回コメントしてくださり、聞けてよかったと思います。
早朝の作業前から、何人かの子がおめでとう、と声をかけてくれて思わずニコニコしてしまいました。夕食には、手作りのミニプレートを置いてくださり、そこには私が収穫させていただいているブルーベリーがのっていて嬉しいなあと思いました。みんなの優しさと暖かさを、本当にたくさんもらえて、救われる感じがします。
今まで自分の誕生日は、毎年暑くて、また、お盆のど真ん中なので、ここ数年はずっと一人でケーキを買ってつついているか、もしくはずっと仕事をしていたなあ、と思います。どこか寂しい気持ちもありながらも、自分の幸せはこんなものだ、と、心の中では諦めていたような気がします。そうしたら今日、お父さんが、
「ちかは、ずっと独りぼっちで生きてきた子なんだという感じがする」
「なのはなに来て、もう一人じゃないということをわかってほしい」
と言ってくださり、自分の欲しかった言葉はこれだったのかもしれないなあ、と思いました。
鳥は、雨の日には低くしか飛ぶことができないと聞きます。それは大気中の水分が多く、羽根が重くなるから、飛べないのだそうです。しかし空が晴れていると、軽快にスイスイと自由に飛ぶことができるのだそうです。なのはなに来てから、心の中の空が少しずつ晴れていっているような気がしています。そして空を、この世界を身軽に、もっと自由に生きていけるようになりたいなと、また強く思った1日でした。