8月2日
●真っ直ぐに、がむしゃらに
さきちゃんのお誕生日でした。
わたしは、さきちゃんと歳が1つ違いなのですが、さきちゃんが1つ歳をとったことが、まるで自分のことのようにどきどきして、弾むような気持ちになりました。
少し照れくさそうにはにかむさきちゃんの笑顔も、うれしかったです。
さきちゃんの姿を思い浮かべたとき、いつもその姿にあこがれや尊敬を感じます。
畑のリーダーをしているさきちゃんも、コーラスを歌っているさきちゃんも、役者を演じているさきちゃんも、どんなさきちゃんも、いきいきしていて、格好良いです。
さきちゃんは、その役割に対していつも情熱を持っていて、「誰よりも、その道を追求したい」「みんなの役に立ちたい」という高いプランをいつも持っているから、こんなにも格好良いんだろうなあと思います。
普段の生活の中でも、さきちゃんがはっきり真っ直ぐに言葉を伝えてくれたり、いつも「みんなのさきちゃん」で居てくれます。
みんなもさきちゃんの存在に助けられているし、さきちゃんもそのことを感じとってくれているのがわかる。さきちゃんが家族だなあと思えて、本当に、さきちゃんが居てくれることがうれしいです。
さきちゃんの姿から、今、わたし自身に足りないものを身につけていくための答えが表されていると感じます。物事が出来ても出来なくても、真っ直ぐにがむしゃらに向かい続けること。何事にも高いプランを描き続けて、楽しさや熱意を見つけていくこと。
さきちゃんのようになれるように、わたしも成長していきたいと感じました。
さきちゃん、お誕生日おめでとうございます。
●楽しませる側の生き方
昨日は『なつまつり作東』に出演させていただきました。
想像はしていたはずなのに、会場のお客さんの数には、かなり圧倒されてしまいました。ステージ裏に居ても、たくさんのお客さんの歓声や熱気を感じました。
もうすぐ出番も近づいていて、だんだん、身体がカチッと固くなって、顔もこわばってきそう……と、いうところで、お父さんお母さんが来てくださって、声を掛けてくださいました。
「みんな、笑顔でね」「しっかり気持ちを出していこうね」
お父さんお母さんが期待してくださって、笑ってくださって、みんなと「はいっ」と返事をした瞬間、ちゃんと「なのはなのパフォーマー」のスイッチのままで居られたと思います。
ステージに立ってからは、ほどよい緊張感で、思いきり楽しんで、踊りきることができました。観客席の1番前では、岡本さんや、あゆみちゃんが笑顔で見てくださっているのがはっきりとわかりました。
見てくださって、受け取ってくださるひとがいるから「パフォーマー」で居られることの喜びも味わわせてもらえると感じました。
その想像や世界観を膨らませて、そのひとをどう思わせて、どうさせるのか、形にしていく。自分が自分じゃないものとして、大きな何かを握っているようで、何倍も楽しくて、生きているという感じがします。
お父さんが、
「世の中には、楽しませる側と楽しませてもらう側があって、それならば、僕はずっと『楽しませる側』に居たい」
と話してくださいました。
わたしも、なのはなのみんなとだからできる「楽しませる側の生き方」を、思いきり味わいたいです。