「机を囲んで」 なつみ

8月4日

 昨日の事になりますが、昨夜は版画教室を図書室で行い、みんなで一つの机を囲んで作業をしたのですが、藤井先生はみんなの作品の篆刻づくり、かにちゃんはまえちゃんが作ったシーサーのデッサン、よしみちゃんとももかちゃんは彫り、わたしは下描きと、みんなが何をしているのか、近くで感じられたり、机を囲んでみんなで藤井先生のお話や、なのはなの話をできる距離感がとても温かくて、嬉しかったなと思います。
 藤井先生がひとり一人の名前の頭文字を篆刻で作ってくださっているのですが、しなこちゃんの詩や、ももちゃんの桃という字は篆刻にすると全く読めなくて、まるで暗号のようでかっこいいなと思いました。わたしは夏の海で夏海なので、藤井先生が夏を彫ってくださったのですが、夏は篆書になっても夏のままで、解りやすいなと思ったのと、藤井先生の篆刻づくりのスピードがものすごく早くて、驚きました。

 わたしは、トレーシングペーパーに作品をうつして、次にカーボン紙を使って版木に写す作業をしていたのですが、版木にやすり掛けをすると、本当にサラサラになって、ずっと触っていたいと思ったのと、カーボン紙は書いて写すためのモノですが、下に敷いてなぞっただけで、そのまま写せることが面白くて感動しました。
 前回、下絵を失って悲しんでいましたが、挽回できそうで良かったです。
 先生の作って下さった立派な篆刻に見合う、いい作品が作れるように頑張ります。

 今日の事は短くなりますが、夕方の作業で、お父さんにさやねちゃんと穴掘り機の使い方を教えて頂いて、穴掘りした時間がとても夢中になって楽しかったです。
 エンジン物は音が大きくて少し怖いですが、るりこちゃんたちが、テンポよくかけやで打てていけている様子を見ると、自分まで嬉しい気持ちになりました。
 途中で配膳で抜けてしまって、とても残念でしたが、3人で中畑の寒冷紗を掛けてくれたみたいで、石の下も、綺麗にできたらいいなと思います。

 今日も1日、ありがとうございました。
 明日の海はとても楽しみで、わたしは水の中でいろいろな動きをして遊びたいのと、魚が見たいのと、スイカ割も楽しみです。
 安全を一番に考えて、過ごしたいと思います。
 おやすみなさい。