7月16日(日)「水面きらめく朝、空芯菜の摘心と初収穫! & 伝わる強さのある表現を ――諾神社フラダンスショー リハーサル」

7月16日のなのはな

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 なのはなファミリーで作っている野菜のバリエーションのなかでは少しだけ新顔だけれど、とても丈夫な空芯菜。手間がかからず、水分があれば次々と脇芽が伸び、秋口まで収量が伸び続け、重宝します。暑い夏に青野菜の葉ものが食卓に上がるのは、とても新鮮です。一夏の間、育てて以来、なのはなの夏野菜には欠かせない、主力野菜の1つになりました。

 

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 空心菜はとにかく水を好む野菜なので、元田んぼだった畑を空心菜畑として、水入れがしやすい環境で育てています。
 6月半ばに植え付けをしてから、約20日。草丈が30センチほどになり、摘芯をする時期になりました。空心菜は草丈が30センチほどの高さになったら、株元から3~5節残して、主茎の先端を摘芯します。主茎を摘芯することで、次々と脇芽が出るようになり、収穫量を増やすことができるからです。もちろん摘芯したものは調理して頂くことができるので、摘芯という名の初収穫のようなものでもありました。

 

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 7時半の時点ですでに太陽が眩しいほどに晴れた早朝。空心菜畑には水が溜まり、太陽の光を反射してきらきらしていました。その中に足を入れると、長靴ではありますが、水の冷たさが伝わってくるようでもありました。

 

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 一株一株、主茎を摘芯していきました。収穫用ハサミで茎元をカットしてみると、空心菜の名の通り、茎の中は空洞になっています。まだ葉も茎も柔らかく、幼さの残る新鮮さとみずみずしさがありました。ひたすらポキポキとカットしていくのが面白く、夢中になっているうちに、気がつけば収穫カゴは山盛りに。総量を出してみると、約13キロもの空心菜が収穫できました。早速、台所で調理をしてくれて、採れたての空心菜を一品でみんなと美味しくいただきました。

 

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 摘芯をしたことで、これからは脇芽に栄養が行き、続々と伸び出してくると思います。そうなると本格的な収穫となり、畑は一面が緑の海のようになって、空心菜で埋め尽くされます。空心菜は本当に強いです。
 脇芽をポキポキとカットする収穫は楽しくて、みんなからの人気も高いのも一押しです。この夏も葉もの野菜の空心菜が大活躍すると嬉しいです。

(るりこ)

 

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〈うなぎ取り畑で育てているバターナッツかぼちゃの実も、大きくなってきました〉
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〈桃畑では、「白鳳」「紅清水」「勘助白桃」の収穫を行ないました!〉

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 プチ・サマーモードの日中の時間は、主に室内で過ごしました。今日から楽器練習が始まり、新しく楽器を持つ子も含め、それぞれのパートに分かれて楽器の使い方や基礎練習などを進められて嬉しかったです。

 トランペットパートでは、新しく3人が入ってくれることになり、今日は主にトランペットの基本的な使い方や手入れの仕方などを伝えたり、トランペットから音を出せるように練習をしました。最初に、のんちゃんが、トランペットの手入れの仕方を一通り教えてくれて、新しく入ってくれた人だけではなく、自分たちも改めてトランペットの基本的なことを再認識できた時間でした。

 

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 すにたちゃんはトランペットを吹くのが初めてで、まず最初はマウスピースだけで音を出せるようになるために一緒に練習をしたのですが、やはりトランペットを吹くのは難しく、すにたちゃんも最初はどうしても音が出ませんでした。自分もなのはなに来て初めてトランペットを吹くことになったとき、最初は全然音が出せず、かなり苦戦したのですが、どうしたら吹けるようになるか、たくさん教えてもらったことを思い出しました。そのときに教えてもらったことをすにたちゃんにも伝えると、少しコツが掴めてきたようで、少しだけ音が出たときは、自分もすごく嬉しかったなあと思います。

 

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〈各部屋に分かれて、トロンボーンやサックス、クラリネット、フルート、打楽器、ベースギターなどの練習もしました〉

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 また、お父さんもマウスピースを吹く時の唇の使い方などを詳しく教えてくれました。そのとき自分も一緒にお父さんのお話を聞かせていただいたのですが、自分では上手く伝えられなかった、吹く時の唇の形や唇をどうふるわせて音を出すかなど、お父さんが分かりやすく丁寧に教えてくれて、すにたちゃんと一緒に私も聞かせていただけて、とても勉強になってありがたかったです。

 お父さんからのアドバイスのおかげで、約1時間の楽器練習が終わる頃には、すにたちゃんもトランペットでドやレの音が出せるようになっていて、本当にすごいなあと思いました。

 

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 新しいメンバーも加わり、ウィンターコンサートに向かってこれから楽器練習をしていけることに、とてもワクワクします。トランペットパートでも、みんなで力を合わせて、たくさん練習していきたいです。

(よしみ)

 

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 来週末22日に出演する「諾神社 夏越祭」に向けて、リハーサルをしました。
 新曲を含む、およそ30分間の今回の演目。少しどきどきする気持ちで、夜8時からのリハーサルに向かいました。

 1曲目は、新曲の『ウリリ』という曲です。
「メリケンキアシサギ」という渡り鳥をイメージしたこの曲は、腰の動きが特徴的なタヒチアンダンス曲です。手作りの、腰の動きを強調するような銀色や黒のトーンの衣裳は、新しさやボリューム感があって、とてもすてきだなと思います。

 

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 ダンスメンバーでは、「奇想天外」というテーマで練習をしてきました。鳥たちの、人には予想のつかない動きの移り変わり。鳥たちの野性味のある喜びや楽しさ。
表情や動きで、その景色を伝えられたらいいなと思います。

 2曲目も新曲が続きます。『カアナアレ』という曲で、『ハナミズキ』をハワイ語で歌った曲です。
 なのはなのお母さんが大好きな『ハナミズキ』の曲。そのフラダンスが、わたしたちにとって、これからとても大切な曲へと育っていくのだろうなと感じられて、その一歩目を、この諾神社の演奏で踏み出すような気持ちになります。

 

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 その後も、新曲『オ・ヴァイ』を含む全7曲を演奏します。
 曲調や、衣裳の色味。1曲ずつ、それぞれに異なっていて、色鮮やかな、魅力的な曲目だなと思いました。
 衣裳の着替えや控え場所の空気も、みんなで一つの演奏をつくりあげるという気持ちでまとまっているように感じて、その集中した澄んだ空気が、心地よくて、嬉しかったです。

 

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 演奏を見たお父さんとお母さんが、1週間後の本番に向けて、話してくれました。
 フラダンスのような柔らかい動きであっても、その中で「とめ」をつくること。強く気持ちを飛ばしたとき、それがとめになる。とめがないということは、気持ちが定まっていないということ。気持ちを強く飛ばせていないということ。「ここを見て」という気持ちが強くあれば、その瞬間がとめになる。

 伝えたい気持ちの強さ、確かさが、とめになるのだと思いました。きれい、だけじゃなくて、見てくれる人に伝わる強さのある表現を、みんなとつくっていきたいと思いました。

 

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 その曲の気持ちになりきって踊ること。自分じゃなくて、その曲を伝える一部になって表現することが、自分をつくることになる。そうやって、自分をつくり、気持ちの豊かさや鋭さを育てていく。
 見てくれる人たちがいる中でみんなと演技をすることが、自分たちを育てていくのに大切な場であることを、ステージの度に実感します。今回のステージをつくる過程の中でも、気持ちの強さや鋭さを育てるという意識を持って、より研ぎ澄まされたステージをつくっていきたい。そして研ぎ澄まされたステージをつくる喜びを、みんなと感じていきたいと思いました。

 

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 本番まで、1週間。
 その過程を全身で感じて楽しみながら、みんなと向かっていきたいです。

(ゆず)