8月4日のなのはな
野菜が畑で煮え立った……! という状況になってしまう前に。
異常気象による強い日差し。わたしたちも例年にない暑さを感じていますが、畑に植わる夏野菜たちもこの炎天下で、完熟する前に傷んできてしまうものが出てきました。
その対策として、スイカ、マクワウリ、地這いキュウリ、キュウリに寒冷紗をかけて、畑に日陰をつくってあげることにしました。
寒冷紗は黒、銀、白と色があり、色ごとに遮光する度合いが変わってきます。マクワウリは遮光度の低い、白と銀の寒冷紗をかけることにしました。紗を広げてみると、一度に2畝分を覆い隠せる幅があることがわかりました。
まず紗をかける骨格として、畝に5メートルピッチで支柱を立てていきました。支柱は1メートルのもの、1.5メートルのもの、2メートルのものがあり、西側の畝から1メートル、1.5メートル、2メートルと高さを変えて、紗をかけたときに角度がつくようにすることにしました。さやねちゃんが穴開けドリルで穴を開けていき、それを追いかけて竹を打ち込んでいきました。
一通り、支柱が立ったところで、いよいよ寒冷紗を広げていくことにしました。しかし、長さを伸ばしてみると、思っていたよりも短く、1畝の半分にも行き届かないことがわかりました。全面を覆うと思うと、これでは紗の数が圧倒的に足りません。そこでお父さんが、全面を覆おうと思わなくてよく、畑の真ん中を中心にランダムに張っていけばよいと教えてくださいました。
方針を変えて、少しでもマクワウリに日陰ができるように紗を広げる位置を考え直しました。約30メートルある畝。最も長い紗で20メートルほどの長さのものが2枚ありました。その2枚をそれぞれ2畝の中心に持っていき、伸ばしてみると、両端2スパンずつ残して、他の範囲は覆い隠すことができました。しかも紗がさらに陰をつくり、紗で覆われていないところまで日陰ができていて、ほぼ1畝に日陰ができました。
紗を張っているとき、紗の下に入ると、わたしたちも心地よい涼しさを感じました。これだとマクワウリも涼しいだろうと感じました。
20メートルの紗を2枚張るところまで作業は進み、全体を見下ろしてみると、畑の面積の約3分の2は陰がつくられていました。残りもう1枚張れたらいいなと思うのと、石の下畑も残っているので、なるべく早くマクワウリを日差しから守ってあげたいです。
この寒冷紗は取り外し可能にしてあり、必要に応じて、手入れのときや台風がくるときには外そうと思っています。臨機応変に対応して、ベストな時期にベストな状態で収穫できるように、夏野菜を暑さから守っていきたいです。
(るりこ)
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数度にわたって進めてきた、空心菜の畑の草取りが一段落しました。
今朝は草取りと同時に、硫安を追肥しました。
「これで長かった旅も一段落だね」
いつもこの草取りに入ってくれていたももかちゃんが笑顔で話してくれました。作業のメンバーや人数は毎日違うけれど、みんなでバトンをつなぐように草取りができて嬉しかったです。
ですが、はじめに草を取った入口側の畝にはもう新しい草が生えてきています。
それでも、みんなの手があるから大丈夫、一度きれいにできたから次は簡単に取れます。
空心菜の収穫と一緒に、草取りも、これからも続けていきたいです。
(さやね)
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午後には、スイカのシュガームーンが収穫できました。
明日は海水浴の日。海に行く日には間に合わないかな、と話していたシュガームーンスイカなのに、気温のためか、思いの外速く大きくなり、速く熟れていきました。予想外のことではありましたが、スイカ割りにみんなで作ったスイカやマクワウリを使えるとは、嬉しいことです。
明日に海で存分に遊べるように、みんなで協力して作業を進め、一区切りさせることができた1日でした。桃チームもみんな、明日の作業はお休み。みんなで安全に過ごせるよう、そして目一杯楽しめるよう、海へ行ってきたいです。